―序章:プロローグ―
――――――――ゴホッ!!……、ゴホッ!!ゴホッ!!ハァ…ハァ……
口から勢いよく嘔吐しているようだ、口の中は得体のしれない汚物と胃酸で満ちていた。しかしそれほどの強烈な悪臭と味を意識せずにいられるほど、目の前にはそれ以上のものがあった……。
それはやけに血生臭いにおいがした、それは普段自分の嗅覚で嗅げるような臭いではなかった、それは嘔吐して出てきた汚物よりも生臭い。
それは残虐に、悲惨に、無残に引き裂かれているかのようだ。
それに近寄り、確認する前にそこから発する血生臭いにおいが僕に物語ってくれた。
ああ、なるほど――――あれは人だ。
臭いはその体から出ていた、裂けた腸から発していた……
血の匂いだ。
それを見つめてると、突然後ろから声がした。
――――――「どうやら俺は君を好きになれそうにないよ」
後ろを振り向こうとしたが、意識が薄れていく……、クソッ!!駄目だ!!頭が重い……、そ…れに、ちょっとヤバ……。
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俺が初めて書いた小説を修正したものです
初めて書いたんで結構読みにくいし、理解しにくいです(^_^;)
プロローグから第四章まであります
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