No.194097
無印・恋姫無双~外史の突端~ 第四話のSS~華琳の悩み~![]() 三国一の凡人さん 2011-01-05 02:09:00 投稿 / 全7ページ 総閲覧数:4677 閲覧ユーザー数:4090 |
一刀「どんなに髪型が変わろうとも、華琳は華琳だろ?」
華琳「一刀・・・、ありがとう。」
二人の距離が縮まり顔を近づけ・・・。
なんでここで靄が掛かるのよ!邪魔よ!退きなさい!!
華琳「~~~!!///・・・って、夢?はぁ、全く変な夢だったわ・・・。」
変な汗掻いちゃったじゃない、・・・お風呂に行こうかしら。
眼を覚ました時間が早かったのか、まだ日が昇って間もない位だった。
一刀「お、早いな。朝風呂?」
なんで、こうも都合良く出て来るの?貴方は・・・。
華琳「そ、そうよ?悪い?」
一刀「い、いや。そういう訳ではないんだけど。」
華琳「では何?」
一刀「・・・使い方、分かる?」
華琳「・・・わ、分かるわよ。それ位・・・。」
~数分後~
華琳「一緒に・・・つ、使い方を教えなさい。」
一刀「だろうと思った。・・・今、何と?」
華琳「聞こえなかったのかしら・・・?いっ・しょ・に、と言ったのよ。つべこべ言わず付いて来なさい。」
一刀「・・・はい。」
って、貴方がもうちょっと抵抗して欲しかったんだけど?!・・・ま、まぁ慌てるのも良くないわね。この『たおる』っていうのを巻けば良い物ね。
華琳「って、なんでタオル巻かないの?!」
一刀「愛紗と入る時も巻かないし、何よりマナー違反、う~んと、秩序違反なんだ。」
華琳「そうなの?!到底そうとは思えないのだけど・・・。」
一刀「これは強制ではないから、そんなに考えなくても良いよ?」
愛紗もそうしているのか・・・、意外ね。
一刀「そういえば、シャワーの使い方だったよね。(アセアセ」
華琳「ねぇ、一刀。「ん?なん」(ハラリ・・・)「んなっ・・・///」」
ふふっ、驚いてるわね。
愛紗「一刀様、お着替え置いておきますね。」
あら、都合のいい時に来たわ。愛紗・・・。
一刀「う、うん。ありがとう、愛紗!(小声:すっごい悪戯を思いついた顔してるけど・・・。な、何かする気か?」
華琳「一刀、早く来て・・・。///」
一刀「んなぁ!!!」
愛紗「!?・・・その声は華琳!何故、華琳と一刀様が?!」
愛紗「・・・誠に申し訳ございません!ですが、か、華琳殿と一緒に入るのは如何と?」
ホントに独占してるわね。・・・別に羨ましくなんか、な、無いからね?!そこ勘違いしなくてもいいから!
華琳「愛紗、子供が見てるわよ?」
愛紗「く、この話はまた後で・・・。」
霞「愛紗~、おはよ~さん!(ムニュ」
愛紗「きゃあ!な、何をする!!///」
愛紗ったらあんなにあるのね、って一刀?なにガン見してんのよ!
秋蘭「華琳様。如何されましたか?」
華琳「何でも無いわ・・・。なんでも。」
秋蘭「は。・・・。」
一刀はああいう大きい娘が良いのかしら?
怜「お姉ちゃん、食べないの~?」
華琳「食べるわ、頂きましょう。」
怜「これ切るの、お手伝いしたの~。」
華琳「そう。偉いわ、・・・これは何ていうの?御爺様?」
爺ちゃん「『パン』っていうんじゃ。小麦粉で出来た物がこれじゃ。」
華琳「へぇ~、これは美味しいわね。」
真桜「それ作った人、知ってます?華琳様。・・・一刀さんやで?」
・・・えっ?一刀が、このパンを?
真桜「買いに行くのが面倒やから、自分で作る言い始めてな。」
こっちの方が手間掛かるでしょう。・・・そういえば、真桜も大きいのよね。一刀は大きい娘が良いのかしら・・・。
春蘭「こりぇ、ほいひぃな、ひゅうりゃん!」
秋蘭「食べながら喋るのはどうかと思うぞ、姉者。」
怜「ごっちそうさまでした~。おとうさ~ん、車乗ってどっか行こ~?」
そう、一刀は高校卒業と同時に普通車免許(MT車)を取得していた。
一刀「お母さんのお手伝いして、終わったら行こうか。」
怜「やた~!!」
霞「というか、車有るん?ここの家に・・・。」
一刀「何でも、作者が欲しくて止まない『レガ○ィ RS』という車を爺ちゃんに買って貰ったぞ。」
真桜「買って貰ったんかい!(ツッコミ」
華琳「ねぇ、一刀。『車』って何なの?」
一刀「う~ん。説明するの下手なんだけど、一応、簡単に説明するとだな・・・。」
華琳「説明すると・・・?」
一刀「馬車と同じだよ。」
華琳「・・・・・・、そんだけかい!(ズッコケ」
一刀「だから、見た方が早いよ?」
真桜「な、なぁ一刀さん。あたしも見に行ってえぇ?」
一刀「ん?あぁ・・・良いよ。」
―――――――――――
~車庫にて~
一刀「じゃあ、ちょっとこの倉庫の前で待っててよ。」
どんなのかしら・・・、楽しみだわ。
数分後、今まで聞いた事が無い騒音を立てて出てきた。
こ、これが『車』という物なの?馬より遅そうじゃない、それに何。この『ドコドコ音』、お腹に響くわね・・・。
一刀「・・・どう?」
真桜「こ、これは凄いで!これ何で出来てるん?」
一刀「殆んど『鉄』だよ。このエンジン・・・発動機って言えばいいか、距離にしてここから二百里(注:一里4キロとする)離れた所を約一日で行けるんだ。」
な、なんですって?二百里?!そ、そんなことが有り得るの?
一刀「華琳、それから真桜。乗ってみるか?」
乗ってあげるわよ。馬より早いか確かめようじゃない。
0Km/hから100Km/hまで4・5秒・・・。(4ドアとしては速い方)
華琳「何よこれ!速過ぎるじゃない!!」
真桜「あははは!!」
一刀「な?速いだろ?」
家に戻って愛紗の元に。
愛紗「一刀様、お帰りなさいませ。」
一刀「ただいま。」
愛紗「華琳、如何だった?」
華琳「速かったわよ?」
愛紗「運転していた一刀様は、見たか?」
運転している所は、バッチリ見たわよ。あれは反則だわ・・・。
愛紗「ふ、その様子だと『バッチリ見たわよ』っていう顔だな。凛々しい顔だっただろ?」
華琳「ふ、そうだったわね。」
二人は笑った。
~夜~
~風呂にて~
愛紗に『華琳の所に行ってやって下さいませんか?』なんて、入る前に言われちゃったんだけど・・・、気が引け無くもない。『うん』なんて言っちゃったけどね・・・。
怜「今日楽しかったねぇ~、お母さん!」
愛紗「うん、そうだな。またお父さんに言えば連れてってくれるかも知れないぞ?」
怜「ホント?」
こっちを向いて聞く。
一刀「うん、お母さんのお手伝い良くしたらな?」
怜「やた~!」
部屋に戻り、着替えて華琳の所に出向いた。
愛紗は本当に伝えたのかしら。・・・しかし、遅いわね・・・。
コンコンッ
華琳「ひゃい!」
一刀「俺だけど、入るよ?」
華琳「・・・良いわよ、入って。」
入ると春蘭と秋蘭は居なかった。
一刀「悩み事があるって愛紗から聞いたんだけど・・・。」
愛紗ったら~・・・。もうちょっと考えて伝えなさいよね!
愛紗「くしゅん!」
怜「お母さん、大丈夫?」
愛紗「うん。」
華琳「ねぇ、一刀。貴方は何でこの髪型になったか、気にならないの?」
一刀「気になるといちゃ気になる。でも、聞かれて欲しくないなら聞かないよ?」
華琳「聞いてくれる?いいえ、聞いて欲しいの。」
一刀「うん、分かった。」
華琳「この髪型になったのは、逃げるためだった。これが理由かしら。」
一刀「逃げる?な、何で?華琳の兵数は百万だったんだろ?」
華琳「私だって考えられないもの。だけど、本当に起きた。殺気も感じない・・・人形みたいな奴が倒しても倒しても出てくる・・・、恐怖だったわ。」
一刀「人形・・・、傀儡か。」
華琳「以前戦ったのと同じ感じだった。・・・まさか!」
一刀「十割そうとは言い切れないが、な。それで・・・?」
華琳「そうだったわね。・・・そいつらから逃げる途中、蜀の『黄忠』に出会った。私は黄忠が射た矢にこの髪留めを射抜かれてね・・・。あの髪形を下ろしていたら、筋肉共が来て『助けてやる』といわれ、私と春蘭と秋蘭はここに飛ばされた・・・。」
一刀「それで今はこの髪型なんだ。だったら、後ろで一本に纏めたら?」
華琳「こ、こう?」
想像して欲しい。今まで隠れていた皮膚の露見。それと上目遣い・・・。
一刀「華琳、俺もう我慢できないよ。」
華琳「え?ちょ!」
~翌朝~
超つやつやした華琳と目にクマ作って一刀が出てきたのは、また別のお話・・・。
三国:今回のSSは如何だったでしょうか。
愛紗:今回は華琳プッシュだったな。
三国:はい、書いてみたかったんです。愛紗ファンの人たちには申し訳なく、遠慮無しに書きました。次回は春蘭と秋蘭の話が出来れば書きたい!
華琳:書いてあげなさいな、三国。
三国:ど、努力します。それではノシ
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華琳様の悩みを色んな人に聞いて回ります。
誤字脱字あるかもしれません。
キャラ崩壊するかもしれません!