「さてと…俺たち3人か」
「大丈夫ですよ鍵さん御点前は家元から褒められたぐらいに上手なんですから」
「そ~ですよ、私も頑張るからさ」
「そうだな…」
野点チームは部長の鍵,藍と宮子の3人となった。
しかし問題は無かった。
学園内で人気のある藍に声と華道の腕に定評のある宮子。
そしてこの地区では1,2を争える程の腕前を持つ鍵。
さらにこの3人のチームワークも良い為鍵もあまり心配してなかった。
「さてと…野点をするとして場所は中庭だって言ってたな」
「そうですね…」
「あそこでするならさ~コスモスが咲いてる花壇の近くにしましょうよ」
などと場所や準備する物などを決めていく3人。
「あとは当日の服装だな」
「そうですね…ミニの浴衣なんてどうでしょうか」
「却下です……それが二人っきりの時にして欲しい」
「鍵さん」
「はいは~い…ラブラブなのはいいですけど決めるものを決めてからしてよね~」
「「・・・」」
鍵と藍は学園に入ってすぐ付き合うようになった。
そして付き合い始めた頃美佐との関係が悪くなった。
「それじゃ~例年通り着物でいいよね~」
「「はい…」」
和菓子については先生に頼み小型の冷蔵庫で保管することにした。
野点チームは学園祭当日までに必要な準備がほとんどないため当日の集合時間を決め解散した。
つづく
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野点チームの準備風景?です
うまく書けたかな…?
不安です…。
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