はるか昔、闇が空を覆い、雨が降り続きました
その雨は地上の全ての色を流してしまいました。
モノクロの世界に心を痛めた天使は暗闇を追い払い
黒雲を消し散らしましたがすでに遅く、太陽さえも
モノクロにされていたのです。

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天使は意を決し、自分の持っていた色を全ての世界に与え
暗闇と空の色全てを自分の体に封じました。
彼女の体から色が失われ黒くなったのはそのためでした
神様はその功を褒め称え、また色を失った彼女のために
羽根にプリズムの結晶を与え、彼女の飛んだ後が
虹の橋になるようにしました。

11年位前に描いて気に入らなかったものを
完全に描き直しましたものです。