これは呉で起きたとある事件だった
一刀「おらああああ!雪蓮!安土ツインズ!」
一刀が乱暴に扉を開けると部屋には一人の女性と二人の少女がいた
女性は一刀がよく知る孫呉の王、雪蓮。そして少女たちは一刀と同じ世界から来た安土桃と安土山である。
雪蓮「あら、一刀どうしたの、わざわざ呉まで来て?」
一刀「どうしたもこうしたもこれを見ろ!」
一刀が手に出したのは一冊の本だった
山「あ・・それ新作の『マギ使い一刀君』じゃない・・確か最終チェックのために北郷君に送ったんだよね」
桃「たしか、マギっていう魔獣を操るテイマー物語だったはず」
山「それがどうしたの北郷君?」
一刀「誤植だよ誤植!この漫画の内容がとんでもなく間違えだらけなんだよ」
雪蓮「え~、どこが?」
一刀「まず、一ページからだ」
山「いきなりかよ!」
一刀「『俺はマギ使い一刀だ!』ってセリフが!」
俺はマゾ使い一刀だ!
一刀「なんだよマゾ使いって!俺は変態を操るのかよ!」
山「あ・・・本当だ。鞭を持っているから翻訳の人が間違えたのかな?」
桃「仕方ないね、じゃあ魔獣じゃなくて人に描き直そうか」
一刀「文字を変えろ!」
一刀「まだあるぞ!」
雪蓮「どれどれ?」
一刀「『弱音を吐くんじゃねえ!』ってかっこいいセリフが」
パンツを穿くんじゃねええ!
一刀「なんだよ!俺はどこぞの変態か?!」
雪蓮「何を今さら言っているのよ(笑)ww」
一刀「笑いじゃねえって!他にもあるよ」
山「まだあるの?」
一刀「今度は効果音だ!一刀が瞬間移動で消える効果音が・・」
種馬ッ!
一刀「カタカナで書いてくれ!!」
桃「あ、本当ですね音だけでこの漢字に直したのかもしれません」
一刀「しかも走る効果音まで『種馬馬馬馬馬ッ!』ってなっているんだぞ!頼むよ!・・そして最後のページ!」
山「え~どんだけ間違えているんだよ」
一刀「仲間を勧誘する時のセリフ!『共に行こう』ってセリフが!」
閨に行こう
一刀「どうしてこんなセリフになるんだよ!」
桃「たぶん、北郷君の性格を考えたからじゃないかな?」
一刀「・・・ところでこの本を俺に送る前にだれかに見てもらったか」
山「うん、冥琳に」
一刀「メーリーン!!!!!!!!!!」
結局、『マギ使い一刀君』は二巻で完結となりました
終われ!
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