No.202973

真・恋姫無双 萌将伝 外伝 ~思春編~

狭乃 狼さん

ネタです。

思い付きです。

だから思春さん、鈴音をしま、

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2011-02-21 20:06:24 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:20129   閲覧ユーザー数:15787

 ある日の都。

 

 所は呉の屋敷。

 

 この日ばかりは、来ないほうがよかったと。

 

 俺は後から、そう後悔した。

 

 「あ~あ。すっかり出来上がっちゃって」

 

 俺の目の前に広がっているその光景は、正直信じられないものです。

 

 「あは~。かずとが三人いる~♪・・・一人ぐらい、貰っちゃっていいよね~」

 

 「・・・なら、この真ん中のかずとは、わたしが貰っておこう♪ふ~ふふ~ふ~」

 

 「じゃあ、こっちはわたしので~す。・・・・・・ごろごろごろ」

 

 と、俺に今三方からしがみついている、この酔っ払いの方々。せりふの上から順に、

 

 蓮華。

 

 冥琳。

 

 思春。

 

 ・・・現状がすっごい信じられません。

 

 「いや~、このお酒、ほんとにすごいわね~。・・・蓮華も冥琳も思春も、ただの甘えんぼの子猫ちゃんになっちゃってる♪」

 

 この状況を作った元凶の方が、”例の”酒が入った瓶を片手に、けらけらと笑っておられます。

 

 「でもさ~、雪蓮?・・・後が怖くない?これ」

 

 「だいじょーぶ。・・・全部、一刀が責任持ってくれるでしょ?」

 

 「なんでやねんっ!!・・・大体、雪蓮が面白がって、華琳から”性格反転酒”を貰ってきて、それをみんなに内緒で飲ませたから」

 

 「とっても嬉しい状況になってるわよね?」

 

 「うん、とっても嬉し・・・じゃなくて!!」

 

 そう。

 

 この三人がこんな風になってるその理由。

 

 それは、いつぞやの”性格反転酒”のせいだ。

 

 

 

 『性格反転酒』

 

 文字通り、飲んだ人間の性格を真反対にしてしまうもの。とはいえ、その効能は同姓に対してしか効果が無い。異性に対しては、その本音が強くなって出てきてしまう。

 

 そんなとんでもない、ご都合主義的効能の酒なのだ。

 

 「かずと~、あんな、役たたずの大酒飲み女なんか放っといて、わたしと・・・・のもっ!」

 

 「(ひくっ)・・・役、たたずの、大酒のみ・・・」

 

 「ちょっ?!冥琳さん?今、何気にとんでもないことを」

 

 「かずと~。そっちの堅物なんか、どうでもいいの!わたしといちゃいちゃしましょ♪」

 

 「・・・・・・ちょっと”れんふぁ”?だれが堅物ですって?」

 

 「ああ~?”めーりん”のことに、きまってるじゃないろ!この、乳だけ軍師!」

 

 乳だけ軍師って。・・・どっちかというとそれは穏じゃないかと。

 

 「なあ~にをいってるかな、この尻だけ女は?・・・あなたはかずとから離れて、尻文字でもかいてなさい!!」

 

 「なんですって~!!・・・殺る」

 

 「・・・上等」

 

 ちょっと、蓮華さんも冥琳さんも、そんな、中指おっ立てて挑発するのやめてください!

 

 ぐいっ!

 

 「って、ぅを!?むぐっ・・・・・・・!!」

 

 「ちょっとこれ以上は放っとけないかな?一刀、貴方は蓮華をおさえて。わたしは冥琳を・・・・・・って、あれ?一刀?・・・思春も居ない?」

 

 『こらそこのぷーたろー!こっちきてしゃくせんか!このあばずれ!!』

 

 「あばっ・・・・!?・・・・・しゃーない。自分で責任取るか。・・・・・ほら二人とも!ちょっとこっちに来なさい!!お酒を抜くから!!」

 

 「こらー!はなせー!血で興奮するへんしつしゃー!」

 

 「そうだー!ふだんもっとしごとしろー!!」

 

 

 

 で。

 

 思春にらちられた俺が、どうなっているのかと言うと。

 

 「・・・あの、思春さん?なんで、服をお脱ぎになっているので?」

 

 「んふふ。・・・わかってるくせに。男と女が裸になってすることなんて、一つしかないでしょう?」

 

 うん。わかっちゃあ、いますよ?でも、一応、というやつです。

 

 「・・・せめて、さ。思春の、お酒が抜けてからに、しない?」

 

 「やですぅ~。・・・我慢できませんもの。それに・・・・」

 

 「それに?」

 

 「・・・しらふになったら、自分からこんなこと、できないし、言えませんもん」

 

 あー、確かに。でも、その分、後が怖いんだけど。

 

 「・・・・・・・今夜は、寝かせちゃ、や、ですよ♪・・・か・ず・と・さ・ま」

 

 ぷっちん。

 

 も。

 

 理性が限界点を超えました。

 

 ということで、

 

 「・・・・・・いっただきまーす!!」

 

 「は~い、どうぞめしあがれ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  おいしくいただき中(笑。しばらくお待ちください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、その次の日。

 

 「結局蓮華と冥琳はどうしたのさ?」

 

 「蓮華は祭に渡した。・・・今日は寝て過ごすそうよ」

 

 なるほど。毒をもって毒を制したわけですか。

 

 「・・・一応聞くけど。冥琳は?」

 

 「もちろん。・・・・・・あたしが汗をかかせてあげたわよ♪」

 

 ですよねー。

 

 「ところで思春は?貴方がおいしくいただいたんでしょうけど、その後は?」

 

 「いやさ、気がついたら、もう居なかったんだよね。・・・どこに行ったんだろ?」

 

 「んー。あの娘のことだし、全部思い出した後に恥ずかしくなって、で、今頃頭を冷やしてるんじゃない?」

 

 「じゃあ、それが済んだら?」

 

 「・・・ことの元凶に、お仕置きを画策中・・・とか?」

 

 

 

 『あははははははははははははははははははは』

 

 

 「・・・逃げようか?」

 

 「・・・そうしよっか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・・・・・・・・どこにですか?」

 

 

 

 『あ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちりーん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~えんど~


 
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