No.212211

真・恋姫無双 黒衣の剣士 第一幕 玖

銀獅子さん

真・恋姫無双 黒衣の剣士 第一幕の続きです。
注)以下の内容が苦手または嫌悪感を覚える方は読まれないことを推奨いたします。
*主人公がチート
*氣などの表現がでる作品
*主人公が一刀以外

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2011-04-17 23:16:07 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:1540   閲覧ユーザー数:1427

                  真・恋姫†無双~黒衣の剣士~

                        

                       第一幕

                        

                    玖 ~子龍対黒龍~

 

公孫賛「久しぶりだな。桃香」

 

桃香「白蓮ちゃん!久しぶり~♪」

 

懐かしき友との再会。桃香さんも公孫賛さんも嬉しそうだ。

 

公孫賛「えっと、桃香、その後ろにいる人たちは?」

 

桃香「えっと、紹介するね。私たちのご主人様で、天の御使い様の」

 

亮「藤崎亮です。」

 

愛紗「桃香様の忠臣にして義妹の関羽と申します。」

 

鈴々「鈴々は鈴々なのだ~♪」

 

愛里「彼女は義姉の張飛です。私は関平と申します。」

 

朱里「はわわ~私は諸葛亮と申しまちゅ(///)」

 

朱里ちゃんは噛んでいた・・・。

 

雛里「鳳統でしゅ。」

 

雛里ちゃんは恥ずかしそうに被っている帽子で顔を隠していた。

 

桃香「それでね、白蓮ちゃん!私たちを白蓮ちゃんのところで戦わせてほしいの!!」

 

公孫賛「あぁ門番から聞いているよ。」

 

さっき、門番さんに尋ねて来たときに理由を聞かれた。その時僕たちは「仕官させてもらいにきた。」と伝えていたのだ。

 

しかし、公孫賛さんは難しそうな顔をしていた。

 

公孫賛「といってもな、すぐ知り合いだから採用というわけにはいかないんだ。兵たちの手前もあるしな。」

 

公孫賛さんの言いたいことは分かる。確かにいかに知り合いといえどさすがにすぐ採用というわけにはいかないか。

 

桃香「やっぱりだめかな?」

 

公孫賛「いや、だめとはいってないだろ?そうだな・・・桃香の実力は知っているから、他の人たちの実力をみせてほしいんだが、いいか?」

 

愛紗「私は構いません。」

 

鈴々「鈴々も構わないのだ~♪」

 

実力を見せると言う事に反対する人はいなかった。

 

といっても、公孫賛さんのところって有名な将はいなかった気が・・・。

 

公孫賛「うちには一騎当千の将はいない。10人くらいを同時に相手にして」

 

バンッ!

 

公孫賛さんが喋っていると後ろの扉が勢いよく開いた。

 

??「あいや、待たれい!!」

 

扉から現れた女性は古風な喋りと共に謁見の間に入ってきた。

公孫賛「星!?」

 

星?「白蓮殿、一騎当千の将がいないというのは聞き捨てなりませんな。」

 

星と呼ばれた女性は若干切れ気味に公孫賛さんに講義していた。

 

公孫賛「といっても星は客将じゃないか。」

 

星?「客将とはいえ、今は白蓮殿の将ですぞ?そのお役目は私にお任せを。」

 

この女性、できるな・・・。

 

武人は強くなればなるほど強い人間というものがわかる。

 

それはお互いの気や雰囲気などから察することができる。

 

愛紗「おぬしは?」

 

星?「ふむ、申し送れた。私は超雲、字を子龍という。」

 

超雲子龍!?

 

超雲というと愛紗さんや鈴々ちゃんたちと共に五虎将と呼ばれるあの・・・

 

ということは実力を見てもらう相手としては

 

亮「相手として申し分なさそうだ。」

 

超雲「ほう、お主・・・できるな。」

 

武人の性というものだろうか、僕にも闘志と言うものがあったのだと実感した瞬間だった。

僕たちは公孫賛さんに案内され練兵場に来ていた。

 

超雲「さて、どなたから来られるか?」

 

愛紗「まずは、わた「いや、最初は僕が行くよ」ご、ご主人様!?」

 

亮「いいだろ?超雲さん。」

 

超雲「構いませんぞ?」

 

公孫賛「最初は藤崎でいいんだな。」

 

全員がうなずく。

 

現状、気を探ってみた限りでは超雲さんはおそらく愛紗さんと同レベルの武だろう。

 

そして、向かい合い僕は紫電を構えた。

ガキィィン! キンッ! キンッ! キンッ! キンッ! ガキィィィン!!

 

刃と刃がぶつかり合う音が響きわたる。

 

亮「普通に斬りあったらやっぱり刀が振りなのかな?」

 

星「どうでしょうな、武器は使い手によって変わるものですからな。」

 

ならちょっと試してみるかな・・・。

 

打ち合いながらも意識を集中させる。

 

ソレを見ることができる人がこの場にいたらおそらく僕の体からモヤモヤが出て紫電にそのモヤモヤが刀にまとわりついているように見えるだろう。

 

亮「これで少しは紫電が頑丈になったかなっと」

 

そして紅蓮も抜き放つ。もちろん紅蓮にも気を纏わせて。

 

亮「破ぁ!!」

 

紅蓮を振るうと剣風が巻き起こり超雲さんの体を吹き飛ばした。

 

超雲「うっ、お主・・・な・・・なかなかやります・・・な」

 

そこで超雲さんの意識は途絶えた。

愛紗「今のは・・・一体?」

 

桃香「何が起きたの?」

 

公孫賛「星!!大丈夫か!?」

 

公孫賛さんがあわてて超雲さんのところに駆け寄り、抱き起こす。

 

亮「大丈夫ですよ。ちょっと気を失っているだけです。」

 

僕も刀に気を纏わせて戦うのは初めてだったから加減をできた自信はなかったけどなんとなく超雲さんなら大丈夫だろうという確信がもてていた。

 

鈴々「飛ばされる時に一瞬防御してたから心配は無いと思うのだ♪」

 

愛紗「鈴々にはあれが見えていたと言うのか?」

 

愛里「お兄様は刀から空気の刃のような物を出していました。」

 

あれが見えるっていうことは愛里ちゃんは気を使う才能がありそうだな。

 

超雲さんが気絶したことにより試験は中止となって、僕たちは再び謁見の間に戻った。

公孫賛「結論から言おう、桃香たちにはぜひうちの客将として働いてもらいたいと思う。」

 

愛紗さんたちの試験は中止となったが、公孫賛さんとしては僕の実力が見れたからいいということだった。

 

桃香「ありがと♪白蓮ちゃん、これからよろしくね♪」

 

桃香さんと公孫賛さんが握手を交わし、初日はお開きとなった。

------------------------------------あとがき-----------------------------------

え~第八話お送りしました。いかがでしたか?

 

正直戦闘シーンを書くのが苦手な主であります。

 

それに白蓮と星の話し方が以外に難しく、なかなかうまく書けませんでした。

 

でも一応どうにか形にはなりましたので、アップさせていただきます。

 

次回からはおそらく、おそらく黄布編に入ろうかなと思っております。

 

では次回もお楽しみに!!


 
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