No.181962

真恋姫無双 外史の果て

amaamaさん

全ての恋姫たちとの記憶がある一刀と
彼を待っていた恋姫たちの織り成す物語

2010-11-01 22:09:29 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:2093   閲覧ユーザー数:1702

 

一筋の光が空を裂く

それを見つめる百の姫たち

天はどの手に・・・

 

目が覚めたら、荒涼とした砂漠で一人、横になっていた。

全く身に覚えのない状況だなとひとり呟く。

その瞬間、幾つもの影が頭をよぎる。

泣かしてしまったさみしがり屋の覇王

 

王と少女の狭間で生きる娘

 

理想のため立ち上がった優しい子

 

我儘なお姫様たち等々

 

ありとあらゆる人の顔が浮かんでいく

笑顔、泣き顔、怒った顔、

 

此処に来るのも何度目かな

いや、2度目のはずだ。それにしては、記憶の量がおかしい。

まぁ、その内わかるだろう。

それより彼女らは、おれを覚えているのだろうか。

そんなことを考えていたら

 

「よう兄ちゃん」

突然、かかってきた声

後ろを振り向くといつものように彼らがいた。

「ひさしぶり」

つい声が出てしまう。

「なに言ってんだこいつ」

「きっと頭おかしいんですよ兄貴」

「ちっ奴隷にならねえじゃねえか」

いささか内容は物騒だが懐かしく感じてしまう。

「まぁいい、死にたくなければとっと服を脱げ」

全くおなじだな

だが今の俺はあの時と違う

あの愛しい武将たちならまだしもそこらの賊には遅れはとらない。

「おら!はやくしやがr

次の一言が言い終わる前に目の前のノッポをふっとばす。

残りの二人も慌てているうちに眠ってもらう。

 

思っていたよりも体が動くな

いい調子だ

さて後は待っていれば彼女らが来るだろう

「いやぁ見事な腕前ですな。これでは助けに来た意味がない。」

 

やっぱりきた

嬉しさでついつい顔が緩んでしまう

「そんなことはないよ、ありがと。」

「はて、お礼を言われるようなことは何もしてないのだが」

「来てくれたことにだよ」

少々いろいろな思いがこもってしまう

「そうですか、それでは受けっとておきましょう。それより如何です、あなたは服装からしてただの旅人には見えない。私たちと一緒に来ませんか?」

「わたしたち?」

わかっているが聞き返す

「ああ、いい忘れてましたが、旅の仲間がいましてな、今は向こうで待っているんですよ」

「それは悪いことをしたな。え~と、一緒に行っていいのか?」

「まぁへいきでしょう、自己紹介は合流してからということで」

 

「遅いですね、星さん」

「いやいや~ほら、かえってきました~」

「すまん遅くなった、拾い物をしてな」

「なんかうれしそうですね~」

「そうか?」

「そうですよー」

「まぁいい、これがその拾い物だ」

「もう少しまともな紹介できない?」

「ほーこれが」

「星ちゃんもいい趣味してますねー」

「スルーですか!」

「ぐー・・・」

『 寝るな! 』

「お~見事にはもりましたね、お兄さんなかなか良い腕してますねー」

「ははっありがと」

ついいつもの調子で起こしてしまった

自重しろ、彼女らがあの彼女たちかきちんと見極めろ

「「「じー」」」

「えーと、おれのかおになんかついてる?」

「いやー、あのノリについてこれるのは稟ちゃんぐらいですからねー

風はおどろいているのですよー」

「いや,hu・・程昱さんあれはなんとなく

「だからですよー。それと風は程昱ではなく程立なのですよー」

しまったと思った時にはもう遅く

好奇の視線やら疑惑の視線がつき刺さってくる。

「そういえば自己紹介がまだでしたね、私は戯士才といいます」

「私は趙雲だ」

「俺は本郷一刀といいます。趙子龍さんと郭嘉さんそれに程立さんよろしく」

この際、カマをかけてみよう。何にしてもそうすれば天の御使いとしてやりやすい

「『『!!』』」

やはり驚かれるよな

「なななんで私の名前を知っているのですか!?」

「私だって趙雲としか言ってないぞ。なぜ子龍という字を知っている」

「なんで風だけ知らなかったのですかー」

おいっ一人なんかずれてるぞ

「っと、そんなことより刺史が来てしまったな、いま会うのはまずい話は道すがら聞きましょう」

「そうですね、しかし次はどの町に行きましょうか」

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              ・

「華琳様、ここに流れ星が落ちたそうです」

「そう。あいつはいないわね」

「っくそ、本郷の奴どこにいったんだ」

「まぁいいわ、きっとまた会えるでしょう。それより本当に私の知ってるあいつだといいけど」

「華琳様のことをわすれていたら私が殴っておもいださせます」

「それはいい考えね、よし、城に戻るぞ」

       ・

       ・

       ・

「ご主人様いないよ。管路ちゃんどうして」

「・・・場所まちがえました」

「しっかりしろ、いまはお前だけが頼りなんだぞ」

「大丈夫、きっと会える・・・とおもう」

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       ・

       ・  

「もう、彼、着いたかしら冥琳?」

「あぁ、もうそろそろだろう。」

「聞いた?美羽」

「そうかそうか、やったの七乃」

「お嬢様嬉しそうですね、でも一刀さんがお嬢様のこと忘れてたらどうします?」

「ううー、どうするのじゃ孫策」

「忘れてたら思い出させたらいいじゃないの、それと、雪蓮だっていってるでしょ。」

      

 

今ここに新たな外史の幕が開ける

 

 

 

「ふふっ彼がついたそうよ」

「そうか、今回はあいつに働いてもらわなくてわな」

「ええ本当に」

 

 

 

「んんんーご主人様~、ってはぐれちゃったわ。あ~ご主人様の呼ぶ声が聞こえるわ。

いま行くわ~、まっててんご主人様」

 

 

 

「予定通り外史の集合にせいこうしました」

「よし、後は彼らに任せよう。頼んだでかずぴー」

あまり長い挨拶はにがてなので一言

よろしくお願いします

 

コメント、アドバイス、要望、待ってます

 

 
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