赤壁から帰還して早3ヶ月
俺たち魏軍は新たな問題に直面していた
華琳「どうにかならないのかしら?」
桂花「あらゆる手を使ってますが・・・・いまひとつ効果が見られません」
華琳「はぁ・・・なんでよりにも一刀が居ないときに出てくるのかしら」
桂花「あんな男でも発想はよいですからね」
華桂「「はぁ~」」
兵「あ・・・あの・・・」
華琳「なにかしら?」
兵「はっ!北郷様より伝言が・・・」
華琳「なんていってるのかしら?」
兵「は!・・・『あー、華琳元気か?いきなり異国に行って悪かった・・・しかも霞や流琉をつれて・・・代わりといっちゃぁなんだが・・・帰ったら餅でも食わないか?俺が居た天では1月1日には餅を食うことになってるんだが・・・・』とのことです」
華琳「一月一日・・・・って今日じゃない!」
桂花「華琳様!?」
華琳「それで一刀は今どこにいるの?」
兵「はい・・・数日前に西涼を出たと・・・・」
華琳「そう・・・桂花」
桂花「はっはい!」
華琳「至急残ってる将を集めなさい・・・・それと前に使った調味料をできる限り集めて」
桂花「はい!」
華琳「フフフ・・・・一刀みてなさいよ」
一刀「それにしてもコンナに上質なものが手にはいるなんてな」
流琉「これでパンがいっぱい作れますね」
霞「なんやの?そのぱんって」
一刀「それは見てからのお楽しみ・・・なぁ、霞」
霞「なんや?」
一刀「後どれくらいで城に着くんだ?」
霞「そうやなぁ~・・・・あと2刻ぐらいやとは思うけど・・・」
一刀「(あと4時間か)わかった、ありがと」
霞「せやけどほんまにあのかったい餅が柔らかくなるん?」
流琉「美味しいですよ」
霞「まぁるるっちがいうんなら・・・・一刀?」
一刀「ああ・・・すまない考えごとをしていた」
流琉「考えごとですか?」
霞「何かんがえていたん?」
一刀「いや・・・餅に使う薬味足りるかなっと・・・」
霞「薬味なんかつかうん?」
一刀「俺たちでも買っていきたいけど・・・・結構な量になるからな・・・・ん」
流琉「兄様?」
一刀「霞・・・あれ見えるか?」
霞「なんやなんや・・・・ってあれ?なんで陸地に船があるん?」
一刀「近づいてみよう」
霞「危険とちゃう?」
一刀「その時はその時だ・・・・」
目の前には確かに船っぽいタイヤの着いた何かが動いてる
一刀「煙が出てるってことは蒸気機関だとは思うが・・・・」
??「おい、この声って」
??「たいちょうににてるの~」
一刀「凪と沙和いるのか?」
凪「隊長!」
沙和「あー隊長なの~真桜ちゃん」
真桜「なんやなんやって隊長~こないなところでなにしてん?」
一刀「それはこっちにセリフだ・・・どうなってるんだ?これ」
真桜「フッフッフ・・・これはなぁ」
凪「隊長に教えていただいた蒸気機関に車輪をつけた」
沙和「陸を走れる船なの!」
真桜「うちが言うことなのに~」
一刀「そうなのか・・・・なるほどな、改良を重ねてまずは一台ってところだろ?」
真桜「やっぱ隊長にはわかってまうか・・・そうや、いまためしにはしらせてるんやけど・・・思ったほど速度でなくてこまってるんよ」
一刀「どれどれ・・・・なるほどな」
真桜「原因わかる~?」
一刀「ああ・・・・霞すまないけどコレに書いてあるものを買ってきてくれないか?」
霞「ええよ・・・ほんならいってくるわ」
一刀「ああ、頼む」
霞・・・買い物
流琉・凪・沙和・・・・雑談中
一刀・真桜・・・・メカ弄り
一刀「これはこうしたほうが・・・で、ここはこうして・・・・」
真桜「なるほどなぁ・・・・でもこれはどないするん?」
一刀「これはこっちにつないで・・・・車輪余ってないか?」
真桜「あるでぇ~」
一刀「こことここをつないでそれを更にコレに・・・・」
真桜「うぇ・・・そんな発想なかったわ」
一刀「これで方向が楽に決めれる・・・あとここにすこし穴を作ってくれ」
真桜「了解や~」
一刀「これを踏めば蒸気を遮断できる・・・すぐには止まれないから気をつけろよ」
真桜「すごいわ~」
一刀「とりあえずこれくらいかな・・・後は霞を待つだけだ」
霞「一刀~かってきたでぇ!」
一刀「お帰り・・・うんうん、これだけあれば足りるな・・・ありがとう」
霞「ええって・・・それよりそれどないするん?」
一刀「これはね・・・真桜」
真桜「はいはい」
一刀「ここをこうして」
真桜「これはこうやね」
一刀「そうそう・・・・できた」
霞「はやいわ!」
一刀「さぁ乗って・・・真桜運転してみる?」
真桜「ええん?やった」
一刀「すこし狭いけど我慢してくれ・・・・おいで」
馬「(コクリ)」
一刀「いい子だ・・・」
一刀「真桜・・・いいぞ、少しずつ踏む力を緩めて」
真桜「こ・・・こうかいな」
一刀「そうそう・・・その調子」
真桜「むつかしいわ」
『ブロロロロ』
一刀「さぁ・・・・帰ろう」
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なんだかんだで50か
終わる気配なし