華琳「そろそろね・・・さぁ決戦にいくわよ!」
『おおおおおおおおおおおおおおおおお』
桂花「華琳様!斥候より報告です、敵は赤壁に集まっているようでして・・・」
華琳「そう、わかったわ・・・さぁいくわ・・・・よ」
『ドサッ』
桂花「か・・・華琳様!?」
秋蘭「華琳様!いったいどうし・・・」
『バタッ』
桂花「え?ちょっと・・・秋蘭!?」
華琳が倒れたのをきっかけに次々と倒れていく将たち
桂花「だっ誰か!」
稟「どうしたのですか!?コレは一体・・・」
風「桂花ちゃん?大丈夫ですよ・・・きっとすぐによくなりますよ・・・(お兄さんを糧として)」
桂花「そ・・そうね・・・華琳様が倒れたのだから・・・しばらく滞在するわよ」
『はっ!』
華琳の夢
華琳「ここは・・・?」
カリン「いくの?」
一刀「ああ、もう時間らしい」
カリン「怨むわよ」
一刀「あはは、それは怖いな」
カリン「なら、ずっとワタシのそばに居なさい」
一刀「そうは・・・言ってられない見たいだ・・・」
カリン「ねぇ・・・どうして?」
一刀「歴史を変えすぎたみたいだ・・・」
カリン「あなたの世界と違いすぎた・・・?」
一刀「ああ・・・でも後悔はないよ」
カリン「馬鹿」
一刀「あはは・・・厳しいな」
華琳「一刀」
一刀「またね・・・淋しがり屋の女の子」
華琳「一刀!」
目の前で光になる彼を・・・私は見たくない
カリン「ほんと・・・馬鹿なんだから・・・・カズト」
カリン「ねぇ・・・聞こえているのでしょう?もう一人の私」
華琳「え?」
カリン「あなたは・・・間違えないで・・・たとえ滅ぶ道だとしても・・・・私のようにならないで」
華琳「ええ・・・もちろんよ」
華琳「ん・・・ここは・・・・?」
桂花「華琳様!」
華琳「けい・・・ふぁ?」
桂花「はい!具合はどうでしょうか?」
華琳「すこしぼんやりするけど・・・それよりここは?」
桂花「1週間前と変わりません」
華琳「そう・・・そんなに寝ていたの・・・一刀は?」
桂花「え?えっと・・・」
華琳「どうしたの!?答えなさい!」
一刀「どうした?大声をだして・・・気がついたみたいだな」
華琳「一刀!」
一刀「おいおい、どうした?」
華琳「一刀、一刀!」
桂花「私は外にでてるわね・・・あとお願い」
一刀「わかった」
一刀「それよりどうしたんだ?華琳までこんなに甘えて」
華琳「たまにはいいじゃない」
一刀「まぁ、そりゃそうか・・・(なでなで)」
華琳「ふにゃ~ぁ・・・もう」
風「お兄さん・・あ、華琳様、目が覚めたのですね」
華琳「ええ、心配かけたわね」
風「いえいえ、ところでお兄さん」
一刀「わかってる・・・真桜に伝えてくれ、動くと」
風「わかったのですよ~」
華琳「一刀?何が動くというの?」
一刀「ようやく完成したんだよ・・・水上要塞がね」
華琳「すいじょうようさい?」
真桜「隊長!あ、すんません」
一刀「いいよ・・・真桜、動けるな?」
真桜「もちろんや!」
一刀「なら・・・華琳?」
華琳「(ギュゥ)」
一刀「・・・・真桜、案内してくれ」
真桜「えっと・・・隊長?華琳様にもみせるんか?」
一刀「放してくれなさそうだからな・・・別に隠す必要もないし・・・」
真桜「ほな、いこか」
目の前に聳え立つ巨大な船
そのでかさは城とも思えるような大きさ
一刀「帆を張れ!出航の準備だ!」
真桜「いくでぇ!」
『おおおおおおおおおおおおおお』
華琳「凄いわね」
真桜「ムッフッフ、そうやろそうやろ」
一刀「調子にのるな!」『ゴンッ!』
真桜「いったぁ~!ひどいで、隊長」
凪「真桜、準備できたぞ」
沙和「真桜ちゃ~ん」
麟「真桜さん」
真桜「隊長」
一刀「起動してくれ」
『御意!』
真桜「凪、第一解除や」
凪「わかった」
真桜「沙和、凪が解除したら出力をあげてくれ」
沙和「わかったの~」
真桜「麟は安定させてくれ」
麟「はい!」
真桜「いい調子や・・・・隊長!」
一刀「・・・・桜発進!」
真桜「発進!」
華琳「う・・・うごいた」
真桜「そうですわ、なんていったって蒸気駆動ですから」
華琳「一刀の知恵ね」
真桜「はい」
華琳「このまま赤壁に行くつもり?」
一刀「そうだな・・・」
春秋季流『一刀(兄ちゃん)(兄様)!』
風「おやおや、お兄さんは人気ものですねぇ」
稟「仲の良いことで・・・」
桂花「馬鹿」
風「おやおや~?桂花ちゃんが素直になってますねぇ」
桂花「そ・・そんなわけ無いじゃない!」
風「あやしいですねぇ」
桂花「フンッ!」
華琳「あと少しなのね・・・この乱世も」
一刀「ああ」
流琉「兄様、私がんばります」
一刀「無理するなよ」
流琉「はい!」
華琳「一刀、もしこの戦にまけても・・・勝っても・・・私の前から居なくならないでね」
一刀「保障はできないよ・・・華琳」
華琳「私は信じているわ・・・ずっと」
一刀「華琳」
華琳「一刀」
『チュッ』
華琳「初めてね、アナタから口付けをするなんて・・・・」
一刀「いやだったか?」
華琳「そんなことないわ・・・うれしいわよ」
『ドクン』
華琳「あ・・・・ああ・・・・」
華琳(体が・・・・熱い・・・)
華琳「か・・・ず・・・と・・・・」
桂花「華琳様!華琳様!」
華琳「桂花?」
桂花「華琳様!ああ・・・背が元通りに・・・」
華琳「え?」
桂花「ご覧ください」
華琳「ほんとう・・・なの・・・?」
華琳「桂花、元の背に戻ったのは私だけ?」
桂花「はい」
華琳「(元に戻る方法は・・・アレなの?)」
桂花「あ、華琳様!」
華琳「一刀!」
一刀「か・・・り・・・んー!」
華琳「プハッ!一刀~」
一刀「おいおい・・・どうしたんだよまったく」
華琳「なんでもないわ・・なんでも・・・」
流琉「(よかったですね・・・・カリンサマ)」
おまけ
星「はぁ・・・愛紗はどこに行ったというのだ・・・」
霞「やから、それはおかしいといってるやろ!」
おやじ「そういわれましてもこちらも稼がないといけませんし」
霞「なんや、さっきから値をごまかしおって・・・」
おやじ「それでどうするんです?買いますか?」
霞「くっ」
星「ちょうりょ「霞さん?どうしました?」」
霞「あ、月っち・・・それがなぁ・・・」
月「まぁ・・・そんなことが・・・あの・・・」
おやじ「はい、なんでしょう?」
月「あんまりぼったくりをしてると痛い目にあいますよ(笑顔)」
親父「はて?一体何のことやら」
月「しらばっくれるのもいいですが・・・怒らせないほうが身のためですよ」
おやじ「は・・・はい!」
月「霞さん、元の値で売ってくれるそうですよ」
霞「あ・・・ああ、おおきに」
霞「(相変わらずえらい覇気だしてるなぁ・・・アンナンとめれるの一刀ぐらいやろ)」
月「どうしました?」
霞「何でもあらへんよ」
月「では行きましょうか・・・愛紗さん?」
愛紗「あ・・・はい」
星「愛紗!」
愛紗「星!・・・すまぬな」
星「なぜだ!?なぜおぬしほどの武人が主を裏切る!」
愛紗「裏切っては織らぬよ」
星「嘘をつくな!桃香様が悲しまれるぞ!」
愛紗「姉者には・・・悪いことをしたな」
星「あ・・・姉者だと・・・確かに義妹だが・・・主は・・・主は桃香様ではないのか!?愛紗よ!」
愛紗「私は主と思ったことはないのだがな・・・」
星「ま・・まて!」
愛紗「さよならだ・・・・星」
星「行ってしまったか・・・なぜだ・・・」
蜀兵「おい・・・いたぞ」
星「なんだ・・・おぬしらは」
蜀兵「趙雲元将軍ですね」
星「いかにも・・・元?」
蜀兵「何も言わずに・・・我々と着ていただこう」
星「お断りだな・・・おい!なにをする!」
蜀兵「黙れ!」
星「ぐはっ!」
蜀兵「まったく・・・おい、行くぞ」
??「・・・」
蜀兵「なんだぼうず」
??「・・・」
『ドサッ』
星「げほ・・げほ・・・」
??「・・・・」
魏兵「――様!どこに行っていたのですか」
??「・・・・」
魏兵「わかしました・・・誰か手を貸してくれ」
兵「はっ」
??「・・・」
魏兵「わかっております・・・北郷様にはまだ伏せておくのですね」
??「・・・」
魏兵「いくぞ!」
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呉を書いたのは失敗かなぁ 続かない