No.198554

真・恋姫†無双 孫呉外伝 ~いつまでも一緒に~ 第3話

らるぱさん

投稿が遅くなりまして。。。。
一応3話となっています!
どうぞ温かい目でよろしくおねがいします。

2011-01-29 19:42:43 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:3543   閲覧ユーザー数:3215

 

 

 

 

 

 

 

 

これは小蓮と明命の影で見ていた蓮華が主役のお話――――――――――

三人には見付からない場所から羨ましそうに見詰める蓮華。

蓮華は三人とも気がついていないと思い込んでいるようだが、この俺、北郷一刀にはわかっている

俺が蓮華に気がついたのは、明命と部屋を出たあたり、なぜ明命と小蓮は気がつかないのだろうか?不思議だ、物凄く。誰か知ってたら教えてほしいね。

さて、それはさて置き、話に戻るとしようか。

 

 

 

 

 

 

 

????「うぅ・・・小蓮と明命いいなぁ・・・・」

「一刀さまっ、本当にありがとうございます!」

「一刀っ!今度はシャオの番だからね!」

「わかったよ、今度は二人の分を考えておくからさ」

ここはこう言うしかない、まぁ服を考えてあげるのは楽しいからいいんだけど。

「あ~え~っと・・・・蓮華はいつまでそうしてるのかな?」

「「え!?」」

「ひゃうっ!」

突然でびっくりしたんだろう、驚いて転びながら出てきた。

「お、お姉ちゃん!?な・・なにしてんの?」

「れ、蓮華さま!?どうしてここに・・・・・?」

「・・・・グスン・・・・・だってぇ・・・・だってぇ・・・・・」

「・・・二人・・・が・・・グスン・・・羨まし・・・・かったんだ・・グスン・・・もん・・」

(ええええええええええええええええ!蓮華は凄い素直だって!?まぁこれはこれで可愛いか・・)

「・・・・・・蓮華」

「!?」

俺は半泣き状態の蓮華を抱きしめる。

「ごめんよ、蓮華。」

「うぅ・・・グスッ・・・・うわぁぁぁぁぁぁぁん!」

蓮華は大声を出して泣き出した。俺も小蓮もそれなりに驚いたが、明命はなんかオロオロとして今にも泣き出しそうな顔をしている。

(明命も泣きそうな顔してるよ・・・・・ハハハ)

 

 

「・・んふぁ・・・・・・・れん・・・・・ふぁ・・・・」

「れん・・・・・ふぁ・・・・・・・・・・蓮華!」

「んぅ・・・?・・・かず・・と・・・?」

「シャオもいるよー!」「わ・・・私もいますっ!」

状況を説明しよう。蓮華は俺の胸の中で泣き疲れたらしく、寝てしまったのだ。そのままにしておく訳にもいかないので、俺の部屋に連れて行ったのだ。幸いその後すぐ目を覚ましたのだ。

「わ・・・私は・・・・なにを・・・・?」

(思い出した・・・・私は・・一刀の胸の中で泣いて・・・・それで・・・・)

「/////」

(あらら、赤くなっちゃったよ。それに明命達もしるからかな?)

「小蓮、明命、一度席を外してもらえるかな?」

「えっ?いいけど。どうして?」

「蓮華は多分二人が居ると話せないと思うんだ。」

「「あぁそういうこと(ですか)」」

二人は納得してくれたようだ。蓮華は相変わらず顔を真赤にしたまま俯いている。

「じゃあまたあとでくるねぇ~」

「でわまたのちほど!」

二人は部屋を出てくれたようだ。

「蓮華?二人は部屋を出たよ」

「えっ?・・・あぁ、うん」

(どうしようかなぁ、一先ずは話を聞こうかな)

「蓮華、今日はどうしたの?」

「・・・・・・・」

答えないようなので、そっと抱きしめてみる。

 

「いいんだよ、蓮華、いまは二人きりだ。気持ちに素直になろう。」

「一刀っ!」

二人きり―――この言葉に反応したのだろう。蓮華は抱きついてきた。

「いいんだよね?素直になって・・・・・」

「いいんだよ。俺は蓮華を受け止める」

「あのね?私も・・・一刀の考えてくれた服がほしいの・・それと・・・・・」

「それと?」

「一日でもいいから一刀を独り占めしたい・・・・・だめ?」

涙目な上に上目遣いでそんなこといわれたら・・・・・・・・やばいぞ・・・・・

「い、一日ぐらいなら大丈夫じゃないかな?うん。大丈夫だ!」

「服は時間が出来たら早めに作ってもらうよ。」

なんとか理性を保ち、にっこりと微笑む。

「うん♪」

蓮華はさっきの言葉が相当うれしかったのだろう。俺の膝の上で満面の笑みを浮かべて甘えてくる

(まるで猫みたいだなぁ・・・)

無意識に蓮華の頭を撫でる。

「♪~~♪~~~」

喜んでくれたらしい。

「ねぇ、かずとぉ?」

「?どうしたの?蓮華」

「ここってかずとの部屋だよね?」

「うん、そうだよ。」

「 //////」

なんか黙り込んだぞ・・・?

「じゃ・・・じゃあ、今日ここで寝てもいい?」

「え?」

 

「えええええええええええええええ!?」

「だめ?」

蓮華は目がうるうるさせて上目遣いで頼んでくる。

(そんな目をされたら断れないじゃないか・・・・)

「う・・・わ、わかったよ。」

「やったぁ♪」

「で、でも、思春にばれたときはちゃんと弁護してくれよ?な?」

思春に見付かったときは、蓮華が弁護してくれなければおそらく殺されるだろう。

「わかったわ、それは任せておいて♪」

「♪~~♪~~~」

蓮華は相当浮かれているみたいだ。俺の膝の上で懐いた猫のように甘えてくる。

(正直やばいぞ・・・・・可愛いにもほどがあるだろ、これは・・俺の理性がどこまで持つか・・)

「かずとぉ、眠ぃ?」

「え?まぁすこし眠いかも」

「じゃあ寝るのぉ?」

「ん~明日も仕事残ってるし。もう寝ても大丈夫か?蓮華」

「ん~?大丈夫だよぉ♪」

(本当に一緒に寝るのか・・・・)

「本当に一緒に寝るんだよね?」

「もしかして嫌?」

うぅぅぅぅ!だから上目遣いは反則だって!

「い、嫌なわけないだろ?嬉しいに決まってるだろ?」

さりげなく寝台に入りながら言う。

「私も嬉しい♪」

さて、俺の理性が保てばいいのだが。

 

 

(一刀の香り・・・・・変に男臭い訳じゃなくて・・・なんか良い匂い・・・落ち着く・・・・・)

蓮華は無意識に一刀に抱きつく。一刀も蓮華の方を向いていたので、それに気がついた一刀も抱きしめてきた。

(蓮華のやつ、良い匂いだなぁ・・・)

「かず・・と・・・・大・・・好・・・き」

「俺も好きだよ・・・蓮華・・・・・」

かくして一刀と蓮華はお互い、抱きつくように眠りについた

 

数時間後――――――――

俺と蓮華は小蓮の報告より、思春にこっ酷く怒られた。

でも、最後に、「つ、次は私も・・・」とか言ってたな。

(あの時の思春の顔は可愛いってもんじゃなかったな。)

「姉さまだけずるい!私だって一刀と一緒に寝たい!」

「わ、私も一刀さまと一緒に寝たいです!」

「あなた達は服を貰ったでしょ!」

なにやら勝負とやらに蓮華も加わったようだ。一体何の勝負だろうか・・・。

「あ・・・・服といえば・・・・」

(蓮華の服はどうしたものか・・・・)

(実際蓮華なに着ても似合う気がするんだよなぁ)

「強いて言えば・・・・・・ワンピース・・・・・?」

「うん、ワンピースで行こう!あとは細かい部分か・・・・」

俺は沸きあがった案をなんとかめとめることが出来た。

決定したのは、淡い水色のワンピース、という感じになった。

 

「細かい部分は想像にお任せです!」

「誰に話しかけてるのですか?」

「のわぁ!」

突然声をかけられたのでビックリしてしまった。

「こ、これは大人の事情って感じでぇ・・・・」

「は、はぁ。」

明命はいまいち納得してないようだが、気にせず進めよう。

「明命はどうしてここに?」

「え?あぁ、扉の向こうから一刀さまの声がしたのもので。もしかしてお邪魔でしたか?」

「いやいや、邪魔な訳ないだろ?明命ならいつでも大歓迎だ!」

「 ////」

「あ、そうそう、ちょっと相談なんだけど、」

ついでだから明命にちょっと見てもらおう。

「は、はい!なんでしょうか?」

「これなんだけどさ、どう思う?」

「これは蓮華さまへの贈り物ですか?」

「うん、約束したからね」

「蓮華さまきっと喜んでくれると思いますよ!」

「そ、そうか!じゃあ早速作ってもらいに行って来るよ!」

「はい!」

「かずとさまぁ・・・・・・・・」

なぜか一人でうっとりしている明命だった-――――――――

 

俺は無事に服を作ってもらうことが出来た。

(早く蓮華に渡さなきゃ)

そんなことを思っていると―――――――――

「噂をすれば・・・・ってとこか?」

なにやら落ち着かない様子の蓮華がそこに居た。

「よっ」

「ひゃうっ!」

「だ、だいじょうぶか?」

「え、ええ、大丈夫よ。それにしても、どうかしたの?」

「おう、ちょっと用事があってな。俺の部屋まで着てほしいんだ」

「なっ!一刀!?ひ・・昼間からそんな・・・・・」

「いやいや!違うから!」

(やっぱり俺って軟派なのか?)

「え?そうなの?」

「そうなの!とにかく来て!」

「え、ええ、わかったわ。」

 

 

一刀の部屋――――――

「これなんだけど・・・・」

早速作ってもらったワンピースを見せることにした

「!・・・・・・・・」

一瞬口を開けたようだが、声が出ないようだ。

「れ、蓮華?だいじょうぶ?」

「えっ?え、ええ、大丈夫よ」

「それでさ、どうかな?」

「凄く可愛いわ・・・・・・」

「よかった、気に入ってもらえて」

「え?」

「約束しただろ?俺の考えた服を贈るって。忘れたのか?」

「お、憶えててくれたの?」

「もちろんだよ。俺が蓮華の事を忘れるわけないだろ?」

「一刀っ!」

思わず抱きつく蓮華。最近蓮華に抱きつかれる事が多いなぁ、俺は嬉しいけど。

「嬉しい・・・凄く嬉しい・・・・・」

「そう言ってくれると俺も嬉しいよ」

優しく抱きしめ返す。蓮華は嬉しすぎてすこし涙ぐんできたようだ。

「いんだよ?泣きたいときは我慢しないで俺の腕の名かで泣いていいんだよ。」

「う・・・・ぅぐ・・・・グス・・・・う、うぅ・・・・」

「あり・・・が・・とう・・・か・ず・・とぉ・・・・・」

 

 

余程嬉しかったのだろう。この前より泣いていたかもしれない。でも今回は嬉しさが勝ったのか、

泣き疲れて寝ることは無かった。それでも蓮華はまだ俺の腕の中に居る

「本当にありがとう、一刀。」

「喜んでくれて何よりだよ。」

そうして二人は抱き合った。

 

一方――――――――――

「いいな、いいなぁ、一刀にあんなに優しく抱きしめてもらってぇ~」

「蓮華さま、とても羨ましいです・・・・一刀さまぁ・・・・・」

「むむむ・・・蓮華様・・・・北郷・・・・」

「「うわぁぁ!思春(様)!?」」

「な、なんですか!?驚かさないでください小蓮様。それと明命も。」

「なんで思春がいるの!?」

「えっ?!い、いや、その・・・・蓮華さまがぁ・・・・・・」

口籠もってしまう思春。明命と小蓮はなぜここに居るのかがわかってしまったようだ。

「「要するに、お姉ちゃん(蓮華様)が羨ましい」」

「なっ!?いいいいい、いえ!そそそ、そのようなことは!」

すっかり同様してしまった思春。声が裏返ってしまっている。

「こらっ、人の部屋の近くでなにやってんだ」

「「思春(様)が二人を盗み見ていたからー」」

「なっ!?二人とも何を言っているんですか!?」

「へぇ、思春。あなたそんなことしてたのぉ?」

「(今のうちに逃げるわよ!)」「(はい!)」

ガシッ!

「はっはっは、お前等だけ逃げられると思うなよ?」

「ひぃっ!」

「「「お助けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」」」

 

 

 

・あとがき・

 

えぇ~っと、もし、今度の展開で希望がありましたら、カキコしてください!

それでわ!最後まで読んで頂いてありがとうございました!

 

 

 

 

 


 
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