No.206062

無双強靭究極王 第3話

BLACKさん

この物語は『真・恋姫†無双』のキャラを使っただけのオリジナル作品。言うなればスター・システムの作品です。
また内容は色々なロボットアニメを参考にしているため似たような展開があることをご了承下さい。
また、本作品のみのオリジナルキャラもいることをご了承下さい。

2011-03-11 09:28:42 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:782   閲覧ユーザー数:746

オープニング

 

 

 

 

 

 

大学の中庭で寝転び、空を眺める一刀。

 

その一刀の上を飛ぶ、強王、Q王、クー王。

 

一刀の側に近づき、寝転ぶ一刀に手を差し伸べる桃香。

 

一刀は手で顔を隠す。

 

格納庫にいる初老の男と胸を揺らす真桜。

 

司令室らしき場所で座り、椅子を回して振り向く中年の男。

 

暗闇の中、月光でわずかに光って映る謎の人型ロボット1機と三人の少女。

 

空を飛ぶ強王に乗る一刀とクー王に乗る華琳とQ王に乗る亜莎が映る。

 

一刀は横にあるレバーを思いっきり引く。

 

3機は合体し、究極王へとなる。

 

宇宙空間が映し出され、そこに三人の敵幹部と敵のボスが立体映像のように映し出される。

 

究極王が宇宙へと飛んで行き、立体映像の人物達に突っ込んでいくと立体映像が消え、人型ロボットが1機現れ、究極王と拳を合わせるも、究極王が勝ち、究極王はさらに上昇する。

 

究極王は背中から刀を出し、その刀を手に持ち、画面に向かって斬りかかる。

 

画面が切り替わり、大学の入り口で並ぶ私服の一刀とパイロットスーツ姿の華琳とパイロットスーツ姿の亜莎。

 

その三人の下の桃香を初めとする大学の生徒や先生が来る。

 

そして全員がジャンプし、その後ろにはジャンプする究極王があった。

 

 

 

第3話  大学は秘密基地!? 

 

 

ある日の事であった。

 

「……」

 

授業に出て、先生の話を聞く一刀。

しかし話ばかりで退屈な状態になっていた。

そんな時であった。

外から工事の音が聞こえてきたのだ。

 

「うん?」

「こんな時でも工事ですか…まったくいくら理事長の許可をもらっているとはいえ…少しはこちらの事を考えて欲しいですね」

 

授業をしていた先生は少しご立腹のようだった。

 

「そんなに怒らなくて良いじゃないですか。一応は、地球のためなんだし…」

 

一刀が意見を言う。

実はその工事というのはQ王、強王、クー王の3機をしまえる移動式格納庫と非常時の秘密基地を作るためのものであった。

その工事の言いだしっぺは華琳であった。

華琳は少し前にあったデッドバーナーとの戦いの後にまずは亜莎と相談したのだ。

 

「今日みたいに三人がバラバラの時は困りましたね」

「そうね…。お父様に相談してみるしかないわね」

 

華琳はそう言って、弘嵩と斬馬と真桜と相談した結果、弘嵩は三人が一番一緒に居る可能性の高い大学に拠点を作ることに決め、

大学の理事長に説明をし、許可を貰って曹達財閥お抱えの工事人達を使って工事をしているのだ。

一刀が先生をなだめていると…。

 

「どちらかというとあなたのためでしょ!」

 

そこに意見を言ってきたのは長い黒髪を後ろで結んでいる少女であった。

 

「なんだ、愛紗か」

 

彼女の名は関崎愛羽(かんさき あいは)。あだ名が愛紗である。

愛紗は中学、高校も一刀、桃香、華琳と一緒であり、よくクラスの副委員長になっていた。

そのためバリバリの真面目人間であった。

 

「何だでは無いです! あなたのせいで授業に遅れが……」

「あのな、俺のせいと言うより華琳が言い出したんだろ…」

「華琳がこんなことを言い出したのはあなたのせいだって華琳から聞いてますよ! 特訓をサボってると……」

「サボってるというか、一切行ってないだけだ」

「それがサボりだ!」

 

愛紗が一刀にすごく怒る。

 

「あの関崎さん…」

 

愛紗が先生に言われる。

 

「あ、すみません…」

 

愛紗は状況が分かり、縮こまる。

 

(怒られちまったな)

(後でもっと怒りますよ)

(勘弁してくれ)

 

 

ガベージャー帝国要塞

 

 

「それでお前の作っているロボットはまだ出来んのか?」

 

フレーが皇帝がダクリに尋ねる。

 

「あと数日で完成します」

「一つのロボットを作るのにそんなに掛かるのか?」

 

サガが皮肉るようにダクリに言った。

 

「あのね、誰も1機しか作ってないなんて言ってないわよ」

「何?」

「あのロボット…究極王ね。あのロボットは3機合体してできるロボットよ」

「それがなにか?」

「あんた達ね。あの究極王になられたら厄介だけど、要は合体させなければ良い話よ」

「…そういうことですか」

「そう。だったらこちらも3機作って出しておけば、あちらの合体を封じる事が出来るという事よ」

「そして弱いままの3機をなぶり殺しか…、それはそれで面白そうだな」

「そういうことだ。二人とも理解したか?」

「ええ」

「仕方ないな」

「ダクリ、作業を続けろ」

「はい」

 

ダクリはそう言ってその場を去っていった。

 

 

それから数日が経った。

ようやく大学での工事が終わった。

かなりの人数で深夜にも関わらず作業をしていたため、格納庫の工事は予定よりも早く終わったのだ。

 

「やっと終わったな…」

「そうね」

「でも見た目は変わらないですね」

 

一刀と華琳と亜莎が工事を終えた大学を見るが、特に見た目に変化はなかった。

 

「格納庫というより、秘密基地にしたのよ。秘密基地なのに秘密じゃないのはおかしいでしょ」

「そうですね…」

「でも中身はどう変わったんだ?」

 

実はまだ一刀と亜莎はどう変わったのかは聞かされていない。

 

「それは……」

 

華琳が変わった部分を言おうとしたが、大学内に聞いた事のない警報音が鳴り響いた。

 

「この警報音…」

「聞いたことありませんね」

「この警報音は敵襲の音よ!」

「何!?」

『生徒諸君に先生方、授業に入ろうとしているところ、失礼する!』

 

すると大学の理事長が映し出されたモニターが大学に現れる。

 

『三人とも、大学に居るならすぐに出撃してくれ!』

「という事よ」

「行きましょう」

「それはいいが、どこから入ればいいんだ?」

「一刀はプールの1番の飛び込み台、私はグラウンド、亜莎は中庭にある一番大きな木を押しなさい!」

「分かった」

 

三人はそれぞれの場所へと走っていった。<pf?

 

 

 

一刀は大学内にあったプールにまでたどり着き、1番と書かれた飛び込み台を押す。

すると飛び込み台が突然下へと引っ込んだ。

 

「これに乗っていけか。おもしれえ」

 

一刀は飛び込み台に乗る。すると飛び込み台は少し速いスピードで下へと降りていった。

 

 

 

 

 

 

亜莎は中庭にある大きな桜の木にたどり着く。

 

「どこを押せば…」

 

亜莎が木の周りを見て回っていると、桜の気に何かスイッチが付けられてたことに気付く。

 

「これですか?」

 

亜莎がそのスイッチを押すと突然、亜莎の地面がなくなる。

 

「え? きゃあああああ!!」

 

亜莎は叫びながら、下へと落ちて行った。

 

 

 

 

 

 

華琳はグラウンドに辿り着く。

 

「さてと、確か……」

 

華琳はグラウンドの真ん中に立つ。

 

「えい」

 

華琳がその場を一度踏みつける動作をすると、華琳はどんどん下がっていった。

 

 

 

 

 

 

一刀は強王、華琳はクー王、亜莎はQ王のコックピットに入る。

コックピット内にはパイロットスーツが置いてあった。

華琳と亜莎は急いでパイロットスーツに着替えるが、一刀は着替えなかった。

 

「何で着替えないのよ?」

 

一刀に華琳がモニター通信してくる。

 

「俺はいつもの服でやりたいんだ。パイロットスーツ着てやるのなんてありがちすぎてつまらんだろ」

「あなたがいいのなら、別にいいわ」

「本当に大丈夫ですか、一刀さん」

「大丈夫大丈夫。それより発進だ」

「はい!」

 

3機が発進しようとするが…。

 

「いや、少し待て」

「何?」

「どうしたんですか?」

「いっそのこと合体して行った方がいいよな」

「ええ? ここでですか?」

「まあ出来ないことはないわよ」

 

大学の地下格納庫は思ったよりも広いのだ。

 

「よし、なら合体だ」

「「「究極合体!!!」」」

 

三人が同時に合体レバーを引いた。

 

 

Q王は球体から出ていた手足と頭を引っ込めて完全な球体になるが、そこから5つのパーツに分かれた。

 

 

 

 

Q王の4つのパーツは強王の細かった両腕と脛から太もも部分に装着され、最後の一つであり、亜莎が乗っている部分は強王の腰に装着された。

 

 

 

 

クー王は強王の背中につき、クー王の頭は折りたたまれ、目はしまわれ、強王のヘルメットと翼となった。

 

 

 

そして合体された強王は腕と翼を大きく広げた。3機は究極王に合体した。

 

 

「よしそれじゃあ、発進だ!」

 

究極王が発進ユニットに乗る。

するとグラウンドが広く開いた。グラウンドが発進ハッチに改造されていたのだ。

 

「「「発進!!!」」」

 

究極王は大学から発進して行った。

 

 

究極王が大学から出撃しているころ、確認されたガベージャー帝国のロボットは3機あったが、どれも破壊活動をしていなかった。

3機とも純粋に強王、クー王、Q王を待っていたのだ。

その3機の一つは背中に砲台を持ったラジカセ型のロボット。

一つはカブトムシの角のようなものがついていて、電柱と人を合わせたような形のロボット。

そしてもう一つは大型テレビのようなロボットであった。

ちなみに名前はそれぞれ、カートロ、ビーエレ、テビョンである。

 

「さてと、まだこないかしら……」

 

ダクリがモニターで地球の様子を見ていると…。

 

「来た……何!?」

 

ダクリは驚いた。最初っから究極王の状態で来るとは想定してなかったわけではなかったが、予想外であった。

 

「おい」

「珍しいですね、最初っから合体してる状態で来るとは…」

「だけど、想定してなかったわけじゃないわ。それに数が減って、こちらが有利になったわ」

 

ダクリがそういうと、3機のロボットに攻撃命令を下した。

3機は究極王を囲むように動く。

 

「今日の敵は3機か」

「恐らくはこちらが合体するのを考えての数でしょうね」

「今回は一刀さんの言う通りにして正解でしたね」

「あのな、正解というより効率を考えると最初っから合体してたほうが良いんだよ。

戦隊ものを見てよく思うよ。何で最初っから変身して戦いに行かないんだろうなってな…」

「……それと同じとは思いませんけど…」

「そんなことより、来るわよ!」

 

華琳が一刀に注意を促す。

するとテビョンが究極王の前に出てきて、突然テレビ画面のようなものからフラッシュを究極王に浴びせる。

 

「ぬあっ!」

 

一刀達はそのフラッシュの光で思わず目をつぶってしまう。

そのために究極王に隙が出来てしまった。

究極王の隙をつき、ビーエレが横から電柱の線のようなものを究極王の左手に投げつけ、左手を縛る。

そしてその線から強力な電気が流れ出す。

 

「うん?」

「電圧が上がってる? 相手は電気を流してるようね」

 

まだ目が治っていないが、華琳が敵が電気を流していることに気付く。

そこにカートロが後ろから超音波のような攻撃をしてくる。

 

「揺れてる?」

「…っ」

 

一刀の目がようやく治ったようで、外を見てみると、究極王だけでなく、周りのビルも揺れてることに気づき、究極王の後ろをモニターで見てみるとカートロが振動していることに気付く。

 

「相手は超音波とかを使ってるようだ」

 

その割には一刀には問題はない。

何故なら究極王は熱や冷気、電撃攻撃だけでなく超音波など外部からパイロットを不快にさせるようなものはシャットダウンされるのだ。

超音波の音も究極王のコックピットの中では音の調整をされているため、不快な音にはならない。

そのため一刀達にはこのような攻撃は効かない。

フラッシュも同様であるが、先ほどのフラッシュで目を閉じたのは、人間の目の反射の関係上仕方ない事であった。

一刀はすぐに画面調整をし、フラッシュ時に画面を一時的に暗くする様設定した。

 

「よし、これでOKだな」

「とりあえず電流攻撃はどうするの?」

「もう少し油断させて、相手を近づけたい」

「何か作戦があるのですか?」

「作戦というか、一網打尽にしたいだけだな」

「やってみなさい」

「とりあえず、苦しんでる振りをするぞ。叫べ」

「分かったわ。ああああああああああああっ!」

「きゃああああああああああああああああ!!」

「ぐあああああああ!!」

 

一刀達は必死に苦しむ振りの叫びをした。

ダクリはその声を聴いて本当に苦しんでいるものだと勘違いした。

 

「よし、そのまま近づいて攻撃しろ!」

 

ダクリの指示通り、3機はじわじわと近づいていく。

3機の距離が究極王の腕二つ分までになった時…。

 

「今だ!」

 

究極王は縛られてる線を利用して、ビーエレを持ち上げて、そのままビーエレをカートロとテビョンに向かってぶつけた。

2機にぶつかったのと同時に左手を縛っていた線も取れた。

 

「今がチャンスです!」

「分かってるよ、究極刀!」

 

究極王の背中にあるクー王の背中から刀の柄が飛び出し、究極王は右手で究極刀の柄を掴んで、究極刀を抜き出した!

 

「ぬおおおおおおおおお!!!」

 

究極王は飛び上がる。

 

「究極縦一文字斬り!!」

 

究極王は上から刀を振り下ろして、3機を一刀両断した!

 

「「「ギ…ギギギ……」」」

 

3機は倒れた状態で爆発し、完全に消滅した。

究極王は振り下ろした刀をわずかに上げる。

 

「無双強靭、究ーーーーー極王ーーーーーーーー!!!」

 

名乗りと同時に究極刀を右斜め下に振り下ろし、∞の文字を書くようにした。

 

 

究極王はそのまま大学へと帰っていった。

究極王はグラウンドへと着地する。

 

『わああああああ!!』

 

大学に居た生徒達が究極王を間近で見たいと思い、集まってきた。

 

「とりあえず降りるから、どいてくれ」

 

一刀がスピーカーで周りに居る皆にどくように促し、皆がどいた。

そして一刀達は降りてきた。

ちなみに究極王から降りるときは、コックピットが地面まで移動してくれるので、事実上足から出てくるのだ。

一刀達三人が究極王から出てくると、生徒の大半が一刀達を囲む。

 

「おい、北郷こいつに乗ってどうだった?」

「曹達さん、これって曹達のお父さんが作ったの?」

「朱蒙さんって以外に大胆なんだね~。これに乗って戦うなんて…」

「はぅ~」

 

亜莎が恥ずかしがる。そこに…。

 

「お前達!」

 

愛紗が野次馬を押しのけて、一刀達に近づいてきた。

 

「お前達な、こんなものをグラウンドの真ん中に置くな!」

「置くなといわれても置き場所なかったし、まだ大学の授業があるし、ここが一番早いんだよ」

「そういう問題では…」

「まあ、そんなことよりさっさと教室に行こうぜ。こいつは後でじっくり見ればいいからさ」

 

一刀はそう言って野次馬の中心を通って、大学の校舎へと向かった。

 

「まったく…」

 

愛紗は思わず髪の毛をかきむしった。

 

「まあまあ、一刀のあの性格は今に始まったものじゃないわよ」

 

華琳が愛紗に話しかける。

 

「分かってはいるが…」

 

それでもどこかしら一刀に不安を覚える愛紗であった。

 

 

次回予告

 

 

一刀「3機が相手だろうと究極王は簡単には負けない!

 

 

でも次に来る奴がすごく強そうだぜ。

 

 

って、あれは敵のボスかよ!?

 

 

クライマックスにしては早くないか!?

 

 

次回、無双強靭究極王  『いきなりボスで大慌て!』

 

 

ボスが相手でも究極王の力は究極だ!」

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

作者「第3話のおまけだ」

一刀「何か学校からの出撃がライジンオーぽかったな」

作者「基本コンセプトはライジンオーだと言ったはずだ」

一刀「まあな」

作者「そして俺は現実では少し忙しいのだが、暇な時間もある」

一刀「それがどうした?」

作者「その暇な時間、何をしようかと暇になってしまって困った」

一刀「よく分からん暇だな」

作者「そこでまたになるのだが、『そらのおとしもの』シリーズのネタを書いている」

一刀「あまり需要ないだろ」

作者「俺は書きたいから書くんだ。それに少なからずファンはいる。

まあネタとしては最近少年ジャンプで出てきたネタだけどな」

一刀「何でそれなんだ?」

作者「そのネタを見る少し前から似たようなネタは考えていたが、実行には移してなかった。

そのためジャンプの方が先に出て、結果的には俺は二番煎じだ。

とは言っても俺もあそこまでの内容は考えてなかった以上、最初っから二番煎じだったろうな…」

一刀「悲観的なことを言うな」

作者「別にそういうつもりではないぞ」

一刀「しかし次の話でいきなりボスかよ」

作者「前に言ったかもしれんが、俺はアニメを見てよく思う。

『悪人のボスが失敗続きで怒るくらいなら最初っから自分でやれ』っとな」

一刀「お前は基本的に一人でいることが多かったからそう思うんだよな」

作者「そうだ。学校の課題でも本来グループを作るべきものがあったが、人数オーバーとかなんやかんやで俺一人になってしまい、先生に『一人でやるか』と言われたこともある」

一刀「寂しいな」

作者「確かに寂しい。だが、一人のお陰でその課題は楽に出来た。何故なら、その課題は全員が終わらなければ帰れないものだったからだ」

一刀「…なるほど、一人なら自分のペースでのみ作業すれば良いし、自分が終わればさっさと帰れる」

作者「そういう意味では一人のときが良いこともあるのだ」

一刀「まあ上のボスが自分から動くとはあまり関係ないような…」

作者「自分で動かない奴は俺は嫌いだ。何かを欲するのであれば常に自分が動くべきなのだと俺は思う。そういう点では『ガンダムW』のゼクスは本当に自分で動いていたと思う」

一刀「ホワイトファングの指導者になっても常に最前線だったな」

作者「それでこそ指導者だと思う。それでは!」


 
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