真・恋姫無双 呉√転生 ~天命に抗いし御使い~
少年は、ただ前を向き歩く。
既に物言わぬ塊を踏み締め、ただ只管に。
尊き命を―――愛しき人を守るために。
王は、ただ駆け抜ける。
矢が飛び交い、狂気が犇く大地を、ただ只管に。
尊き理想を―――叶わぬ夢を叶えるために。
女は、ただ思考する。
自らの言の葉に万の命を背負い、ただ只管に。
尊き想いを―――望む未来を守るために。
三つの魂が輪廻する新たなる外史。
予定調和という名の運命を乱す、数多の矛盾。
占い師ですら予想し得ぬ未来。
その先に待つのは誰もが望む理想郷か。
―――或いは、誰もが望まぬ闇夜か。
存在し得ない存在までをも巻き込み、再び外史は廻り始める。
お久しぶりです。大樹來です。
長々と更新停滞してしまい、申し訳ありませんでした。
言い訳をさせていただきますと、以前言っていた執筆のムラが悪い方に出てしまい、どうにも筆が進まず困り果てていたところに件の震災。
被災により亡くなってしまった方々に御冥福を祈りながらも、被災地というわけでありませんが、地元のスーパーで働いている私も自分のことで一杯一杯になってしまいました。
さて、話は変わりまして、今回はかなり大幅に予定を変更してのプロローグ的なものとなります。
一刀や雪蓮達のお話を期待して下さった方々には大変申し訳ないと思いつつも、今回の投稿をさせていただきました。
こちらの方も、合間を見て少しずつ書き上げていくつもりです。どうか、ご了承下さい。
少年、王、女、過去二作品をご覧になって下さった方ならわかると思いますが、主役はこの三人となります。
タイトルからも勘の良い方は大まかな流れを察してしまうかもしれませんね。
以降の投稿方針としましては、短くとも中身のある文を書く、というのを方針に、皆様のご期待に誠心誠意応えていきたいと思っています。
未熟者ではありますが、末永く見守っていただけると幸いです。
それでは今回はこの辺りでお暇させていただきます。
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予定を大幅に変更しての投稿です。期待して下さった皆様には本当に申し訳ない…。
言い訳は後書きにて。