そこは様々なモンスターと人間が共存する世界。
だが、1人では大きすぎる自然には立ち向かえない。
そこで人間はある組織を立ち上げる。
『ギルド』
それはモンスターの数や種類を把握し人間が狩りすぎないように調整を行う組織。
その下で働いているのがハンターである。
ハンター達はギルドを通されてやってくる依頼(以降:クエスト)を成功させることにより報償をもらい生計を立てている。
クエストには様々なものがある。
主なクエストは討伐のものだ。
討伐は村や街に被害を与えたり商人達や旅人が街から街へ移動する際に襲ってくるモンスターを倒すものだ。
次は採集。
これは依頼された品を狩り場で採取してくるというものだ。
簡単だと思われがちだが中には強力なモンスターを相手にしなければならないものもあるのだ。
他にも護衛や捕獲といったクエストもある。
そして、そんな困難なクエストを1人で行えるハンターは早々にいない。
だから、ハンター達は自分たちのパーティを作るのだ。
パーティとは一度に4人まで一緒にクエストに行けるのだ。
何故、4人かというと。
昔、ある村のハンターが5人で狩りに出かけたらしいそして、狩り場で婚約者の女性を亡くしたそうだ。
そんなこともあり、ギルドでは原則として一度に4人までしかクエストに行くことを認めていない。
だが、モンスターによっては相性が良くない武器も存在する。
なので、ハンター達はパーティよりも大きな集まりである『猟団』を結成した。
それぞれの猟団は多くのハンターを集めてモンスターに合わせてクエストに行く人間を決めていた。
最初はそれだけの集まりだったのだがより強い猟団が街を治めることが多くなってきたのだ。
街を統治して多くのハンターを管理することで自分の街の利益になるクエストにハンターを派遣させる。
その為か多くの街は栄えていったが中には自分の利益を優先するばかりの猟団も出てきた。
それを管理するのもギルドの役目ではあったのだが最近はギルドの中にも己の懐にしか興味のない者も多く出現してきた。
今、世界は確実に良くない方向へと向っていた。
さて、この世の中を鎮める者は現れるか・・・
破滅への前奏曲は始まった。
「ギルドの規制もほとんどねぇしコソッと狩ってもバレねぇな」
「ギルドなんて今更、いらねぇだろ?」
「これから世界を治めていくのは俺たちなんだからな!!」
「ちげぇねぇ!」
「「「ははははははははは」」」
黄色い布を巻いた集団が静かに動き出していた。
『懺悔室』
こんな感じの世界観で如何でしょうか?
何か気になる点が御座いましたら、遠慮なくお願いします。
ですが、あくまで『蒼天已死 黄天當立』がメインなのでこちらの更新はかなり遅くなります。
メインの方が迷ったり悩んだりしたらこちらを更新するかも?
それではここまで見て下さった皆様に多大なる感謝を!!
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今回は『狩人†無双』の世界観の説明です。
矛盾点や改良点が御座いましたら、係の者にお申し付け下さい。
それではどうぞ↓