No.193601

無印・恋姫無双~外史の突端~ 第参話

第三作目に突入です。

それでは、どうぞ!

注)誤字脱字あるかもしれません、報告してください!

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2011-01-03 01:26:05 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:3446   閲覧ユーザー数:2922

裏山で出会ったこの三人はボロボロにやられていた。

 

一人は二刀流、一人は天○突破?、最後は拳・・・か。取りあえず三人の名前を聞いてみるとするか・・・。

 

一刀「俺の名前は北郷 一刀。言葉が通じるのならば、君たちの名前聞いても良い?」

 

???「・・・名は楽進。この二人は見逃して頂きたい・・・、頼む・・・。」

 

爺ちゃんと顔を見合わせる・・・。

 

爺ちゃん「何のこと言うとるんじゃ?」

 

楽進「??」

 

楽進と名乗った娘は疑問符を盛大に頭の上に浮かばせているようだった。

 

爺ちゃん「・・・お譲ちゃん達、何処から来たんじゃ?」

 

一刀「まぁまぁ、爺ちゃん。・・・まず、安心してくれ。俺達は君たちの追手では無いよ・・・。」

 

???「ほ、ほんまか?」

 

???「た、助かったなのぉ~。」

 

楽進「よ、良かった・・・。」

 

二人はその場にへたり込んでしまった。

 

一刀「じゃあ、名前・・・聞かせてくれる?」

 

???「李典や、よろしゅう。」

 

???「于禁っていうのぉ~。」

 

裏山から帰ってくる途中、李典の目がとても輝いていた。

 

李典「な、なぁ一刀さん?あれ、何?」

 

一刀「あれは、『自転車』っていうんだ。帰ったら見てみる?」

 

李典「えぇん!?おーきに。」

 

会話が弾む中、爺ちゃんは楽進と会話していた。

 

于禁「凪ちゃん、一刀君のこと見過ぎなの~。」

 

楽進「み、見てない!!///」

 

爺ちゃん「そういえば、楽進殿。そなたは武器は持たないのですか?」

 

楽進「はい。私は『拳』が得意で・・・。」

 

こんな感じに盛り上がって帰宅した。

 

 

霞「二人とも遅かったなぁ~。って・・・誰なん、その子ら?」

 

霞さんが出迎えるとあの三人が驚いて声を上げる。

 

楽進「し、しし、霞様!?」

 

李典「霞ねぇさん・・・。」

 

于禁「し、霞様・・・。」

 

霞「な、なに言うとるんや?わては『しあ』のうて『かすみ』や。誰かと見間違いと違う?」

 

もっと三人が驚く人物が出てきた・・・。

 

愛紗「お帰りなさいませ、一刀・・・様?この方々は・・・?」

 

一刀「う「裏山で出会ったんじゃよ」・・・爺ちゃん・・・。」

 

楽進「か、関羽!!!?」

 

いきなり戦闘態勢になる楽進・・・。それに合わせて愛紗も青龍偃月刀が握られていた・・・。

 

霞「待ちぃや!・・・ここは、玄関やねんで。ここで騒ぎ起こすのはどうかと思うで?」

 

怜「おとうさんお帰り~。おかあさん、このひとたち、だれぇ~?」

 

とてとて走ってきて愛紗の足にしがみ付いてきた。

 

愛紗「何でもないよ、怜。」

 

爺ちゃん「取り敢えず、家に入ったらどうじゃ?」

 

ひとまず客間に三人を招いた。

 

一刀「なんであんな所に居たんだ?楽進。」

 

楽進「はい、我等は曹操軍に仕えて居ました。華琳様・・・いえ、曹操様は袁紹のいた南皮を落とし・・・。」

 

李典「定軍山では、蜀軍の奇襲攻撃を受けて夏侯淵様は深手を負いました。典韋の譲ちゃんも大怪我してなぁ・・・。」

 

于禁「それで、赤壁で呉・蜀連合軍に負けちゃったのぉ~・・・。」

 

楽進「霞様は行方不明となり、夏侯姉妹も曹操様と共に行方が分からなくなりました。」

 

愛紗「それで、逃げていた・・・という事か。」

 

三人は頷く。

 

一刀「それで誰に追われてたんだ?李典。」

 

李典「それは・・・。」

 

 

李典「白い軍団や・・・。あいつらが来たんや。」

 

 

愛紗・一刀・爺ちゃん「何だって!!白装束だと?!」

 

愛紗「やたら兵数多く無かったか?」

 

楽進「それはもう。いきなり、十万の兵ですよ?」

 

爺ちゃん「それを、三人でか・・・。大したもんじゃ・・・。」

 

愛紗「だろうな・・・。そういえば、今は関羽では無いぞ。『北郷 愛紗』だ、ここに真名も入っている。三人の真名をこの場に居るもの全員に預けてくれないだろうか?」

 

一刀「(お、俺の台詞・・・。)俺からも頼む。真名は気軽に呼べるものでは無いからね。」

 

李典「ん~、どないしようかなぁ?」

 

楽進「『凪』です。宜しくお願いします、愛紗殿。」

 

李典「ちょ!もうちょい引っ張りたかったんやけどなぁ・・・。真の桜と書いて『真桜』や。皆よろしゅうに。」

 

于禁「え~っと、あたしの真名は『沙和』なの~。皆宜しくなの~。」

 

一刀「じゃあ、俺か?俺の名前は『北郷一刀』好きな方で呼んでくれて構わないよ。そんで、俺の背中に隠れているのが愛紗と俺の子供で『北郷 怜(れい)』というんだ。ほら、挨拶しな?」

 

怜「よろしくおねがいしましゅ。」

 

一刀「良く言えました、偉いぞ~。」

 

頭を撫でる。

 

真桜「可愛いもんやなぁ、子供は。」

 

凪「本当だな、愛らしい顔をしているな。母親に良く似て、綺麗な女性になるだろうな・・・。」

 

沙和「ホントなの~。」

 

愛紗「ふふっ、可愛いですよ。」

 

霞「団欒中ちょっとえぇか?」

 

霞さんが怪我をして帰ってきたのである。

 

一刀「ど、どうしたんですか?!」

 

霞「どうもこうも在るかい!めっちゃ強い三人組みが居って、やられてもうた。」

 

愛紗「・・・もう演技止めにしたら如何か、張文遠殿。」

 

霞「・・・ふ。いつから愛紗気づいとったん?早すぎやろ?」

 

一刀「ホントなのか、霞(しあ)なのか?」

 

霞「あぁ、ほんまや。最初に会った時、思わず抱きつこうとしたんやけどな・・・校長に拾われたんや。」

 

 

突然、聞きなれた声が家全体に響く。

 

「失礼する!ここは北郷邸で間違いないか!!」

 

爺ちゃん「そうじゃが、何用か?」

 

「夕餉中すまない。我ら主が北郷に会いたいと言われたのでな、時間はあるか?」

 

一刀「俺はあるが、場所を変えた方が良いな。そうだ、近所のレストランにしよう。」

 

愛紗「一刀様。私が護衛を「本人だけ用が在るそうだ」何だと!?貴様らなどに信用して堪るか!一刀様に一緒付いて行きます。」

 

「関羽など必要無い!」

 

愛紗「何だと!?」

 

まさに一瞬触発の状態。

 

一刀「また争いがしたいのか、あんたらは!!落ち着け、愛紗。しゅ・・・夏侯惇も!あんたらの要望道理、一人で店に行く。「最初っからそういえば」行くまでは護衛を霞(しあ)、愛紗に任せたい。だめか?」

 

「よかろう。では、来て貰おう・・・。」

 

 

???「こんな姿・・・、彼。怒るかしら・・・。」

 

 

三国:付いて来れたでしょうか。ここから、たくさん出てきます。頑張って付いてきて下さい。

 

愛紗:何でいきなり〆ようとしているのだ?

 

三国:それは「(他和)あ、居た!逃~がさないわよ、三国~!!」勘弁してくれ~!

 

霞:まだやってたんかい、あの二人。

 

愛紗:霞!なんで黙っていたのだ・・・?もう居なくなったものと、思ったぞ?(涙目

 

霞:す、すまんて。ワザとじゃないんや!

 

 

怜:えっと、次回も見てくれにゃん?

 

一刀:(ヤバイ、やらかした感MAXなんだけど、いっか・・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???:ふふふ・・・、ゲストおいて遊んでいるとは・・・いい度胸ね。

 

 


 
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