No.161241

恋姫if~第8話~後編

弐異吐さん

作者の妄想

2010-07-28 01:37:13 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:2203   閲覧ユーザー数:1730

誤字・脱字は未だに神がかって多いです。あと、キャラ崩壊もあるので、それでも言い方は本編を

 

お読みください。

 

主人公はチート設定となっております。

~蓮樺・祭サイド~

 

戦闘がはじまり、そろそろ一刻が経つ。

 

蓮樺「ちぃ!!雑魚は下がれ!さもなくばこの南海覇王の錆としてくれよう!!」

 

その体を敵の血で紅く染め、覇気と殺気、その戦いの姿で敵兵の戦意をそいでいく。

 

祭「堅殿あまり、前にでるでない!儂らの目的はあくまで呂布じゃ!!」

 

離れている敵は弓で射殺し、近づいてきた敵を体術を駆使し、ことごとく蹴散らしていく。

 

この二人の戦いぶりはまさに一騎当千とよぶにふさわしい。

 

しかし、突然音が消えた。それと同時に数百という人間が空に打ち上げられた。

 

そのことでできた道を馬にまたがり、戟を片手に持ち悠然と二人の前に現れた。

 

その人物は性を呂、名を布、字を奉先。天下最強と名高い人物である。

 

呂布「お前達だれ?」

 

蓮樺「私の名は孫文台よ。そして、蒼迅の母親よ。」

 

祭「儂の名は黄公覆という。」

 

呂布が馬から降り言葉を続ける。

 

呂布「蒼のお母さん?・・・・なら、恋のことは恋でいい。」

 

蓮樺「本当に蒼迅から聞いてたとりの娘だね・・・なら私の事も蓮樺とよびなさい。」

 

祭「なら儂も祭でよいぞ。」

 

そして、三人が武器を構える

 

蓮樺「さて、二人掛りで悪いが恋、貴方には勝たせてもらうわよ。」

 

祭「そうじゃの~。勝った褒美を蒼迅様にねだってみるかの。」

 

呂布→恋「・・・コク。策は解ってる。でも、恋も負けない!!」

 

こうして、三人の戦いは始まった。

 

~雪蓮・亜莎サイド~

 

雪蓮「はぁぁああ!!」

 

一振りで数人の人間の首が宙に舞う。

 

亜莎「しぇ、雪蓮様!?おひとりで先行しすぎです。あまり、おひとりで前に行かないでくださ

 

い!!」

 

雪蓮と共に、戦場を駆け抜ける亜莎は雪蓮の行動に、ずっと、慌てふためいている。が、流石に慌

 

てていても、近づいてきた敵は倒している。

 

しかし、雪蓮のもとに馬を駆り偃月刀を片手にもった者が近づき、一閃する。それを、雪蓮は古錠

 

刀で受け止める。

 

雪蓮「くぅぅぅ////」

 

亜莎「雪蓮様!?」

 

が、相手の一撃を受け切れず後ずさる。

 

???「今の一撃を受けて、生きとるなんて思いもせんかったで。あんた強いな!」

 

雪蓮「そりゃどうも・・・貴方の名を聞いてもいいかしら。」

 

張遼「張遼・・張文遠や!」

 

雪蓮「あなたが張遼ね。私は孫策よ。」

 

張遼「へぇ~。あんたが蒼迅の姉ちんかぁ~。」

 

そういい馬から降りる。

 

雪蓮「あら?馬に乗ったまま戦わないの?」

 

張遼「あったりまえや!こないにおもろいのと戦えるのに、馬に乗ったままじゃぁつまらんわ。あ

 

と、うちのことは、霞でええ♪」

 

雪蓮「なら、私の事も雪蓮でいいわよ♪亜莎!!周りの雑魚は任せるわよ!」

 

亜莎「え?ちょ、雪蓮様!?」

 

周りの敵を倒していた亜莎であるが、雪蓮の方を振り向いてみると、二人の戦いは始まっていた。

 

亜莎「雪蓮様少しは私の言葉も聞いてくださいぃぃぃ~~。」

 

半分泣きながら戦う亜莎の声は戦場の音にかき消され、誰の耳にも聞こえなかった。

~曹操陣営~

 

その戦闘を後方から獲物を狙うように眺める人物がいた。

 

曹操「張遼か・・・ほしいわね。」

 

張遼を見据え頬を少し持ち上げほほ笑む。

 

荀彧「華琳様、孫堅には手を出すなと言われましたが、大丈夫でしょうか?」

 

先の軍議での事を問う。

 

曹操「大丈夫ではないでしょうね。でもね。桂花、そのような事を気にしていたらいけない気がす

 

るのよ。」

 

荀彧「どういうことでしょうか?」

 

曹操の考えている事が分からず、質問してしまう。

 

曹操「今回の戦闘は何かきな臭いのよ。それと、誰かの筋書き通りに事が進んでるように思えて

 

ね。最後は勘よ。」

 

確かに、先の汜水関での戦闘で功績をあげたのは孫堅と劉備の二人である。そして、今回の虎牢関

 

では、袁紹、袁術の二人は敗退し、その巻き添えで我々曹軍にも被害が出た。そして、劉備軍はも

 

ともと、兵が少ないため、今回は参加できなかった。これらの事を考えると、すべの戦で孫軍が活

 

躍している。

 

荀彧「孫堅のところが、なにか董卓と裏で取引をしている・・・と言う事ですか?」

 

曹操「それこそ解らない事よ。それに、今回は孫堅と言うより、その息子の方がきな臭いわ。」

 

荀彧「息子?ということは、天の御使いと言われている。孫静ですか。」

 

曹操「えぇ。その通りよ。桂花。だから態々その筋書きに乗る事はないのよ。」

 

そこで一息入れ

 

曹操「春蘭に伝令!!張遼を見事捕縛し帰還せよ!」

 

荀彧「はっ!!」

 

こうして曹操は動き出す。

~救出組~

 

蒼迅「やばいな、人数が思いのほか多いから、速さがでないな・・・」

 

当初の予定では4人のはずだったが、月の要望もあり、劉協、劉弁を助け、虎牢関へと向かって飛

 

んでいる。

 

明命「ですが、もう虎牢関も見えてきました!!」

 

蒼迅「はぁ~、はぁ~」

 

月「大丈夫ですか?蒼迅さん。」

 

詠「ちょっと!?あんた本当に大丈夫なの?」

 

蒼迅「大丈夫。天幕までは持つから」

 

そうは言ったものの、氣を今まで使った事のない勢いで消費し続けている。

 

蒼迅(この後、当分の間使いもんにならないな)

 

そう思っているうちに虎牢関を越え、あと少しの所まで帰ってきた。その時明命が声をあげた。

 

明命「蒼迅様!!今すぐ私を戦場におろしてください!」

 

蒼迅「一体どうしたんだ明命?」

 

明命「亜莎が誰かと戦っていて苦戦しているみたいなんです!!このままじゃ危険です!だから、

 

私を亜莎の元へ!!!」

 

蒼迅「わかった。頼むぞ。明命!!」

 

高度を落とし、明命が飛び降りれる高さまで降りてきた。亜莎が戦っている付近にて、明命をおろ

 

し、再び天幕へと向かって飛ぶ。

 

そして、おりた明命は兵の間をかいくぐり、亜莎の元へ走り抜け。今まさに亜莎を殺さんとするた

 

めに、振りあげられた一撃より早く攻撃を行う

 

明命「やぁぁああぁああ!!!!」

 

???「なに!?」

 

放とうとしていた一撃をとっさに防御に回し、その一撃を防いだ。

~亜莎~

 

亜莎(まだ、雪蓮様と、張遼の一騎打ちに決着はつかないのですか・・・)

 

内心焦り始めていた。なかなか戻ってこない蒼迅と明命の事が心配であり、もし、雪蓮が死んだり

 

したものなら、自分がどうなってしまうかを考えてします。そのせいで、斬りかかってきた相手の

 

一撃に判断が遅れた。

 

亜莎「くっ///」

 

ギリギリでよけはしたがかすり傷を負ってしまった。

 

亜莎(いけない、戦場で考え事をしていたら私が殺れる。)

 

ゾッ!!いきなり現れた殺気に驚きそちらを向く。その方向には大剣をもった女性が立っていた。

 

そして、孫策と、張遼が戦っている方に向かって走り出した。それをみた、亜莎はそれをさえぎる

 

ように間にたった。

 

亜莎「貴方は何者です!!」

 

???「邪魔だどけぇぇぇ!!」

 

いきなり大剣を振り上げ襲いかかってきた。

 

雪蓮「亜莎!?」

 

霞「よそみしとるひまはないでぇ!!」

 

一瞬亜莎に気をとられ、剣で受けるが勢いを殺せず吹き飛ぶ。

 

雪蓮「ぐうぅぅう!!(あれは、夏候惇なぜこんな前線まで単独できてるのよ##)」

 

突然、戦いの最前線に現れた夏候惇の登場に驚きを隠せない

 

雪蓮(亜莎じゃ夏候惇をそう長くは足止めできない。なら、今私がすべきことは目の前の敵を迅速

 

に倒し、亜莎の元へ駆けつける!!)

 

決意を固めると、攻撃の速度を速め、霞に連撃を繰り出す。しかし、相手は神速の張遼いくら速さ

 

をあげても食らいついてくる。

 

霞「ええな、ええな!!!こういう戦いをまっとたんや!!!」

 

こうして、二人の戦いはさらに過熱していく。そんな中、数十合夏候惇と打ち合っている亜莎の腕

 

は限界が近づいていた。

 

亜莎「くぅう///(お、重い!!これ以上受けたら殺られる!!)」

 

夏候惇「!!もらったぁぁぁああ####」

 

一瞬のすきをつき、七星餓狼を振り上げ、襲い掛からる。

 

亜莎「あっ・・・」

 

雪蓮「亜莎ぇえぇえぇええ!!!」

 

そんなとき、兵の間を走り抜けてきた者の一撃が夏候惇の一撃をはじく

 

明命「やぁぁああぁああ!!!!」

 

亜莎「み、明命!?」

 

思いがけない相手に助けられた亜莎は声を上げる。

 

明命「大丈夫ですか亜莎?誰かは知りませんが亜莎を傷つけたからには許しません##」

 

1人で突っ込みそうになるのを亜莎が止める。

 

亜莎「ま、待ってください明命!!あの人は、夏候惇は強いです。明命、1人では無理です!!だ

 

から、二人で一緒に勝ちましょう!!」

 

明命「わかりました。行きます」

 

二人同時に夏候惇に向かって走り出した。

 

夏候惇「ふん!!雑魚が何人こようが、この私の敵ではないわ##」

~呉本陣~

 

思春「蓮華様、少し落ちつてください。でないと、他のものにも伝染してしまいます。」

 

さっきから天幕の中を行ったり来たりしている。

 

蓮華「しかしだな、思春私は心配で仕方ないのだ。もし、蒼迅の身に何かあったら・・・」

 

思春「失礼ながら蓮華様、あの蒼迅様が傷を負っている姿が私には想像できませんが。」

 

少し前に戦った事のある、思春からすれば蒼迅にまともな一撃をいれ、なおかつ殺せる相手がいる

 

ならぜひその人物に会ってみたいと思う。

 

蓮華「・・・そうだな、確かにあいつが傷を負うよな相手がこの世に存在するかも怪しいな。」

 

そんな他愛無い会話をしていたら、風が天幕の中にふきあれた。

 

蒼迅「ふ、ふた、はぁはぁ。ひ、ひどすぎだろ。」

 

言葉が切れ切れに発せられる。そして、風の結界をとき、その姿があらわになる。

 

蓮思「「蒼(迅様)!!」」

 

あまりにも想像できない姿で現れた蒼迅に驚く。体からは汗が滝のように流れ、息はみだれ、地面

 

に倒れこみ、気絶した。

 

蓮華が倒れた蒼迅に近づき介抱する。

 

蓮華「えぇっと?貴方達のうちだれが董卓なの?」

 

蒼迅が気絶してしまったため、4人のうち1が董卓なのは分かるが、他が分からないため自己紹介

 

してもらった。そして、そのうち二人の紹介に驚きを隠せなかった。

 

蓮思「「えぇぇえええぇ!!!!」」

 

~蓮樺・祭VS恋~

 

三人の戦いに周りの者は戦う事を忘れただただその戦いぶりを見ていた。

 

蓮樺が攻め込むと同時に恋も前進し、攻撃に勢いがつく前に攻撃を抑えている。だが、攻撃を防い

 

でいるすきに後方から、狙い澄ましたかのように、祭の放った矢が襲い掛かる。その矢を戟で防ぐ

 

が体勢が悪いため、何本か掠る。矢での攻撃がやむと、蓮樺が突っ込み勢いのついた一撃を放つ。

 

それを防ぐが予想以上の力のため、勢いを殺しきれず、戟に罅が少しはいった。

 

蓮樺「はぁ、はぁ、私と祭で攻めてこんなに苦戦するなんてね・・・正直予想以上よ。」

 

祭「はぁ、はぁ、確かに蒼迅様の言いつけどおり、二人で戦って正解であったな。」

 

もう、時間がどれ程経ったかもわからないほど、二人は疲弊している。

 

恋「・・・・二人とも、強い。」

 

恋も罅の入った。方天画戟を確認しつつ、感想を述べる。

 

蓮樺「感想と態度があんまり一致してないわよ##」

 

祭「ほんとにのう、もう少し疲れておってもよかろうに##」

 

恋の態度に少しばかり、イライラする。

 

恋「・・・フルフル・・・恋も、疲れてる。」

 

樺祭「「ならせめてもう少し疲れた態度をしろ(せんか)!!!」」

 

その言葉に、声を上げる二人。そして、一息をつき再び、恋に話しかける。

 

蓮樺「恋、貴方の武器そう長くはもたないでしょう?」

 

恋「・・・コク」

 

蓮樺「素直ね、なら次の一撃で終わりにしないかしら?」

 

恋「・・・わかった。」

 

二人が武器を構える。それを察した祭は弓をおろし二人を見守る。

 

樺恋「「ハァァアァアァァアッァ!!!!」」

 

蓮樺は上から南海覇王を振りおろし、恋は下から方天画戟をすくい上げるように振りあげる。そし

 

て、互いの武器がぶつかり合い、蓮樺の手から武器が後方にはじき飛び、恋の方天画戟は粉々に砕

 

け散った。こうして、戦うための武器を失ったため、恋は負けを認め、蓮樺、祭のコンビの勝利が

 

決まった。

 

蓮樺「敵将!この孫文台が生け捕ったぁぁぁぁぁあ!!!」

 

呉兵「「「「「オオォォォオオオォォオ!!!」」」」」

~雪蓮VS霞~

 

蓮樺の雄叫びが二人の耳にも入った。

 

雪蓮「はぁ、はぁ、どうやらあっちの方は母様達の勝ちみたいね♪」

 

霞「はぁ、はぁ、そうみたいやな。ほんならうちらも次の一撃できめようやないか!!」

 

雪蓮は無言で武器を構える、それに応えるように霞も構える。

 

雪蓮霞「「アァァァアアアァァアァ!!!」」

 

渾身の力を込めて放った一撃は、互いの武器を後方へはじきとばした。

 

雪蓮霞「「まだまだっぁぁ##」」

 

二人武器が吹き飛んでもなお、己の拳で殴り合い、最後にはお互いの顔に拳が入り込み引き分けに

 

終わった。

 

雪蓮霞「「ぐふぅ・・・バタン」」

 

~夏候惇VS亜莎・明命~

 

亜明「「ハァアァァ!!」」

 

二人の息の合った攻撃に防戦一方の夏候惇

 

夏候惇「ちぃ!!」

 

しかし、それを剛の一撃で二人の連携攻撃を崩し、自分のペースに持っていこうとするが、なかな

 

かうまくいかない。一方の二人は互いを補い、明命が前に出て、その陰から、亜莎の暗器で援護を

 

している。

 

亜莎「明命!!」

 

明命「解ってます!」

 

二人のコンビネーションはさらに高みを目指し、加速していく。

 

夏候惇「なめるなっぁぁああ##」

 

横一閃!二人が前進してきたときに、タイミングを合わせ、放った。二人はかわせないと判断する

 

と、一撃を同じ場所に同時に叩きこみ、迎え撃った。

 

明亜「「たぁぁぁああ!!!」」

 

その二人の攻撃は夏候惇の一撃と同じ威力を出し相殺する事ができた。そんな時、二人に矢が飛ん

 

できた。二人はそれを回避し飛んできた方向を見る。その方向には、短い蒼い髪をした女性がい

 

た。

 

???「姉者!!撤退せよと、華琳様からの命令だ!!」

 

夏候惇「なんどだと!それは本当か秋蘭!?」

 

現れた女性は夏候惇の双子の妹の夏候淵であった。

 

夏候淵「まことだ!このままではいつこちらに援軍が来るかわからん。姉者の事が心配になった華

 

琳様が私を向かわせたのだ。」

 

夏候惇「・・・しかし、張遼は目の前にいるのだぞ!!私と秋蘭の二人で一気に攻めれば連れてい

 

けるぞ!!」

 

夏候淵「姉者##華琳様の言う事が聞けないのか!!」

 

夏候惇「っ///分かった。・・・・引き上げよう。」

 

二人は夏候淵が乗ってきた馬に乗り、主の元へもどっていった。

 

こうして、孫呉の虎牢関での戦いは董卓軍の将全てを生け捕り、なおかつその部下である兵たちを

 

も吸収し、力を蓄えた結果になった。その後、冥琳、穏の指揮のもと虎牢関を攻め落とし、連合軍

 

の勝利におさまった。

どうだったでしょうか?

 

一応今回で虎牢関での戦闘は終わりです。

 

戦いなどを書くのが苦手でかなりはぶっていると思います。

 

よければその辺の指導をお願いしたいです。

 

次回もよかったら読んでください。

 


 
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