ネタですので適当です。
「読みにくい!」や「誤字脱字ばっかじゃねぇか!」や「なんか文法ちげぇよ!」が
大量にあるはずです。
ご指摘いただければありがたいです。
あと「こんなん一刀ちゃう!」とか「恋姫の原型とどめろや!」とか
「キャラ崩壊するな!」があるでしょうが、
自分のはこんなもんです。あしからず。
ではでは
華雄。演技では身の丈九尺を誇る豪傑であるとされている。
外史での華雄は見目麗しい女性であるが猛将であることには変わりはなかった。
しかし今、その華雄が戦いを前に緊張していた。
「うぅぅ・・・」
張遼の前をうろうろとする華雄。
一刀が張遼と華雄に作戦を説明し各隊準備に取り掛かり始めた頃からずっとうろうろしている。
「華雄!うざったいで!」
「だがな・・・おまえも正直生きた心地がしないだろ?」
「そりゃぁ・・・まぁ・・・うん、すまんかった・・・」
お互い一刀から教えを受けていた頃よく怒鳴られていたのである。
それが今このシ水関で聞こえるとなると当然気分が落ち込む。
「準備が遅い!ここじゃゆっくり準備をするように教えられてんのか!?
こんなんじゃ始まる前から負けるぞ!お前の所属は!?」
一刀の怒鳴り声がする。それは準備の遅い若い兵を叱咤するものだった。
しかし若い兵がけして遅いわけではない。
突然準備するように言われたものを慌てて探し持ってきたのだ。
むしろよく見つけた、と言うべきところではあるがこの外史の一刀は甘くない。
「は、はいぃ!華雄将軍であります!!」
「なんだと!?華雄ぅ!ちょっと来い!」
有名な元大将軍に怒鳴りながら問われた兵士は馬鹿正直に答えてしまう。
これがいけなかった。
「うぅぅ・・・怒られる・・・」
「骨はひろってやるで・・・」
「霞ぁ!なに喋ってんだ!お前もさっさと準備しろ!!
あとお前ら、俺が渡してやった軍略の本全然読んでないだろ?
なんで一般兵の武器庫から出てくるんだ。大体昔からお前らは・・・」
「「ひぃぃぃぃぃ!!!!」」
張遼と華雄は久し振りに師匠の説教を聞くこととなった。
一刀が立てた策は[負けること]だった。
「負けてシ水関から撤退だ。みじめったらしく負ける。そうすれば勝てるさ。」
「は?訳がわからんで?」
「だれがシ水関を俺らが守らなきゃならんと決めた?こっちが攻め込むようにするんだ。」
概要はこうだ。 まず華雄が袁紹を目指し突撃。
その途中に劉備隊もしくは孫策隊と接触する。
ある程度戦い、程よいところで敗走したふりをしながら関の両脇にある山に逃げ込む。
一刀と張遼は華雄が敗走を始めたときに関から撤退。もし追撃隊が来るならば追いつかれないまでに逃げる。
「あとは山から華雄隊が下りてきて背後から関を襲撃。俺達もそれに合わせて関に突撃する。」
「なるほどなぁ・・・せやけど本当にうまくいくんか?」
「袁紹ちゃんが総大将ならいける。さらに袁術ちゃんまでいるから完璧だ。」
「意味がわからへん・・・」
関を落としたときに関の内部に罠がないか、撤退した敵が再び襲撃したりしないかとは警戒は普通する。
しかし一度倒した敵が後ろから襲撃するとは気づかないだろう。関を落とし一段落ついているときなら尚更だ。
「そういや、師匠は旗を立てへんの?」
「もっと効果的な状況になった時に立てるさ。」
孫伯符は勘が鋭い。それは軍師である周瑜に「軍師としての立場がなくなる。」とまで言わせる程だ。
彼女は今かつてないほど嫌な予感がしている。
「劉備達との共闘で約束もしたし、シ水関へ一番乗りする手立ても出来てるんだけどなぁ・・・」
「どうしたんだ雪蓮?ずいぶんと難しい顔をしているじゃないか。」
断金である軍師の周瑜が声を掛ける。戦前になるといつもキラキラと輝いていた孫策が浮かない顔しているのだ。
「冥琳・・・この戦いとてつもなく嫌な予感がするのよ。」
「また勘か?まぁ、用心しておけば大丈夫だろう。」
「なんというか・・・その・・・そう!あれよ!昔ふたりで先生に怒られたときの雰囲気よ!」
「ぶっ!・・・それはまた嫌な雰囲気だな・・・」
まだ孫堅が生きていた頃、二人は賊討伐に来ていた一刀に
孫策は武を、周瑜は智を短い間ではあったが教えてもらっていた。
彼女らはまだ幼かったのでよく一刀に対していたずらをし怒られたりしていたのだ。
「先生は怒ると怖いし厳しいからね・・・ 母様もよく戦略について口論してたわね。」
「だが確かに素晴らしい武と智お持ちの方だ。王朝を立て直そうと思えばできるだろうにな・・・」
「それは先生にしか分からないわよ。今は目の前の問題をなんとかしましょう。不安だけど・・・」
「そうだな。」
孫策と周瑜はシ水関を見る。このとき孫策の勘が孫家の命運を変えることとなる。
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どれかひとつに搾らなくちゃいけないってのはわかってます。
しかし、ネタしかうかばないのです。
コメントをくださる皆様に感謝です。