ゼロ魔クロスとかやってみる
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「あんたたち、誰」
「森あい」
「植木耕助」
「小林あきらでございます」
「そうだったのか」
「まさか。っつーかネタが古い」
「なんなのよあんたたちぃ」
ピンクブロンドのお嬢さんの絶叫に、彼らは顔を見合わせた。
なんなのって言われても。
・ぎーしゅ戦
「よかろう! では決闘だ。 ヴェストリの広場で待つ。」
余裕の勝利を疑わない美形に対峙する、奇妙な3人組。
「逃げずに来た事は褒めてやろう……」
「僕の名はギーシュ、ギーシュ・ド・グラモン。 二つ名は『青銅の』ギーシュだ」
「ルイズの使い魔、森 あいよ。そしてこの二人が私の剣」
平民は決してメイジには勝てないというのにその「常識」が彼女たちには全く見えていないような。
「植木」
「おぅ」
「コバセン」
「あいよ」
「・・・・よろしく、ギーシュ」
理解しがたいことを彼女は自信を持って告げる。
だが少年も中年…もそのことばを決して否定しない。
やれやれ。お姫様ごっこか。そんな冷笑が周囲に浮かぶが、聞こえてないわけではないはずの当人は平然と、そして毅然と立っている。
「勝負は杖を落とさせるか、『参った』と言わせた方が勝ちだ。 異存はなかろうね」
「杖ねぇ?私は持ってないけど・・・植木」
「なんだ?森」
「杖代わりになるものを頂戴。別に私が振るうわけじゃないから、 ま、なんでもいいわ」
「ん」
「植木。桃の木にしておけ」
「桃?なんでだ」
「桃は邪気を祓う、結界の木だ。丁度いいだろ。主サマの色彩の象徴でもあるしな」
「おぉ」
冗談めいたかれらのやり取りに水を差すように空気がざわめいた。
当然だろう。
「ゴミを木に変える能力」
そこで起こったのは、「どんなメイジも出来るはずが無い」事態だったのだ。
「なっ?!」
「木が、生えた?!」
植物の促進を促す風や土の魔法は確かに存在する。
むしろ農を主体とするこの世界では、下手な戦の力よりも重宝されていると言っていいだろう。
だが、その手から、なんの準備もなしに(少なくとも見かけ的な意味で)「木」そのものを生み出すなど、できるはずが無かった。
「こんなもんか」
「ありがと」
しかしそれをした少年は、平然とそれを少女に渡し。
「待たせたわね。さぁ、始めましょうか──」
彼女は手にした、どんな魔法の杖よりも魔法じみた存在を軽く振って見せ、にやりと笑って見せた。
・・・・・・・・・・
ごめん。愉しかった。なんも考えてなかったけど
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なんにも考えていないうえき×ゼロ魔
森ちゃんが超女王です
うえきとコバセンがなんでかもう彼女に仕える騎士です
基本設定がぶっとんでてそれでもいい人はどうぞ
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