いつものように不毛な事で時間を潰して
無駄な事ばかりが嵩んで、もうどうしようもなくなる
自分の首を絞めるとはこの事だ
全ての事柄を同時に進行させるなんて不可能だし
でも、手を付けようにもどれから始めていいか分からない
ただその場で足踏みをしているだけ
まるで自らの尾を食むウロボロスのように
そうやって、いつしか体は無くなって
遂には頭しか見当たらない
限界が見え、ようやく物を書く気になろうとも
既に手もなく始まらない
いや、悲観するのはまだ早い
まだ口があるじゃないか
残る目で世界を見て、それを今日から語ればいい
そうして沸いた、新たな希望
しかし前に進めなる筈もなく
当然だ、足など疾うの昔に食んでいる
僕はその場を動けない
もう足踏みすら出来ない今と、昔を比べたらどちらがより良いか?
答えは未だに見つからない
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尾を食む蛇の如く、破滅へ向かおう