No.151623

戦華 鳳凰

護衛さん

作る作品はどれも途中半端

2010-06-19 09:51:36 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:5903   閲覧ユーザー数:4424

戦華「一刀・・・」

一刀「ん?」

戦華「最近賊が多くないか?」

一刀「そうだね・・・前街で聞いた噂は本当なのかな」

戦華「噂?」

一刀「黄色い布をつけた賊が猛威を振るい力ある諸侯が討伐に名乗りをあげてるって」

戦華「ふむ・・・確かにそうかもしれんが・・・・所詮守るのは自分の近くだけだろ?」

一刀「まぁね・・・義勇軍も動いてるみたいだけど・・・・」

戦華「無名ばかりか・・・・」

一刀「そういうなって・・・彼らも彼らなりに頑張ってると思うし・・・」

戦華「だろうな・・・・って一刀・・・何を見ている」

一刀「んー・・・この子達もそろそろ限界が来たかなって・・・・お、ナンカコレかっこいいな」

戦華「戟か・・・・確かに戦うにはちょうどいいが・・・・重いぞ」

一刀「そうでもないよ・・・おっちゃん!これいくら!?」

おやじ「買うつもりですか?」

一刀「出せる金額だったらね」

おやじ「・・・・・金は取りません・・・・持って行くならもっていってくだせぇ」

戦華「・・・ずいぶん気前がいいんだな」

一刀「・・・・・ありがと・・・戦華いこ」

戦華「おっおい!まて・・・失礼する」

戦華「どうした・・・お前らしくも無い・・・」

一刀「この戟・・・・何かいわくつきみたいだね」

戦華「いわく?」

一刀「コンナ立派な武器なのに御代は要らないってことは・・・・・いやでもそっちを考えてしまうよ」

戦華「まぁ・・・・何があっても不思議ではないが・・・・しかし・・・」

一刀「・・・・しっ!・・・・この地響き・・・・馬か・・・・」

戦華「それも数が多い・・・・百ではきかぬ・・・・もっと・・・・」

一刀「どこからだ・・・・・どこから・・・・」

戦華「おい、一刀!あそこ!」

一刀「地響きの原因はあいつらか・・・・旗は曹・・・・それと夏?」

戦華「おそらく曹操と夏侯姉妹のものだろう」

一刀「こんなところに一体何を・・・・」

??「ソコの者どもとまれ!」

一刀「なんですか?俺たちに何か用ですか?」

??「用がなければ止めないわ・・・・華雄」

戦華「?」

??「私の名は曹操・・・・今は陳留の市史だけれど今後もっと大きくなるわ・・・・そこでアナタの武・・・私のために使わないかしら?」

戦華「(一刀・・・何言ってんだこいつ)」

一刀「(さぁ・・・戦華の武力をあてにしてるみたいだけど?)」

曹操「内緒話はおわったかしら?」

戦華「一ついいか?」

曹操「何かしら?」

戦華「そこにいる夏侯惇だけでは物足りないってことなのか?」

曹操「そうじゃないわ・・・・私はあなたの才能を買っているのよ・・・これまでソコの優男を守りながら数々の賊を蹴散らしてきたそうじゃない」

一刀「(優男って俺のことか・・・・随分な言い方だな)」

戦華「恋人を守るのは当然だろ?」

曹操「そう・・・恋人なの・・・・随分不釣合いね・・・・アナタほどの者がこんな優しいだけがとりえの男をスキになってるなんてね・・・・」

戦華「おまえには関係なかろう」

夏侯惇「キサマ!華琳様にむかって・・・」

戦華「ふん・・・・話がそれたな・・・行こうか」

一刀「そうだね・・・・」

曹操「華雄・・・・あなたの武・・・・必ず手に入れて見せるわ・・・・」

兵「報告します!」

曹操「何?」

兵「前方10里先に・・・・賊が・・・」

曹操「数は?」

兵「はっ!およそ・・・・5万ほど・・・・」

曹操「・・・・お手並みはいけんね・・・・華雄」

戦華「あーイライラする!」

一刀「まぁまぁ・・・そう怒らずに」

戦華「怒らずに居られるか!一刀のことを何も知らぬくせに好き勝手いいおって!」

一刀「でも俺はうれしいよ」

戦華「うれしい?」

一刀「俺のこと・・・恋人って言ってくれたよな」

戦華「そっそれは・・・・その・・・・(ゴニョゴニョ)」

一刀「戦華」

戦華「一刀」

向き合い段々近づく顔・・・・そして・・・・チュッ

戦華「一刀~」

戦華が甘えてきたが・・・・・それ以上は・・・・続けられなかった・・・・・

俺たちの周りには・・・・賊が取り囲んでいたから・・・・・

一刀「戦華・・・・終わったら続きしようか?」

戦華「ぁぅ・・・約束だぞ」

俺たちは互いに背をむけ・・・走り出す・・・・せっかくの時間を邪魔された恨みを晴らすために・・・・

戦華「私は華雄!」

一刀「俺は北郷一刀!」

「「貴様ら!生きて帰れると思うなよ!」」

賊5万対武将2人の・・・・圧倒的不利な状況で・・・・

俺たちは・・・・


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
38
5

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択