初めに前回で名前が間違えていましたので訂正させていただきます。
本郷一刀ではなく北郷一刀です
「さっきの光はなんだったのかしら?」
可憐ながらもどこか貫禄のある女性が言う
「分かりません。しかし、丁度これから向かう先のほうですから、もしかしたら原因が分かるかもしれません」
片方の目を髪で隠した女性が答えると
「そうね。まあ、春蘭が先行しているから何も心配要らないわね」
しかし、1人の兵が「報告します。夏候惇将軍より、賊の拠点と思われる場所ものけのから事です。しかし、武器は置きっぱなしとのことです」
「どういうこと?」
「分かりません。しかし、急いだほうが良さそうです」
現状を確かめるため現場へ急ぐのだった。
~盗賊の拠点がある山林~
この辺りの賊達の拠点があり、先行したのだが拠点はもぬけのからである。
内部を散策したが、所々穴が開いている事武器が置きっぱなしという以外特に変わったことはなかった。
本隊に伝令を送った改めて周囲を見渡すが、特に変わった事はなかった。
「一体ここで何があったのだ」
しばらくして
「華琳様!!秋蘭!!」
「春蘭これはどういうこと」「姉者何があった」
「分かりません。我々が到着したときには既にこのような状態でして」
「……そう、それにしても何所に行ったのかしら?…そこに隠れている人に聞けば分かるかしら」
木に武器を向けると男は落ち着いた様子で木の陰から出てきた。
「別に隠れていたわけではないんですが…ただ、話しかける時機がつかめなかったもので」
人懐っこい笑顔を向けながら答えると
「…そう、それで貴方は誰なの」
「これは失礼しました。俺の名前は北郷一刀といいます。そちらは…」
「私は陳留で刺史をしている曹孟徳それから彼女たちは夏候惇と夏候淵よ」
「…貴女が曹操さんですか。」
そういうと曹操の頭を撫ではじめる。
「貴様!!何をしている!!」
夏候惇は一刀に掴みかかるが寸前のところで避ける。
「いやーずいぶん可愛らしかったもので…つい」
「…可愛らしいって、それになぜ操の名を知っているの?」
「まあ、その話しは長くなるのでまたの機会にするとしまして、ここにいた人なら……」
~曹操達が到着する少し前~
賊達の拠点に光が突き刺したかと思うとそこにいたのは白いコートを身にまとった北郷一刀がいた。
賊達は珍しい服装に目を奪われており、何所からどうやって現れたのか気にしないことにした。
「兄ちゃん、いい物持ってるね~。痛い目見ないうちに身包み全ておいていきな」
1人の賊が武器を片手に近づくと
「すみません。街へはどうやって行けばいいでしょうか?」
と見当違いの答えが返ってきた。
「…ふざけるな!!俺は、身包みを置いていけといってるんだ!!」
声をあげ武器を振り下ろすが、体が動かなかった。自身の体を見てみると、身体中に糸が巻き付いていた。
「あんた達がどんな人間かは知りたくもないし興味もないんだ。ただ、街へはどう行けばいいのか教えてくれればそれでいい。………ただ、どうしてもやると言うのなら容赦はしない」
殺気とも違う威圧感に賊の一人は身体を震わせるが、他の賊は一刀に向かって行くが、同じように身動きが取れなくなった。
一刀は首を振りながら(やれやれ、どうしてこうも命を無駄にしたがるかね)と思いながらも氣によって創られた鋼糸を引くと賊達の身体が地面に沈んでいった。
賊を片付け人の気配を感じ取り身を隠した。
話は戻って
「…その話を信じろと」
曹操は疑いの眼差しで一刀を見据えるが
「なら、そこらへんの穴を調べれば真偽はすぐ分かるはずだ」
夏候惇と夏候淵はすぐさま調べると確かに一つの穴に人が一人ずつ埋まっていた。
「…華琳様どうやら事実のようです」
「貴様どうやってこれだけの人数を埋めたのだ!!」
曹操達は一刀に詰め寄るが
「俺自身の事もふまえて詳しい話は、陳留で話しますよ」
「今話さんか!!」夏候惇は声を荒げ一刀に突っかかるが
「知り合いとの待ち合わせもあるし、街で話したいのだが」
と答えるが「…貴様!!」今度は切り掛かろうとしたが
「春蘭やめなさい!!」「華琳様…しかし」
「街に着いたら話すというのだからそれでいいでしょう。……それが嘘でなければ」
曹操は一刀を睨み、夏候淵は様子を伺っていると
「嘘は言いませんよ。まあ…話の内容を信じるかどうかは貴女方しだいですが…」
暫く怪訝そうな顔をしたがとりあえず陳留に戻ることにしたのだった。
次回は、案内役を待つかたわら他の国を回らせようと思っています。
今回はなんというかぐだぐだの内容になっているような気がしています。今後もこのような内容にならないようにしていきたいです。
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一刀が三国志の世界に到着し曹操、夏候惇、夏候淵と対面しますが、かなりぐだぐだになっています。