No.157768

~真・恋姫✝無双 萌将伝カウントダウンSS 

kanadeさん

ラウンジにて提案したカウントダウン。一先ず言い出しっぺの私はカウントダウンSSを書いてみました。
誰か引き継ぎを願います。

2010-07-15 00:52:30 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:9305   閲覧ユーザー数:7556

真・恋姫無双 萌将伝 カウントダウンSS

 

 

 

 

 とある日、洛陽の城にて――。

 「さて、今日は華雄と手合わせといこか。で、肝心の華雄はどこや?」

 霞は私室に姿のない同僚を探しに城内をうろうろつく。すると中庭にさしかかったところで、ようやくその姿を見つけた。

 「おったおった・・・って?アイツ何もっとるんや・・・花?」

 片手に一輪の花を握った華雄が人気のないところへと気配を殺して向かっていった。

 しかし、気付かれていないと思っている当人は既に霞に見つかってしまっている。当然好奇心が働いた彼女はこっそりと彼女の後をつけた。

 そして、外れにある倉庫の裏へと華雄は姿を消した、

 「こないな処でなにしとんのやアイツ」

 ちらっとのぞいて霞は言葉を失った。

 (あ、あかん。勝手に涙が出てきよった。・・・華雄・・・)

 片手で口元を押さえ、もう片方の手で目尻を拭う。

 そんな仕草を見せる霞の見たものとは――。

 

 ――「萌将伝で私は活躍している・・・してない・・・している・・・してない・・・している―――」

 

 自身が手にした花の花弁を使っての花占い。それを目撃した瞬間、霞は自分でも理由を理解できないまま声を殺して涙したのだ。

 (あかん、もう見てられへん・・・もう見てらへんわ!)

 花占いの結果を見ぬまま、霞は静かにその場を後にした。

 

 ――華雄の花占いの結果がどうなったのか、知る者は――いない。

 

 華雄の出番やいかに――。

 

 真・恋姫✝無双〝萌将伝〟発売まであと――八日

 

 

 

~あとがき~

 

 

 

 孫呉の外史とのつながりは一切ありません。私がラウンジにて発言した、〝カウントダウンをしよう〟に基づき、私はパロディSSをお届けしました。

 

 それでは次回、孫呉の外史2-6(予定)でお会いしましょう。

 kanadeでした


 
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