この物語は真・恋姫†無双という外史に、
別作品から1人ある人が来たいう設定です。
作者である私、黒山羊が原作を何度も読み返し、
登場人物を原作通りにしたつもりです。
ですが、解釈が幾らでも可能であるように、登場人物が皆様のご期待にそえるかどうかはわかりません。
また、作者は関西人なので、気をつけているつもりですが、
セリフが関西弁臭くなってしまうかもしれません。
あらかじめご了承ください。
読者の皆様が楽しめたら幸いです
特別編:2人の男の警羅
視点:一刀
何でか面白いことにジェネシスさんと警羅に来ている。
そう確か今日の警羅は愛紗とだった
一刀「愛紗。警羅に行こ―。
どうしたの?」
そこには愛紗と鈴々が居た。
愛紗は鈴々に説教をしている。
愛紗「あ!これはご主人様!
聞いてください!鈴々は昨晩倉庫に忍び込んで保存食の干し肉を食べていたのです。
これでは賊と変わりません!ご主人様からも何か言ってやってください。」
愛紗は鬼の形相にこちらを見てくる。この眼光だけで虎を殺せそうだ。
でも、鈴々はだいぶ反省しているようだ。こちらをチワワのような目で見てくる。
一刀「鈴々、もう反省した?」
鈴々「もう、しないのだ。ごめんなさいなのだ。」
よしこれで一件落ty――
愛紗「それだけですか、わかりました。
では、この関羽雲長!引き続き説教をします。
警羅は誰かと行ってください。」
えぇ?まだ続けるの?
1刻前に急用であの廊下を走って通って見たときに鈴々が正座させられて、愛紗に怒鳴りちらされていたのは見えたけど、あれまだ続いてこの状態ですよね?
一刀「愛紗、もうそのへんd-。」
愛紗「何ですか?ご主人様?(ギロッ)」
分かりました。北郷一刀、警羅に行ってきます。
でも、誰と行こう?
桃香は…竹簡に埋もれてたから無理。
星は……南の方に良いメンマとの出会いがありそうとか言ってどこか行ったし…なんだよ、それ?
朱里&雛里は………桃香の手伝いだった。
誰もおらへんやん! 及川のエセ関西弁がうつったか?
はぁ、とりあえず、町に行っt――。
居た!一人居た。俺の目の前を通り過ぎた。
その人は町に行くようだ。
一刀「ジェネシスさん!これから町に行くのですか?」
ジェ「そうだが」
一刀「そうですか。俺もついて行って良いですか?警羅行くなら1人で行くなって愛紗がうるさくて…。」
ジェ「好きにするがいいさ。」
こうして、2人で警羅をしているのだが、
静かだ。
会話が無い。
何かいつもと違う。いつも通り警羅だよな。
でも、誰も声を掛けてこない。
ってか、誰も寄ってこない?
何時もなら誰か声を掛けてくるのに…。
一刀「何か、いつもより静かですね?」
ジェ「俺にとっては変わらんが…。」
会話続かねえー。
考えろ! 北郷一刀!
どうしよう?
何か話を振ってみるか?
どんな話を?
共通する話題があることはあるが、会話続くのか?
ジェネシスさんが居ないことに気づく。
あれ?ジェネシスさん、どこ行った?
後ろを振り向くと…。
酒屋に居た。
店主と思しきおっさんと話してた。と言っても、おっさんがしゃべって、ジェネシスさんが相槌を打ってるだけ、
店主「これはこれは、北郷様。
何か買われますか?」
一刀「いや、今は警邏中なんだ。また今度来るよ。
それより、おっちゃんはジェネシスさんのこと知っているの?」
店主「そりゃ、この町の人間なら、誰でも知ってますよ。
『1人軍隊』なんて言われてますから、」
そんなジェネシスさんにあだ名あったの?
店主「それに、以前から、よく林檎酒を買って行かれますから。」
一刀「林檎酒?」
店主「えぇ、ウチでしか扱ってないんですよ。前に万引き犯を捕まえてくださったときに試飲してから、よく来られます。」
ジェ「この世界の林檎は不味いが、この店の林檎酒は悪くない。」
ジェネシスさんが笑った!
今笑ったよな。フッって言ったし、
ジェネシスさんは酒を買うと歩き出す。
この人はこの世界で何を感じているのだろう?
1人で行動して1人になろうとしているが、
1人になりたいのか?
でも、何だかんだで俺達について来る。
ただ、この世界を平和にしたいなら、俺達と仲良くすれば、いいのに…。
だったら、群れながら孤独になろうとしている?
なぜ?
たぶん、この人は何かを得ようともがいている。
でも、どうすれば手に入るのかこの人は分かっていない。
この人からはそんな感じがした。
どうも、黒山羊です。
ヒトヤ犬さんの希望を叶えるために、ない知恵絞って、一刀×ジェネシスの話を書きました。
如何だったでしょうか?
えぇ?
それより、本編進めろって?
書いています。書いていますとも、
息抜きですよ。息抜き。
でも、息抜きで疲れてしまいましたw
では、皆さんいつも読んで頂きありがとうございます。
これからも、本編の方も読んで、コメントを頂けると嬉しいです。
ファンレターが力になるって言う作家さんの気持ちが初めて分かりました。
ファンからの声は偉大だ!
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以前行ったアンケートであった「ヒトヤ犬」さんの意見に答えるために書いたこの作品。
本編書くよりしんどい。遥かに、
ジェネシス視点の話が書けなかったのは、勘弁して下さい。
俺の力量の限界を感じました。
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