No.176609

シュチュエーションで遊んでみる

ちゃんとデジなのはを書くためにも、とにかく電波を片付けようと思う。
というわけでFate/Dejital
どこまでも電波です。デジ組色々混ぜてます。
むしろアーチャーをあいつにする以外は原作でもよかったんじゃねぇの?と思わないわけじゃないんだけど……

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2010-10-05 20:42:27 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2390   閲覧ユーザー数:2315

 

宝石魔術師が召喚したのは、「強い奴と戦いたい」という"願い"を持つ少年とその子分だという謎の生物/一度放たれれば戻ること無き一筋の矢

 

夕暮れ、襲ってきたのは炎継ぎし赤き竜/炎を纏いし紅の槍

 

 「いくぞ、アグモン!」

 「うん、あにきぃ!」

 「見てろ、凛!こいつが俺たちの、戦いかただぁああ!!」

 「ってドラゴン殴りいってるしぃいい?!」

 

果たして不運にも巻き込まれた、「セイギノミカタ」に憧れる「できそこないの魔術師」が引き当てるのは

 

 

 「兄ちゃんが、俺のマスター?」

 

二つの世界の架け橋を担う、異界の少年/太陽の如き光放つ剣

 

結ばれたる同盟と、聖杯戦争という悲喜劇の始まり。

開幕の鈴に誘われ、踊りでたるは白い少女。そして

 

 「賢……、何故だ」

 

願いの為、全てを捨てることを選んだ優しい狂気/優しさゆえに狂った過去を持つ狂戦士

 

 「ごめんなさい。太一さん。それでも。

  僕は、兄さん達を取り戻したい」

 「やっちゃえバーサーカー!」

 

白く優しく、はかない狂気を退けたとて、既に歯車は回り、廻る。

 

次に名乗り出るは偽りの主とソレに遣える事を強制された。

 

剣の最も信頼するはずの少年/白銀の獣で駆る者

 

 「よぉ、久しぶりだな、相棒」

 「あぁ、"久しぶり"だな、親友。ライダー?」

 「らしいぜ」

 

 「セイバー、知って……」

 「相棒って…」

 

 「ムダ話をしているな!殺せ!ライダー!!」

 

 「だってよ。ヤマト」

 「努力してみるさ。なぁ?ガルルモン」

 

果たしてかつての仲間が対立する中。

「この」聖杯戦争における、異質が明確化する。

 

 「一つ教えてやるよ、ライダーの偽マスター」

 「ふん、アーチャーか。僕はニセモノじゃない。

  ホンモノのライダーのマスターだ」

 「そーかい。とりあえず忠告。

  俺たち"パートナー"のいるサーヴァントには令呪はきかねー」

 「「なんだと?!」「なんですって?!」」

 

戦いの最中のとんでもない爆弾発言。

しかしそれは直後、証明されることになる。

 

 「たいちー!!"本"だぁあ!!」

 

ライダーのライダーたる所以。

パートナーと呼ぶ獣の声。そして。

 

 「アグモン!」

 「了解っ!!」

 

果たして解放されるライダーとそのパートナー。

そして、本来のマスターである少女の決意。

 

 「さくら…」

 「ライダーは、私を護ろうとしてくれた。だから……」

 

 

果てして宝石魔術師は自らのサーヴァントに詰め寄る。

聞き捨てならぬ、そして証明された言葉を確かめるために。

 

 「それよりアーチャー、いえ大。

  令呪が聞かないって、どういうこと?」

 「どうもこうも。

  令呪ってのを縛るのはサーヴァント自身に対してだからだ」

 「は?」

 「パートナーデジモンは、宝貝ですらない。

  俺たちそれぞれの半身ではあるけれど、同時に個でもあるから」

 「デジモンは逆らえるんだ」

 「なにそれぇええ?!」

 「何か不味いのか?遠坂」

 「このスカタン!令呪がどんだけ重要かわかってないのー?!」

 「いや、全く」

 「あーあーそうでしょうよ、そうでしょーともっ!!」

 

誰知れずとも暗躍を重ねるのは、

主の覚悟に感謝し、確固たる意思の女王/カードを操る魔術師の少女

 

 「私に巻き込まれて、残念だったわね、聖杯戦争」

 「留姫」

 「えぇ。いきましょう。レナモン」

 「あぁ」

 

果たして突然現れるは「8人目」。

あまたのデジモンと絆を結ぶ「かつての聖杯戦争」の参加者の介入

 

 「なぜ、お前がいる?遼……」

 「遼?」

 「多分……バーサーカー、いや賢が取り戻したいと思っている、ひとり」

 「え?」

 「太一じゃんか、久しぶり。

  それから、わりぃな……お前らと、戦うハメになりそうだ」

 「へぇ、おもしろそーな奴だな」

 「あんたは空気読みなさいっ!」

 

闇を纏いし竜/その属性故に暗殺者を冠する少年に、紅き竜の少年は誓う。

それはかつてのトラウマから。かつての、自分勝手な罪から。

 

 「俺は、二度もお前を見殺しに出来ないんだよ、輝一」

 「だからといって、お前が汚れる理由なんてなにもないぞ、拓也」

 「これは、俺のエゴだ。輝二からお前を、一時でも奪った謝罪」

 「・・・・・・・ったく。俺はちゃんと、生きてたってのにな」

 

 

果たして。

あまたのサーヴァントが、マスターが抱える「正義」を前に、青年はなにをみるか。

 

 「士郎兄のいう"正義"って、そもそもなんだ?」

 「え?」

 「俺たちの大義名分は、最初自分たちだった。

  俺たち自身が生き残るために、戦うしかなかった」

 

語られる過去は繋がった記憶から。

まだ幼い子どもたちに降りかかった、とんでもない「現実」。

そこに、果たして正義はあったのか。

 

 「あとから、世界のためとかいろいろくっついてきたけど。

  結局は自分たちのためだったんだと思う。

  自分たちがあの世界を大切だったから、好きだったから。

  だから戦った。

  自分の思うとおりに世界を作り変えようとしていた"存在(正義)"と」

 「・・・・・・・・・太一」

 

 「勇気と無謀は違うんだぜ、士郎兄」

 

果たして。

満ちる「穢れた聖杯」からあふれ出すのは。

 

 「ブラックウォーグレイモン……」

 「久しい顔もいる…知らぬ顔も在る……今宵は面白い。実に面白そうだ」

 

果たして。

放たれたる矢はその切っ先を輝かせ。

 

 「つよそーだな、あの黒いの」

 「しまったぁっ!同類がいたっ」

 「同類って」

 「「バトルジャンキー」」

 「・・・・・・・・・あは・・・あはは・・・」

 

物語の結末は、悲劇か喜劇か。それとも。

 

 「いくぜ!ブラック・ウォーグレイモンのおっさん!」

 「おっさんて」

 「の馬鹿まさるー!!」

 

そして。

決戦で彼が「願う」のは

 

 「投影、開始」

 

     ______身体は、"情報"で出来ていた……

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

どうみてもデジ組が主役です

士郎の空気っぷりに普通に吹いた

 

ネタが色々詰まりすぎてどーしていいやら

T班(一人だし)もなんで出した、っていう扱いだしな

F組なんぞ別の世界ツクッテルし(ちょ

また秋山(ゲーム版)出したし(こいつも本来ならT班だろうに

Sはもっと馬鹿な部分を出したかったんだがなぁ

 

一応ネタとしては

 

大と太一のシスコン同盟←桐間兄参盟とか

ヤマトと士郎の料理バトルとか

留姫ちゃんとるびーtyry

Wアグモンでのあれこれ。基本おっきさちがうんだけど

「分けるのにとりあえず進化しておくとか?」「家が壊れる!」とか

太一とヤマトの喧嘩とか

ホントはアンリ=マユが賢のアニキだったりとか(Bウォーグレイモンのパートナーもありだな)

ヤマトとさくらの孤独部分の共鳴とか(ハーモニカとかな)

 

・・・・・・・・・・士郎に「卵焼きはまだまだだな」って言って

士郎がめっちゃ気合入れるとか(もう黙れ

 

 

あと留姫ちゃんの科白某ビスケットハンマーな漫画からまんまパクリ。

意味ありげだけど、出番なくてごめん。あのシーン好きです、魔王。

は、ダブル魔王おもしろそ(また電波受信してる人がいる


 
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