No.205433

恋姫†無双 流れ星 第四話

恋姫†無双 流れ星 第四話



さてれんぞく投稿

続きを表示

2011-03-07 01:03:11 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:4582   閲覧ユーザー数:3605

今、私は近くの賊を仲間と討伐しおえ、城にむかっている

 

 

「紫苑」

 

私は、よこにいる黄忠こと紫苑に話しかける

 

「どうしなの星ちゃん」

 

「うむ。璃々も中々やるようになったとおもってな」

 

そう、今回は紫苑の娘の璃々も討伐に参加した。戦いがおわり早7年。子供の成長が早いことだ

 

「でしょ?さすが私の娘よ。でもねぇ」

 

「??」

 

「好物がメンマになったのは少し残念よ」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

「そ、そうか?メンマほど「星ちゃん」・・・・・むぅ」

 

さすが紫苑、なんという覇気だ

 

「お母様、星姉さま。何のお話をしてるの?」

 

話をしていることをかぎつけたのか璃々も話しに参加してきた

 

「ん?璃々の成長がうれしいのよ」

 

「えへへ。ありがと星姉さま」

 

やっぱり璃々は可愛いな

 

「そういえば、璃々からはというか蜀の武将からは全然、色事をきかないな」

 

「そうね。私は璃々がいるからいいのだけれど。みんなもそろそろ・・・・・ね」

 

確かに魏には見遣いがいて、それぞれ子供を授かっている

 

「璃々は思い人とかいないのか?」

 

私は一番、初々しい璃々に話を振る

 

「ん?いますよ。私だって乙女ですよ」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

紫苑が固まった。これは珍しいこともあるものだ

 

「そ、そうね。璃々が認めたのなら仕方ないわ」

 

「これ紫苑、矢じりを指でなぞるな」

 

まったく、しかしからかってやろうと思ったのだが

 

「それで、誰なのだ?蜀には璃々が認めるような男は見たことはないが」

 

「えーとね。三国の戦いが終わったときにね。あの時優しくしてくれた人がいたんだけど」

 

三国。桃香様と華琳殿と雪蓮が三国連盟したときか。ということは

 

「もしや、御遣い殿のことか」

 

「う、うん」

 

「それそれは、また難儀な男を」

 

しかし、身遣い殿は当時、天に帰られたと聞いたのだが

 

「華琳さまに、この思いを聞いてもらったの」

 

それを聞いて、私も紫苑も驚きをかくせない。なんという行動力

 

「そしたら、『かまわないわ。一刀も貴方を笑顔で迎えるでしょう。帰ってきたらちゃんと話をするといいわ』だって」

 

さすが魏の武将を全員愛した男ではあるな

 

「そのあとに『しかし、もう別の女を手にかけるとは帰ってきたらお仕置きね』っていいってました」

 

「華琳殿らしな」

 

「そうね」

 

「だから、それまでに女を磨いて御遣い様に認めてもらうんだ」

 

そこで、私はふと思った

 

「そのときの璃々は小さかったから恋愛というか女として見てもらえてないだろう」

 

「そうか!、どうしよう星姉さま!!」

 

そこで私は、いい事を思いついた

 

「やはり、第一印象が勝負を決める」

 

「うんうん!!」

 

「だから・・・」

 

「だから?」

 

私は堂々いう。

 

「私を食べて「チャキ」・・・・うむ。すまぬ、冗談だ」

 

本気で弓を向けないでいただきたい

 

「星ちゃんのいってることも半分はあってるわ、やっぱり第一印象は大事よ」

 

「うん。頑張る!!」

 

しかし、璃々よ。世の中そんなに甘くないのだな。この趙子龍。改めて痛感した

 

まさかこのような出会いになるとは

 

 

 

 

                    ゴツン!!!。

 

              空から飛来したなにかが璃々の頭に直撃

 

                    「「は?」」

 

 

 

 

私、北郷一刀はものすごく頭がいたい。その理由が

 

「・・・・・・・・・・」

 

なんかガンラ〇スみたいなものの先を俺に向けて、涙目になった女の子と頭同士をぶつけたのだから

 

しかしあの子、涙目なのが可愛いな

 

「いきなり攻撃なんて、やってくれますね」

 

ガンランスの回転式リボルバーの部分を回して

 

カチン

 

「まっ!!!」

 

「いくらなんでも怒りますよ!!!」

 

弁解の余地もなく轟音が轟く

 

 

 

 

 

 

 

 

「やりすぎだ。璃々」

 

「うぅ。ごめんなさい」

 

「だめよ。璃々全力で打っては。これじゃすすめないじゃない」

 

「・・・・・・・・・・そっちなのか」

 

「えぇ。わたしの娘に頭突きをするとは・・ね」

 

「そ、そうか・・・・それより生きてるか?」

 

煙の中を凝視するが姿が見えない

 

「たぶん大丈夫だと思う。殺傷能力より、体に衝撃がいくから」

 

そうか、さすが璃々。怒っても意思はきちんともつか

 

「では・・・・・そやつを回収「ふぅ・・・あぶないな」」

 

私は、すこし・・・いやだいぶうれしく思った。この平和な時に知らない強者に会えたのではないかと思い

 

 

 

 

 

 

「俺が圧倒的に悪いが、あそこまでしなくても」

 

おれはこの軍を率いてるであろう三人にはなしかける

 

「ご、ごめんなさい」

 

あの子がしゅんとなりながら誤る

 

「あぁ。気にしなくていいよ。頭は怪我してない」

 

頭をなでながら怪我がないかしらべる

 

「うん。大丈夫です」

 

「そうか、よしよし」

 

ポンポンと頭を叩き、なでるのをやめた

 

「あ・・・」

 

「桃色の雰囲気を作ってるとこわるいのだが!」

 

シュン。俺の頭があった場所に槍がぶれることなく刺さる

 

「うむ。これを避けるか」

 

槍を使う、女の子がゆっくりあるく

 

(星・・・・・・・違う。これは真名・・・・・・趙雲、なぜわかる)

 

「なぜ攻撃した」

 

俺は槍の射程外、ギリギリのとこで位置をとる

 

「ほう。あの一撃で我が槍の範囲を見極めるか。これは中々」

 

「念のためにいう。俺に敵対する意思はない。さっきのは謝る」

 

「そうであろう。お主からは殺気を感じられぬ」

 

ならなぜ?と聞こうとすると

 

「この平和な世の中、なぜお主のような強者がどこにも仕官せずそしてこの蜀の地にいるのか。なにか裏があるのではと」

 

そういう終わると、眼を細め槍をかまえる

 

しかし、俺の心が違うといっている。俺の魂が本当の理由を叫ぶ

 

「それ、嘘でしょ?」

 

「・・・・・・・なぜそう思うのだ」

 

きょとんとする趙雲

 

「なんでだろうね。ただ趙雲は戦いたいだけなんでしょ?。久しぶりに強敵になりうる人を見つけたから。」

 

「失礼な。それでは私が猪みたいではないか」

 

「関羽や馬超は、ただ純粋なだけだよ。それは君もわかってるだろう」

 

「わからん。なぜそこまで私の考えが分かる?」

 

「勘」

 

「勘?」

 

「そ、勘だよ」

 

「まったく雪蓮みたいなことをいう。なら私が何をしたいのかわかりだろう」

 

「・・・・・こい!趙雲!!!」

 

 

 

いやーーー。勢いは良かったのだがいかせん相手は趙雲。勝てるわけもなくボロボロ

 

「うーーー。体いてーー」

 

俺は体がギシギシいいながらも歩く

 

「ですが中々、良い動きをする。何度ひやりとしたことが」

 

嘘付け、めちゃめや笑顔で言われてもね

 

「そういえば」

 

「ん?」

 

「お名前、教えてはいけないだろうか」

 

 

 

 

 

 

 

「んーーーーーー」

 

「どうしたの璃々?」

 

璃々がさっきからずっとかんがえているようで、いったい何を考えているのかしら

 

「お母様。あの人どっかであった気がするの」

 

「あらそうなの?あの人、間違いなく強者にはいるわ。それなのにどこにも仕官あいていないなんて・・・・・・・・・・しかも」

 

「しかも?」

 

「星ちゃんも気づいてるとは思うけど。あの人、手加減というか本来の力出し切ってないのよ」

 

「本当?!。あんな戦いしてて、まだ本気じゃないの?」

 

娘の久々に見る、キラキラ光る眼をみて自然と頬がゆるむ

 

「たぶんだけど。無手じゃなくて武器を使う戦い方ね」

 

「へぇ。さすがお母様」

 

「それより。お名前聞いてないわね」

 

「そうだよ!。私聞いてくる」

 

その時、星ちゃんとはなしてた内容が聞こえてきた

 

 

 

 

 

 

 

 

                 『俺の名前は北郷一刀』

            『乱世を収めたことがある・・・・・らしい』

 

 

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
35
4

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択