この話の北郷一刀は原作と異なるところがありますので
ご了承ください。
どうか最後まで見てください。
一刀「おせわになります」
俺は家に着くと爺ちゃんにそう言った。
爺ちゃん「なにを言っておるのじゃ?家族にそんなことを言わずとも良い」(にこっ)
俺はその言葉に泣きそうになってしまったけど堪えた。
泣いてなんかいられない。
泣いたら前を向けなくなる・・・そう思ったから。
だから
一刀「そうだね」(にこっ)
笑ったんだ。
爺ちゃん「・・・」(なでなで)
爺ちゃんは俺の頭を無言でなでた。
悲しそうな目で
一刀「?」
このときの俺はどおして爺ちゃんはそんな目をするのか解らなかった。
俺はとりあえず部屋に荷物を置くと家の中を観て回った。
いろいろ観ていると台所らしき場所にたどり着いた。
そこに人がいた。
???「あら?貴方もしかして一刀ちゃん?」
俺はその人の顔を見てすぐにわかった。
一刀「婆ちゃん!」
俺は婆ちゃんに抱きついた。
やっと知っている身内に会えたことがうれしかった。
婆ちゃん「やっぱり一刀ちゃんなのね!?お婆ちゃん、一刀ちゃんが心配で
心配でしかたなかったのよ?」
優しく抱きしめてくれる婆ちゃんのぬくもりに俺は少しだけ
救われた。
俺はまだ両親が生きているとき数回婆ちゃんに会っていた。
それから暫く婆ちゃんと話をすると、俺はまた家の中を観て周った。
一刀「ここは何だろう?」
俺は広い部屋に来ていた。
壁には『北郷流剣術』と書かれた木の看板をみつけた。
一刀「北郷流?」
爺ちゃん「ここは『北郷流剣術』の道場じゃよ」
振り返るとそこには誇らしげに語る爺ちゃんがいた。
一刀「爺ちゃんが道場の先生?」
爺ちゃん「そうじゃよ!一刀もやるか?」
爺ちゃんは冗談ぽく笑いながら言ったが
一刀「うん。僕もやりたい!爺ちゃん僕に剣術を教えて!」
爺ちゃんは一瞬驚いた表情をしたがすぐに俺のめを真直ぐに見ていた。
爺ちゃん「・・・良かろう。しかし一刀よ、北郷流を極めるには
ただならぬ努力と精神力が必要じゃぞ?」
一刀「どんなに厳しい修行だって堪えてみせます!」
爺ちゃん「良し!なら明日の朝5時に道場に来なさい」
一刀「はい!」
俺はもう二度と大切な人を失う悲しみをあじわいたくない
大切な人が助けを求めるなら自分が必ず助けたいという気持ちで
剣術を始めたんだ。
さて2話でしたけどいかがでしたか?
まだヒロインを決めてないのでどうしようかなと・・・
次回までには決めておきたいと思います。
それでは/~
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続きを書いてみました・・・てへっ
見てください!