『華琳様と私と彼』
桂花「まったくなんだっていうのよ・・・せっかくの休みなのよ」
秋蘭「まぁそういうな・・・これも華琳様を助けることになるのだぞ?」
桂花「わかってるわよ・・・だからこうしてやっているじゃない」
秋蘭「そうだな・・・これで最後だ」
桂花「そう・・・やっとおわった」
秋蘭「ご苦労様だ」
桂花「ふぅ・・・秋蘭はこれからどうするの?」
秋蘭「私はこの後兵の調練があるからな・・・暇なら町でも見てきたらどうだ?」
桂花「そうね・・・行って来るわ」
桂花「稟から報告受けてるけど・・・・難民ね」
桂花「順次受け入れるようにしてるけど・・・・多いのよ」
一人愚痴りながら街を歩いているとすこし離れた場所に見知った顔をみた
桂花「あれは・・・一刀かしら・・・ん?」
人ごみを分けながら近づいていくと見知らぬ少女と一緒に居るのが見えた
桂花(新しい子?迷子かしら?)
桂花「一刀!」
少女「(ビクッ!)」
一刀「ん?・・・あ。桂花」
桂花「あってなによ・・・あって・・・見ない顔ね」
少女「は・・・はじめまして・・・」
一刀と一緒にいた少女は・・・・うすピンクの服・・・詠が着ていたものにそっくりな物を着ていて
髪はまっすぐ・・・胸もまっすぐだった
桂花「また新しい子かしら?」
一刀「またってなんだよ」
桂花「だってそうでしょ?それとも違うとでも?」
一刀「それは・・・」
桂花「まぁいいわ・・・それより貴方」
少女「は・・・はい」
桂花「かわいいわね・・・こんな男と一緒にいないで私と一緒に行かないかしら?」
少女「で・・・でも・・・」
チラチラと一刀を見てる少女はすこしおどおどしている
コンナ大きな町に来たことがないのかしら
桂花「大丈夫よ・・・その男よりは安心できるわ」
一刀「なんだよ、それ・・・・それにこの子は迷子だったのを保護しただけだからな」
桂花「ふ~ん・・・ねぇ貴方名はなんていうのかしら?」
少女「あの・・・・です」
桂花「え?」
少女「・・・琳華(リンファ)です」
桂花「琳華ちゃんね・・・洛陽は始めて?」
琳華「は・・・はい」
桂花「ここはね華琳様が治めてるとても良い場所よ」
琳華「えっと・・・かり「曹操のことだよ」曹操様?」
一刀「そう・・・魏国の王だよ」
琳華「わぁ~」
桂花「はぁ~・・・あんたはいいわね」
一刀「なにがだ?」
桂花「のんきにしていて・・・・今この時ですら華琳様はお忙しくしているというのに」
一刀「まぁ・・・今日は非番だしな」
桂花「はぁ~・・・」
一刀「なんだよ」
桂花「なんでもないわ・・・」
桂花「それじゃぁ・・・私は城に戻るけど・・・・そんな幼い少女に手を出さないことね」
一刀「しねぇ~よ」
桂花「どうかしらね・・・男は野獣だから」
琳華「あ・・・あの」
桂花「琳華ちゃん、いい?そこの男に襲われそうになったら周りの人に助けを呼ぶのよ」
琳華「は・・はぃ」
桂花「じゃぁ・・・またね」
琳華「ばいばい」
桂花「ばいばい」
桂花「あの子仕官してくれないかしら・・・・そしたら私が・・・・ふふふ」
琳華「・・・・好き勝手いってくれるじゃない」
一刀「ばれてなかったか?」
琳華「まさか・・・それともばれてほしかった?」
一刀「それはそれで愉しいけど・・・いいことなさそうだから遠慮するよ」
琳華「そうね・・・それじゃぁ・・・おにいちゃん・・・・琳華おなかすいた」
一刀「はいはい・・・猫かぶりも対外にしとけよ」
琳華「は~い、わかった~」
おまけ
桂花「ふふふ・・・華琳様の閨に呼ばれるなんてなんて幸運なのかしら・・・・華琳様・・・桂花です」
??「たすけて~琳華美味しくないよ~」
桂花「琳華ちゃん!・・・あ」
華琳「ふふ・・・・どう?うまいものでしょ・・・私の演技も」
桂花「か・・・華琳さま・・・」
華琳「ようやくわかったみたいね・・・・桂花」
桂花「は・・・はい!」
華琳「この前はよくも好き勝手いってくれたわね」
桂花「か・・・華琳さま~」
・・・・・
その日叫び声はやむことが無かったという・・・・・by夜勤兵複数の証言
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はぁぁ~かりんさま~