注意
・この作品に登場する一刀はチート性能です。
・一刀の性格や設定が異常な変更をされています。
・キャラの口調や性格がおかしい可能性があります。
・誤字・脱字があるやもしれませぬ。
・原作の雰囲気が壊滅的です。
・作者は実際の三国志を全く知りませぬ。
・作者は初心者で文章能力が極端に低いです。
・作者はガラスのハートです。
・妊婦の方や心臓の弱い方はご遠慮ください。
地獄絵図。
そんな言葉が相応しい場所。
前を見れば老人が首を斬られ。
右を見れば家が燃え。
左を見れば子供が親を捜し泣き叫ぶ。
それは『彼ら』には日常であり当たり前のこと。
生きていくために堕ちていくしかなかった道。
周りから獣と言われようとも悪と罵られようとも『彼ら』にはそれしか生きる術がない。
これまでもそうしてきたしこれからもそうしていくだろう。
変えるつもりはない。
変えたところで明日を迎えられるわけではないのだから。
それに今更、止めてもその罪は消えない。
ならば、死ぬまで貫き通すまで。
『彼ら』は願う。
早く自分たちを救ってくれと。
早く希望を与えてくれと。
そして、『彼』は見つける。
小さな小さなとても儚い希望を―――
村中を走り回っている子どもたち。
茶を飲みながら談笑している老人達。
せっせと客を集める商人達。
畑を耕す農夫達。
一家の家事を一手に引き受け精を出す主婦達。
決して豊かではないが確かな平和がそこの村にはあった。
こんなご時世、確かな平和なんていうのは違うかもしれない。
ほんの少しだけの平和。
みんなが『生きている』と思えるだけの平和。
しかし、それも一瞬で消える儚いものに過ぎない。
平和は脆い。
故に人は平和を求のだろう。
だからこそ、平和を羨み妬む者も居るのだ。
村人達が何年も掛けて手に入れた平和は半刻もしないうちに消え失せた。
原因は賊の襲撃だ。
近頃では別段、珍しいことでもない。
王朝は廃れ、上の者達は自分の懐を肥やすことしか頭にない。
そのため、賊に対しても何の対策も取らない。
その結果、更に賊が増えていっているのだ。
村を襲われた彼らは被害者。
村を襲った『彼ら』も被害者。
その根本的な原因となる王朝こそが加害者である。
「おい、お前ら食料と金に成りそうなものだけ手に入れてとっととづらかるぞ!」
「「「「「おう!」」」」」
リーダーらしき男が部下達に命令を出す。
そして、その脇には1人の青年がいた。
「ここは都に近いからね、いくら衰退したと言っても官軍がすぐにくるから急いで退散しないと」
一見、優しそうな青年。
だが、青年は容赦のない指示を出す。
「刃向かってくる者、武器を持つ者には遠慮するな。容赦すれば自分の頸が跳ぶものと思え」
その村はどんどん、血で染められていく。
抵抗しない者はその場で泣き崩れたり、ただただ、唖然とするしかなかった。
それでも『彼ら』は止まらない。
奪えるものはとことん奪う。
しばらくすると賊の一味が一ヶ所に集まる。
「よし、結構手に入ったな。野郎共、撤退だ!!」
『彼ら』は来たときと同じようにすぐにその場を去っていった。
「うーん、まぁまぁかな」
青年は村から略奪した物を確認しながら呟く。
すると、背後から1人の男が近づいてきた。
「ここら辺の村じゃぁ、あったほうだぞ」
「そうだね、父さん」
青年は振り返りながら言う。
そこには三十代であろう男が居た。
「んで、これからどうすんだ?」
「んー、これだけあるならしばらくはジッとしていても大丈夫でしょ」
「じゃあ、しばらくは待機か?」
「うん、あんまり都に近い場所でやり過ぎちゃったからね」
青年は苦笑する。
「んなこと言ったって仕方ねぇだろ?他に襲うとこもなかったんだからよ」
「分かってるよ。大体、これを言い出したのは俺だし」
青年は確認が終わったのか男に近づいていく。
そして、杯を傾けるような仕草をして
「それじゃあ、みんなを集めて騒ごうか!」
青年は走って『彼ら』がいる場所へと向かう。
「ったく、これだから餓鬼は」
男はため息を吐きながらでも、どこか嬉しそうに呟く。
青年に向かって大きな声を出す。
「おーい、待てよ。一刀!」
あとがき
みなさん、初めましてイタズラ小僧です。
今回はかなり中途半端なとこで切らせてもらいました。
理由としてはですね。
勢いに乗って書いたはいいものの今後の展開を一切考えていなかったんですよ(笑)
・・・・・・・・・はい、反省してます。
次回からは出来るだけストーリーを作っていきたいと思うのでこんな奴ですが贔屓にしてください。
それでは見てくださったみなさんに多大なる感謝を!!
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どうも、初投稿になります。
下手ですが、そこら辺は寛大な心で見て頂ければと思います。
感想やアドバイスなどは大歓迎です!
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