No.159189

本・恋姫無双第十五話

nakatakさん

またまた、拠点です。もう何日か後、更新は中断するかと…萌将伝、出ますしね…
それでは、どうぞ。

2010-07-20 06:31:42 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:4263   閲覧ユーザー数:3515

 

--- 拠点 蓮華の『宿題』の裏で---

 

 

蓮華が雨蓮からの『宿題』で悩んでる頃…

 

 

睡蓮も悩んでいた。きっかけは一刀との会話である。

 

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一刀「【納豆】が恋しいなあ…」

 

 

睡蓮「あなた、それはさすがに勘弁してくれるかしら。苦手なのよ…【納豆】」

 

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ふと、そんな会話を思い出し、それに関連する書籍を探していたのだが…

 

 

睡蓮「本命とは、違うものが出てきたわね…どうしようかしら…」

 

 

睡蓮が引っ張り出してきた本…タイトルは『発酵学』である。

 

 

チーズやらヨーグルトやら醤油やら味噌やら紅茶やらいろいろあったが…

 

 

睡蓮が悩んだもの…それは…

 

 

 

【酒】だった…

 

 

 

睡蓮自身、一刀の世界で『癖の少ない酒』を好んで飲んでいたせいか、こっちの酒は口に合わなかった。

 

 

ただ、これを作ってしまうと、絶対みんな飲み過ぎる。

 

 

雨蓮・雪蓮・祭は仕事を放っぽり出してでも酒を飲むし、冥琳や穏も、彼女らに付き合ってた結果の隠れ酒豪だし…

 

 

【酒】のせいで、孫呉が壊滅…なんて光景が容易に想像できたため、物凄く悩んでいた。

 

 

結果、蓮華の『宿題』の手伝いが出来なかったのである。

 

 

そんな時、蓮華の髪を掻き毟る光景を見て、『些細な事で悩んでる自分』を振り返ることが出来た。

 

 

蓮華に『宿題』について助言した後…

 

 

睡蓮「まあ、売り物にはなるかしらね…」作ることを決めた…

 

 

睡蓮が作ろうとしている酒は日本酒に近いものだった。要は、【麹】の改良をしたのである。

 

 

この時代の【麹】は、他のカビも多く含み、出来上がる酒の味にも、かなりのバラつきがあった。

 

 

ここで睡蓮が導入したのは、『木灰を使って【麹】以外のカビを殺す』方法だった。

 

 

この方法は、日本の桃山時代に出てきたもので、『清酒』を作る方法だ。

 

 

こっちの『杜氏』さんと相談しながら、試作品が完成した。その味は…

 

 

睡蓮「絶対にあの親子には秘密よね♪」…絶品だったようである。

 

 

ただ、遠征から帰ってきた雨蓮・雪蓮親子に「お宝のにおいがする!」と言われ、すぐに存在がばれたのは、また別の話…

 

 

あとがき

どうもnakatakです。前々からこのネタは浮かんでたんですよ。

呉√≒酒豪√なんてイメージがあったものですから…

 

後、改めて『ルーデル』さん、庄子弩のアイデア、ありがとうございます。

大きい弓のイメージはあったんですが、名前をどうしようか悩んでたんですよ、本当。

『渡りに船』みたいなタイミングだったんで、尚のこと感謝です。

 

それでは、また。


 
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