呉羽に黄布党討伐の準備を押し付けた詠は一刀を連れて自室に戻った。
自室に戻った詠は一刀を叱った。
詠「ボクの課題サボってお義母様と遊ぶなんて」
一刀「ごめんなさい」
詠「許さないわよ…許して欲しかったら課題を終わらせなさい」
一刀「は~い…」
怒られた一刀はしょんぼりとしてしまった。
詠「嫌そうな顔をしない…分らない所があったらボクが教えてあげるから」
詠の言葉を聞き一刀はようやく課題を再開した。
そして数分後一刀は悩んでしまったので詠に助けてもらうと思った。
一刀「う~ん……詠おねえちゃん」
詠「どうしたのよ」
一刀「ここわからないの」
詠「どれよ……これね」
そういいながら詠は覗き込んだ。
すると一刀は顔を赤らめた。
一刀「お…おねえちゃん…」
詠「ん?どうしたのよ」
一刀「……うんん」
なぜ顔を赤らめたと言うと詠がドサクサ紛れに一刀の背中に胸を押し付けていたからである。
もちろんワザとである…。
一刀の表情を楽しみながら詠は一刀の分らなかった問題の解説を始めた。
詠「こうするのよ…分かった?」
一刀「うん…」
返事をした一刀は課題を再開した。
一時間後…
詠「終わった?」
一刀「は~い」
詠「どれどれ……」
一刀の返事を聞き又胸を押し付けながら一刀の課題を確認していった。
詠「全部正解ね…」
一刀「やった~……!!」
一刀は突然のことで驚いた。
喜ぶ一刀の顎に手を置いた詠はいきなり口付けをしたのだ。
一刀「え…詠おねえ…ちゃん?」
詠「ご褒美よ…嫌なの」
一刀「………(フルフル)」
一刀は恥ずかしながら首を横に振った。
その表情みた詠は押し倒そうとしたが我慢して言った。
詠「そう…今度も頑張るのよ」
一刀「うん…」
一刀は嬉しいような恥ずかしいような気持ちで返事をした。
また詠はあることを思い出した。
詠「そう言えば……今日ってお風呂の日よね」
一刀「おふろ~♪」
そうなのです…今日はお風呂の日だったのです。
そして詠は少しテレながら一刀に言った。
詠「一刀君……一緒に…入るわよ」
一刀「え~~~…ヤダ~恥ずかしいよ~…母上様と入る~」
当然一刀は恥ずかしがった。
いつもは母である呉羽と一緒にお風呂に入っているのだ。
なので呉羽以外の異性とお風呂に入ったことのない一刀は恥ずかしかったのだ。
どうしても一緒にお風呂に入りたい詠はあることを思い出しそれを利用した。
詠「駄目よ…課題をサボろうとした罰だから…行くわよ!!」
一刀「………は~い」
その言葉を聞いた一刀は「はい」としかいえなかった。
詠「一刀君…気持ちいい?」
一刀「うん♪」
はじめは恥ずかしがっていた一刀だったがお風呂場に来て服を脱ぐときにはもうそんな気持ちはなかった。
一刀「詠おねえちゃん…ボクもやる~」
詠「お願いするわよ」
そしてお互いの体を洗いあった二人は湯船に使った。
詠「お風呂気持ちいいわね」
一刀「うん……」
湯船につかるとなぜか一刀の口数が少なくなっってしまった。
詠「どうしたの?」
一刀「…手……」
そうなのである…。
詠が一刀を後ろから抱きしめるような格好で二人は湯船に浸かっていった。
それだけなら良かったのだが詠は一刀に悪戯をしていたのだ。
詠は知らない素振りで耳元で囁いた。
詠「手がどうしたのよ」
一刀「駄目…出るの~」
詠「何が出るのよ…言いなさいよ」
一刀「!!」
詠の悪戯に耐えられなくなった一刀は初めての体験をした。
そして泣いてしまった。
一刀「うわ~~~ん…詠おねえちゃん」
詠「やりすぎちゃったわね」
一刀「うっ…ボク駄目って…うっ…言ったのに…どうしてボクを…うっ…イジメるの?」
詠「だって可愛かったんだもん…ごめん」
一刀「う…う…ボクの事嫌い?」
詠「そんな訳ないわよ…それに泣いてるけど本当は気持ち良かったでしょ」
一刀「う……(コク)」
泣き顔を見れた詠はその勢いで本当に初体験を奪いそうになったがどうにか理性で押さえ込み処理をしお風呂を出た。
お風呂を出た二人は食事を取り詠の部屋に戻ってきた。
詠「……一刀君寝るわよ」
一刀「は~い……Zzz」
そういうと一刀はすぐ眠ってしまった。
詠「やっぱり子供ね…でも寝てるわよね」
一刀「Zzz…Zzz…Zzz…」
見た目はカッコイイ青年だが心は5歳児のまま…。
そんなギャップに引かれ恋をしたと一刀の寝顔を見ながら改めて思う詠であった。
そして眠っている一刀に口付けをした。
詠「…これでよし…お休みボクの一刀」
そういうと詠も一緒の布団に入り眠りについた。
つづく
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こっちも進めないとですね…
キャラ本当に崩壊しているな~今回は…特にやばいです
信長…がんばらないと……
徳川家から早く雑賀衆に行きたい…
だけど滅亡している…絶対復興してやる!!
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