No.172265

-鏡像歪曲- 3幕

Luneさん

目が覚めるとそこは歪んだ世界だった・・・

・・・・・・・みたいな?

そんな感じで進めていこうと思いまする

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2010-09-13 18:21:33 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:283   閲覧ユーザー数:271

 

 

 

 

 

 

現在の登場人物

 

 

 

 

アキラ…基本めんどくさがりや。学校もサボりたいと思ってはいるのだが、サボると

 

    カズヨシが次の日から一週間は家に迎えに来るようになるので素直に登校し

 

    ている。ちなみに親元から離れて一人暮らしを満喫中。

 

 

 

 

カズヨシ…アキラに唯一話しかけてくる友人?悪友的な立場にある。アキラになにかと

 

     いつもちょっかいをだしてくる。ちなみに変態。

 

 

 

 

「・・・・・んっ」

 

 

(なんで俺は倒れてるんだっけか。・・・・・・っ!!そうだ確か人影を追って館に入ってそれで・・・。)

 

 

だんだんと意識がハッキリとしていき、頭の中で情報を整理しながら目を覚ました

 

目に映るのはあのときの館?だった

 

どうやらあの鏡の前で自分は倒れていたらしい

 

 

ブルッ

 

 

あの出来事を思い出すと身体が自然と震えてしまう

 

(とりあえず早くここをでよう。)

 

そう思い身体を起こすため近くのテーブルに手をかけようとした

 

「っ!?痛ぅ・・・・。」

 

その手は空を切り、体重をかけようとしていたアキラは見事に再び床に倒れた

 

「なんなんだよ、ついてねぇなぁ・・・。」

 

若干苛立ち混じりで一人愚痴をこぼしてしまう

 

そしてもう一度テーブルに手をかけようとしたところである異変に気づいた

 

 

「あれっ・・・・・・・何だコリャ!?」

 

今手をかけようとしているテーブルは自分から見て右側にある

 

そして当然それを見て右手でテーブルをつかもうとした

 

ここまではいい

 

だが右手を動かしたはずが“実際は左手が動いている”

 

静かに異変が起きていた

 

「!?!?!?」

 

わけが分からないと思いながらも自分の中ではある答えがでていた

 

(ここは・・・・・・・・俺のいた世界じゃ・・・・ないのか?)

 

ただ直感していた

 

そう目を覚ましたときも感じたある違和感

 

 

“ここは本当にあのときの館なのか?”

 

 

それを確認するためにまずは自分の身体に起きていることを考えた

 

(右手を動かしたつもりが左手が動いた。・・・・・・ということは)

 

左手を動かした。するとやはり今度は“右手が動いた”

 

(もしかしてここでは意識した方向とは逆に身体が動くのか・・・・・?)

 

しばらく自分の身体がどう動くのか試してみた結果やはり“逆”になっていた

 

だがどうやら前後は“逆”にならないようだ

 

※ここでの前後とは歩いたり走ったりすることを例にとると前進・後退のことです

 

 

「くっそ、動きづれぇ」

 

身体を起こすことにもかなり時間がかかった

 

ただ身体を起こすという行動にどれだけ苦労したのか、アキラの顔には疲労が見てとれた

 

(とにかく慣れねぇと・・・・・。まず館の中を少し調べてみるか。)

 

 

館の中を調べようとまず周囲を見てみる

 

「あれ?」

 

やはり違和感がある

 

そう、置いてあった物の配置なども“逆”になっているのだ

 

鏡はなぜか黒ずんでいてこちらの姿を映すことはない

 

あのとき無くなっていた窓もあるにはあるのだが、全て“逆”の配置だった

 

(とりあえず館歩き回ってみるか・・・・。)

 

 

しばらくして・・・・・・・

 

「ぜぇっ、ぜぇっ、くそ、館の中、調べんのに、どんだけ、体力必要なんだよーーーーっ!!!!!!」

 

息も絶え絶えになりながら叫ぶが余計に疲れただけだった

 

館にある部屋を全て調べる過程で転んだ回数--十数回

 

身体にできた擦り傷・打撲--数箇所

 

それでもめげずに調べ続けた根性----プライスレス

 

分かったことといえば館の中にある物、それから館そのものが“逆”になっていることだった

 

一番怪しかったものといえば元凶ともいえる鏡だったのだが、近づいても触れても反応はなかった

 

(となると八方塞だな、どうするか・・・・・・)

 

色々考えたすえにとりあえず行動あるのみ!ってことになり館を出てみることにした

 

 

「予想どうりっちゃ予想どうりだけどよぉorz」

 

 

外に出てみると建物の配置はやはり全て“逆”だった

 

館出れば案外いつも通りじゃね?とかいう楽観的な考えはあっさりと否定された

 

無論アキラのほかに人影はなかった

 

「はぁっ・・・・。どうすっかなぁ」

 

かなり精神的にもきていたアキラだったが、立ち止まっていても仕方なかったので街を歩いた

 

 

≪      ミ       ツ       ケ        タ          ≫

 

--------それは徐々にしかし確実に迫ってきていた

 

 

 

~あとがき~

 

どうもLuneです!!これからこの作品どう進めていくかぶっちゃけ不安でたまりません(汗)

 

というか結構ぶっつけ本番的な感じで書いているんですよねw

 

これを読んで少しでも楽しんでいただけたらと思いますww

 

ではでは、いつ終わってしまうか分からない作品ですがまた次回でお会いしましょう(´∀`)

 

 

 
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