No.169227

真・恋姫†無双 南蛮√第二話 一刀と美以、成長するのこと

JINさん

久しぶりの人も初めての人も、どもJINです。

お待ちかね(?)南蛮√第二話です。

それでは、どうぞw

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2010-08-30 13:05:55 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:5162   閲覧ユーザー数:4012

美以が生まれてから両親はかなりの親馬鹿ぶりを発揮した

 

紹介をしていないと思うが一刀の父親はこの村の長・・・というよりもこの地域一帯の長である

 

母親は美以を抱えて村の人達に私の子にゃ、かわいいでしょ♪と自慢し、父親は一刀とその後ろについている

 

このとき、一刀は歩く速度が遅いもののすでに自力で歩いていることに村の人々が目を丸くしてポカンとしていたことに父親も自慢そうに笑っていた。ちなみに一刀というと

 

一刀「・・・・・・にゃ?」

 

キョロキョロしていて、なぜみんながカズを見ているのかと疑問を思っていて頭を横に傾けている

 

人々「・・・・・・・・・・・・(ほわわ~~ん)はぁ~~~~~~♡」

 

その仕草に全員堕ちました(もちろん女性)・・・幼児一刀、なんて恐ろしい子!

 

 

 

実はこれが初めてではなかった

 

一年前一刀が生まれて、この二人はここまでの親馬鹿とは思わなかったと言われる位に喜んでいた

 

父親は早速この一帯に我が子のかわいさを知らせるために一刀を抱えて出て行き、母親はすぐさま一刀の服を作り始め、それ以外のときは女性同士の話し合いで一刀のかわいさを言いふらしていた。

 

それと一刀を見た男性と女性の感想だというと

 

男性1「オラもこんな息子が欲しいだ」

男性2「養子にしたい!」

男性3「・・・・・・(返事がない、ただの男のようだ)」

 

女性1「いや~ん、かわいいわ!」

女性2「アタシがもっと若ければこの子と結婚するのに」

女性3「・・・うちの子と交換しようかしら?(ボソッ)」

 

とこのように、男性陣は一刀を自分の息子にしたいのは大半で、女性陣はそのかわいらしさに堕とされた

 

 

赤ちゃん一刀、なんて恐ろしい(ry

 

 

まぁ要するに、誰もこの親馬鹿には敵わないということだ

 

 

 

 

さらに時間が経ち一刀が九才のときに武に興味を出した、その理由は自分がお兄ちゃんだから美以を守るのはカズだと言っていた

 

最初こそは反対をしていたが、一刀の決意が強く両親は仕方なく頷いた

 

やはり子供なのか体力や筋力はまだ鍛えられていなくて、どの武器もまともに持てなかったがそれでも負けずに頑張っていた。

 

だが恐ろしいのはその後だった

 

一年あまりでそこらの大の男以上に体力や筋力をつき、全速力で百里を走りぬいた

 

それは親さえも吃驚していた

 

父「さすがうちの子にゃ!」

 

一方美以というと

 

美以「み、みぃもにいのように強くなるにゃ!」

 

大好きな兄がどんどん遠い存在になるのが嫌になり、少しでも長く一緒にいられるようにがんばろうと思っていた

 

母「それじゃ母さんが美以ちゃんを強くするにゃん♪」

 

父「か、母さんが見るのにゃ?」

 

母「そうにゃ、久しぶりに母さんの武人の血が騒ぐにゃ」

 

一刀が生まれる前に彼女は武人だった。強さというと、チンピラや賊が三十人で束になってもかすり傷一つなく倒せるのである。さらに体は少々小さく華奢だが得物の虎王独鈷を使い、敵を上空に打ち飛ばせるほどの力を持っており、かなりの美貌で「南蛮女王」などと呼ばれていた

 

父「あんまり美以を傷つけるにゃよ?」

 

母「大丈夫にゃん♪」

 

こうして美以も武人の仲間入りを果たした

 

 

 

しかし一刀の成長は止まらないものだった

 

あるとき、一刀はいくつかの本を見つけ、これはなんなのかと父に聞いた

 

その中にあったのは「孫子」、世に知られている兵法書であった

 

なぜ「孫子」が辺境の地南蛮にあるのか、それは父の祖先は春秋時代の呉に仕えていた文官で、著者である孫武は祖先の上司に当たる人物だった。その後、祖先が「孫子」を見て、とても衝撃ものだったという。なにかと方法を考えて「孫子」を写し、自分の子に渡しこれを代々受け継がれるように言った、それがこの「孫子」である

 

一刀はまだ字を読めるはずがない、だから最初は字の読み書きを習い始めた。鍛練の合間や夜など時間が空いたらすぐさま本を開き勉強を始め、それも一年で「孫子」を読める段階まで進んでいた

 

父「一刀はとんでもない鬼才かもしれないにゃ」

 

それもそうである、南蛮など辺境の地では子供どころか大人も字が読めないのはほとんどだからだ。いや、大陸の人間でもそうではあるが。それなのに十一の子供が字を読めるだけでなく、兵法にも興味がある、それは驚かずにいられるか

 

また一年が経ち、美以も実力をメキメキと伸ばしていき、一刀は「孫子」を丸暗記できるほどに成長していた

 

南蛮の人々はこの二人をこう呼んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「南蛮王」孟獲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「南蛮の獅子」孟節

 

 

である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

後書き空間

 

J「どもみなさんお久しぶりです」

 

一刀「これだけ更新期間をあけて、どうしたんだ?」

 

J「ラウンジで言った通り、三週間くらい中国に帰ったのですよ、用事などで」

 

一刀「そうだったな・・・所で月は?」

 

J「それは」マジシャンっぽく手の上に水晶玉を出し、その中に月が写っている

 

 

月「へぅ~、か、一刀様の子供姿、それもネコミミと尻尾付きなんて・・・・・・へぅ~~~~~~~~~~!」

 

 

J「と悶えているようですね」

 

一刀「オレがいうのもなんだが確かにアレはヤバイな」

 

J「いいじゃないですか?これは私の望んだ姿、そして読者が望んだ姿なんですよ」

 

J「まぁそれはさておき。みなさん長い間更新できなくて申し訳ありません、そのときホントに忙しくて執筆できませんでした。学部会、テスト、帰国準備、萌将伝・・・etc、言ったらキリがないので省きます。」

 

J「それから前の作品一刀設定ですが、それが現在のステータスなので、まだまだ強くなります。また時間があるとき一刀設定(改)を投稿しますので、そちらに参考してください、よろしくお願いします」

 

J「それでは、次回第三話『パヤパヤと白虎、二人に懐くのこと』をどうぞお楽しみにしてください」

 

一刀「ではまた次回に会おう」

 

 

 

閑話空間

 

J「ふぅ」

 

一刀「どうした?結構疲れているようだけど」

 

J「いやね、最初は帰ってゆっくりしようと思ったんだけど、かなり忙しい帰国だったよ」

 

一刀「例えば?」

 

J「親戚はかなりいて、23家の訪問をしたことと、母から頼まれた買い物と、友達のお土産と、墓参りなど・・・・・・まだあるけど聞く?」

 

一刀「・・・いや、もういい」

 

J「だからそれらのせいで平均睡眠は4時間くらいしかなかったよorz」

 

一刀「お疲れ様だな」

 

J「でもいいことがあったよ。ある日街をブラブラしていたら、馴染みの物が目に入った。それは・・・・・・」

 

一刀「それは?」

 

J「メイド服、つまりメイド喫茶があったんだよ」

 

一刀「は?」

 

J「片言の日本語のあいさつだったけど、思わずニヤけてしまったよ」

 

一刀「ニヤけんなよ、変質者になりたいのか?」

 

J「なってもいい!」

 

一刀「なるなーーーー!」

 

 

 


 
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