「これで私も、ついに目立てるんだ・・・・・・!!」
先日街中で買った、この酒。
これの噂はよく聞いている。
なんでも、飲んだ人間の性格を、まったく反対のものにしてしまうとか。
なら、私が飲めば、この地味なキャラからもついに脱却できるはず!
「よし!少し飲んだぐらいじゃ大して意味はないから、これ一本、全部飲んでやろうじゃないか!」
ごくごくごくごく。
杯に注いですこしづつ。なんていう生ぬるいことはしない。瓶から直接、中身をありったけ飲み干す。
「・・・・・・・くはーーーーーっ!!おーし、これでわらひも、ふいにめらてる日がきらぞーっっ!!ハッハッハーっ」
でもって翌日。
「今日もいい天気だなー」
「そうだねー。日向ぼっこ日和だねー」
のほほん、と。
城の庭でくつろぐ一刀と桃香。
「たまにはこんな日もありかもね」
『はい、華琳さま』
そのすぐ傍で、優雅にお茶をしている、華琳と桂花、夏侯姉妹。
「冥り~ん。ほらほら、貴女もたまには飲みなさいって」
「ふ・・・ま、たまにはいいでしょ」
杯片手にじゃれあう、雪蓮と冥琳がいて。
「・・・はい、詠ちゃん。あ~ん」
「え?えっと、その。・・・あ、あ~ん///」
「恋どの~。こっちのお饅頭もおいしいですぞ~」
「・・・じゃ、はんぶんこ」
「ほれ、華雄。ぐっと、いきぃ、ぐっと!」
「わ、わかったら、そんなにたくさん注ぐな!」
そんな感じではしゃぐ、元董卓軍のメンバーがいたり。
みな、午後の昼下がりを、まったりとすごしていた。
そんな一日であった。
え?
白蓮はどうしたって?
それは・・・・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・ぐ~・・・・・・・・・・・・・」
酔っ払って爆睡中。
そのまま、一日を過ごしました。
酒の効果?
・・・・・・・・さあ?
「・・・・・・・・かずと~・・・・・・愛してるぞ~・・・・・・・・・にゃむ」
・・・・・・・・ああ。一応、出てるみたいです。
ただ、”普通”に酔って眠ってしまっているので、それ以外は、何もおきませんでした(笑。
~終わりw
~おまけ~
「・・・・・・う~む。・・・売りつける相手、間違えたかな・・・・・・?がお」
ぶつぶつと言いながら、てくてく街道を歩く、一人の行商人。
やがて、その姿が次第にぼやけていく。
そして。
「・・・・・・・・・・さーて。これを飲ませて面白いことになりそうなの、他に誰がいたっけなー。魏の三羽烏。いやいや、明命あたりも面白いかもなー。はっはっはー」
その姿は、いつの間にか、少し大きめの犬(?)になっていた。・・・なんか大きな牙が生えているが。
「漢女の二人とか、変態管理者の二人に飲ませても、楽しいことになりそだな。うし、次行くとすっかね♪・・・ガオオオオオオンン!!」
~to be continued・・・?
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はい。
例のお酒ネタです。
今回は白蓮です。
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