No.193155

妹と共に 50

護衛さん

なんだかんだで50か
終わる気配なし

2011-01-01 15:10:59 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:5414   閲覧ユーザー数:4188

赤壁から帰還して早3ヶ月

俺たち魏軍は新たな問題に直面していた

華琳「どうにかならないのかしら?」

桂花「あらゆる手を使ってますが・・・・いまひとつ効果が見られません」

華琳「はぁ・・・なんでよりにも一刀が居ないときに出てくるのかしら」

桂花「あんな男でも発想はよいですからね」

華桂「「はぁ~」」

兵「あ・・・あの・・・」

華琳「なにかしら?」

兵「はっ!北郷様より伝言が・・・」

華琳「なんていってるのかしら?」

兵「は!・・・『あー、華琳元気か?いきなり異国に行って悪かった・・・しかも霞や流琉をつれて・・・代わりといっちゃぁなんだが・・・帰ったら餅でも食わないか?俺が居た天では1月1日には餅を食うことになってるんだが・・・・』とのことです」

華琳「一月一日・・・・って今日じゃない!」

桂花「華琳様!?」

華琳「それで一刀は今どこにいるの?」

兵「はい・・・数日前に西涼を出たと・・・・」

華琳「そう・・・桂花」

桂花「はっはい!」

華琳「至急残ってる将を集めなさい・・・・それと前に使った調味料をできる限り集めて」

桂花「はい!」

華琳「フフフ・・・・一刀みてなさいよ」

一刀「それにしてもコンナに上質なものが手にはいるなんてな」

流琉「これでパンがいっぱい作れますね」

霞「なんやの?そのぱんって」

一刀「それは見てからのお楽しみ・・・なぁ、霞」

霞「なんや?」

一刀「後どれくらいで城に着くんだ?」

霞「そうやなぁ~・・・・あと2刻ぐらいやとは思うけど・・・」

一刀「(あと4時間か)わかった、ありがと」

霞「せやけどほんまにあのかったい餅が柔らかくなるん?」

流琉「美味しいですよ」

霞「まぁるるっちがいうんなら・・・・一刀?」

一刀「ああ・・・すまない考えごとをしていた」

流琉「考えごとですか?」

霞「何かんがえていたん?」

一刀「いや・・・餅に使う薬味足りるかなっと・・・」

霞「薬味なんかつかうん?」

一刀「俺たちでも買っていきたいけど・・・・結構な量になるからな・・・・ん」

流琉「兄様?」

一刀「霞・・・あれ見えるか?」

霞「なんやなんや・・・・ってあれ?なんで陸地に船があるん?」

一刀「近づいてみよう」

霞「危険とちゃう?」

一刀「その時はその時だ・・・・」

目の前には確かに船っぽいタイヤの着いた何かが動いてる

一刀「煙が出てるってことは蒸気機関だとは思うが・・・・」

??「おい、この声って」

??「たいちょうににてるの~」

一刀「凪と沙和いるのか?」

凪「隊長!」

沙和「あー隊長なの~真桜ちゃん」

真桜「なんやなんやって隊長~こないなところでなにしてん?」

一刀「それはこっちにセリフだ・・・どうなってるんだ?これ」

真桜「フッフッフ・・・これはなぁ」

凪「隊長に教えていただいた蒸気機関に車輪をつけた」

沙和「陸を走れる船なの!」

真桜「うちが言うことなのに~」

一刀「そうなのか・・・・なるほどな、改良を重ねてまずは一台ってところだろ?」

真桜「やっぱ隊長にはわかってまうか・・・そうや、いまためしにはしらせてるんやけど・・・思ったほど速度でなくてこまってるんよ」

一刀「どれどれ・・・・なるほどな」

真桜「原因わかる~?」

一刀「ああ・・・・霞すまないけどコレに書いてあるものを買ってきてくれないか?」

霞「ええよ・・・ほんならいってくるわ」

一刀「ああ、頼む」

霞・・・買い物

流琉・凪・沙和・・・・雑談中

一刀・真桜・・・・メカ弄り

一刀「これはこうしたほうが・・・で、ここはこうして・・・・」

真桜「なるほどなぁ・・・・でもこれはどないするん?」

一刀「これはこっちにつないで・・・・車輪余ってないか?」

真桜「あるでぇ~」

一刀「こことここをつないでそれを更にコレに・・・・」

真桜「うぇ・・・そんな発想なかったわ」

一刀「これで方向が楽に決めれる・・・あとここにすこし穴を作ってくれ」

真桜「了解や~」

一刀「これを踏めば蒸気を遮断できる・・・すぐには止まれないから気をつけろよ」

真桜「すごいわ~」

一刀「とりあえずこれくらいかな・・・後は霞を待つだけだ」

霞「一刀~かってきたでぇ!」

一刀「お帰り・・・うんうん、これだけあれば足りるな・・・ありがとう」

霞「ええって・・・それよりそれどないするん?」

一刀「これはね・・・真桜」

真桜「はいはい」

一刀「ここをこうして」

真桜「これはこうやね」

一刀「そうそう・・・・できた」

霞「はやいわ!」

一刀「さぁ乗って・・・真桜運転してみる?」

真桜「ええん?やった」

一刀「すこし狭いけど我慢してくれ・・・・おいで」

馬「(コクリ)」

一刀「いい子だ・・・」

一刀「真桜・・・いいぞ、少しずつ踏む力を緩めて」

真桜「こ・・・こうかいな」

一刀「そうそう・・・その調子」

真桜「むつかしいわ」

『ブロロロロ』

一刀「さぁ・・・・帰ろう」

 


 
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