TINAMI内の流行に乗って恋姫短編をチマチマ上げたり上げなかったり牙無しです。
今回ふと思い立って真・恋姫蜀編でシリーズものを書こうと思います。
一念発起、といえば聞こえはいいでしょうが、気まぐれです。
どこまで息が続くかどうかわかりませんが、のんびりお付き合いいただければ幸いです。
※諸注意※
・牙無しは三国志の「正史」および「演義」を読んだことがありません。
資料として手元に
『いまさら聞けない三国志の大疑問(青春出版)』中古300円
『面白いほどよくわかる三国志(日本文芸社)』中古700円
を買ったのみです。あとゲーム三國無双の3・4。
古代中国文化にも暗く、ネットなどでその都度情報収集していきますが、解釈が随所間違うこともあるかもしれません。それとなく教えていただけると嬉しいです。
・基本的に、真・恋姫の蜀編をそのままなぞる様に話を進めていきます。
他の作家さんのようにオリジナル展開には恐らくなりません。二次創作万歳。
展開を追っていくというより、要所々々のシーンを描いていくような形になるかと思いますので、原作をプレイしていない人には不親切な設計になっています。あしからず。
・主人公、北郷一刀のキャラを弄ります。
スルースキル完備、鈍感設定を無くして、種馬属性大幅カット。これだけで最早別キャラ臭くなってしまう……。さすが種馬王。恐ろしい子。
武力強化はしませんが、精神的な面が食わせ者なキャラクターになっています。
あとあまり女の子とイチャラブできなそうな仕様になっています。誰得? 俺得。
詳細は次のページに纏めました。長い上に硬い文章になってしまいました。
「考えずに行動して結果を被るのが俺だけだったらここまで考えないけど。他の人に迷惑かけるわけにはいかないだろうから」
「戦いって概念だけでやってたら必ず負けるよ?」
「誇りも重要かもしれないけど、今は一杯のお茶碗が大切だと思う」
「今の状況。……わかっていないというなら、俺たちは帰らせてもらうけど?」
「俺たちの理想だって所詮は私欲だし、ついでに言えば偽善だ。けどその程度の偽善すら貫けない世界に、俺は価値を見出せないよ」
*****
北郷一刀(ホンゴウ カズト)
年齢(物語当初):17歳(聖フランチェスカ学園2年)
髪/瞳:メンズミディアムで毛先がやや跳ねっ毛/赤銅色(少し赤みがかった焦げ茶色)
容姿:第2ボタンまで開襟の白ラン(ぽりえすてーる)・紺のスラックス・黒のシャツ
曲がり角を曲がったらそこは外史だった青年。
パラレルワールドな超展開に「世に生を得る事を為すにあり」「体を捨て、待を捨て去れば、心は自在になる」で乗っかったある意味大物。
もともと平和な世界の住人であるため、乱世の時代にあっては胡散臭いほどに善人で、温厚。身内には甘い面もあり、兄・父の立場になることも少なくない。
基本的には文化も常識も異なる世界にやってきた自覚があるせいか、自発的な意見を述べることは少ない。あくまで他者の意見に賛成か反対かぐらいに留めているが、単に流されているわけでもなく、ときに笑顔で自分の主張を押し切ろうとすることもある。
『ご主人様』などの持ち上げた呼ばれ方はあまり好きではない。求心力として、便宜上公的な場面ではそのほうが都合がいいと割り切り振舞ったりするが、内心どこまでも神輿であり、蜀の主君は劉備(桃香)だと思っている。
突出した有能人材が点在する蜀軍において、軍議では飛び交う意見の統括を主とする議長、戦局では全体を見通して軍師の判断に決定を添える参謀的な役割を担う。もともと人となりを捉えるセンスは高く、適材適所に人を使うことができる。
理想家である反面リアリストな要素も強く持っている。桃香の理想とする世の中を創るという目的に恭順しているが、誇りよりかは利を優先する傾向にあり、現状を見据た現実的で着実な思考をする。また計算高く、打算的な一面もあり、交渉の場では相手に引き込まれない狡猾さと図太さも持っている。殺伐とした局面で割と暢気に振舞ったりと人を食ったような顔も見せる。
武術に関しては剣道を嗜んではいたものの、実践的ではなく専ら文官寄り。というか君主補佐といったところ。
国や仲間を大切にするが、殊自分のことになると杜撰になりがち。異世界人として、正史を知る者として、外史という世界の中で浮いた存在である感覚を払拭しきれず、笑顔で一線引いた面がある。
*****
簡潔に纏めると「温厚で暢気、慈悲深い面と図太く打算的な面とを併せ持つダブルスタンダードな青年」です。長い。あと蜀の保護者兼交渉人。身内には甘いですが、外には厳しいというか容赦ない面があります。何を考えているのかわからないようで、頭の回転は悪くない厄介な人です。
武力強化は一切しません。が、精神的にかなり俺得仕様です。
未来人(異世界人)として外史の中でストレンジャーな感覚が常に付き纏っているので、好意には気づいても一線を越えようとしません(多分ここが一番誰キャラ化した部分)。仲間と接する中で、そこらへんの心の動きを描いていけたらなーと思います。唯一のオリジナルな部分かもしれん。
全体的に真・恋姫蜀の『共通ルート』の一刀を更に良化(クセモノ化)したつもりです。一刀は拠点と共通で最早別キャラだと思う。
ということで、のんびり書いていこうと思います。
自分の中の妄想を吐き出すだけの俺得な物語になることは、事前に謝罪させていただきます。
更新も遅々とすると思いますが、これも一つの外史として、思い出した頃にふらっと読んでもらえたらいいなぁ。
それでは。
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