No.147374

ネタその1、その2

saigaさん

思いつきで書いたネタです。連載書くかはわかりません。

2010-06-03 00:58:02 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:6957   閲覧ユーザー数:6044

 

 この小説は思いつきのネタです。(その1だけシリアスですが)内容があまりにカオスで滅茶苦茶なので連載するかはわかりません。それでも良ければどうぞ。この作品の一刀の世界はある作品の未来という事になっています。

 

 

 

  その1 ~魔王宿りし天の御使い~

 

 

 北郷一刀は聖フランチェスカ学園に通う高校生、しかし、その体にはおそるべき人物が宿っていた-

 

 

 

 一刀が桃香と出会い、町の太守になり、月達を迎えたある日、魏の軍勢が攻めてきた。とても太刀打ち出来ない事に気付いた一刀達は逃げる事にした。しかし、その途中、敵兵の矢により-

 

ドスッ

 

一刀「・・え?」

 

ドサッ

 

 一刀は貫かれた、敵兵の不意打ちによって放たれた矢によって、一刀はそのまま倒れる。

 

愛紗「・・・・ご・・ご主人様あああああーーー!!!!」

 

朱里「そ・・そんな・・」

 

桃香「う・・嘘・・」

 

愛紗「くっ・・き・・貴様らぁぁぁあああーーー!!!!」

 

 激昂した愛紗は単騎で突っ込んでいく。 

 

朱里「あ、愛紗さん!待って・・」

 

 朱里の言葉も届かず、愛紗は突っ込む。そして、その時一刀に異変が現れる。

 

ドクン・・

 

一刀(なんだ・・?)

 

ドクン・・

 

『退け・・』

 

一刀(え・・?)

 

『退け・・小童・・』

 

一刀(なんだ・・俺が・・俺じゃ・・・・)

 

ドシュウウウ

 

星「!?」

 

桃香「え?なに!?」

 

 突然一刀の体からどす黒いオーラがあふれ出す。そして、オーラが一刀を包み込む。

 

 一方、愛紗は一人で突っ込んだため、苦戦していた。

 

愛紗「はあ・・はあ・・くっ・・」

 

 そして、愛紗の前方に、曹操が現れる。

 

曹操「たった一人でここまでやるなんて、たいした者ね、どう?私の物にならない?」

 

愛紗「断る!」

 

曹操「そう・・まあ、まずはあなたを捕まえてからにするわ、春蘭。」

 

春蘭「はっ。」

 

 春蘭は七星蛾狼を構え、愛紗に突っ込む。しかし、春蘭は言い知れぬ気を感じて留まる。

 

ドン!!

 

 すると、春蘭の目の前を何かが横切り、それが側の兵士に命中した。

 

曹操「!? 何者だ!!」

 

 この時、曹操と夏侯淵は、張飛か趙雲が助けに来たのだと思ったが、それは違った。そこにいたのは、想定外の人物。

 

夏侯淵「北郷・・?」

 

愛紗「・・!?」

 

 愛紗は思った。まさか、自身の傷を省みずに、自分を助けに来たのか、と。

 

愛紗「ご主人さ・・!?」

 

 しかし、それは、普段の一刀とあまりに違っていた。髪が逆立ち、目は吊り上って赤く光り、右手に剣を、そして、左手に筒のような物を持ち、赤いマントを羽織っていた。だが、何よりも違っていたのは、その邪気と魔性であった。一刀はただ黙って歩く。

 

春蘭「貴様・・たった一人で来るとは、我々を舐めているのか?」

 

一刀?「・・・・フッ」

 

 春蘭の問いかけに対し、一刀?は、鼻で嘲笑う。

 

春蘭「・・!貴様ぁ!!」 

 

 春蘭は怒り、一刀?に向かって突っ込む。しかし

 

一刀?「失せよ!」

 

 一刀?がマントを翻すと、春蘭が弾き飛ばされる。

 

春蘭「ぐああ!」

 

秋蘭「姉者!」

 

 春蘭の元に秋蘭が駆け寄る。

 

季衣「でーい!」

 

 季衣は岩打武反魔を投げつけるが-

 

一刀?「ぬうん!!」

 

 またもやマントで弾かれる。そして、その場の全員が思った。あいつは、北郷一刀ではない、と。

 

華琳「あなた・・北郷じゃないわね・・何者・・?」

 

 その問いかけに、一刀?は笑みを浮かべる。

 

一刀?「余は、第六天魔王、織田信長なりい!!」

 

 一刀(信長)が吼えると、その覇気に大地が揺れる。

 

秋蘭「第六天魔王・・」

 

春蘭「織田・・」

 

華琳「信長・・」

 

一刀(信長)「百鬼眷属の王に叛きし罪・・死して後も償うがよい。」

 

 

 

 

 ・・・多分書く事はないな。

 

 

 

その2 ~婆沙羅の御使い~

 

 

 北郷一刀は天の御使いとして三国の世へ来た。しかし、色々と大変なめに逢っていた。自らに宿る人物達によって-

 

 

 

 一刀は政務で、竹簡の山に向かっていた。

 

元就『なんだ? まだ終わらんのか?』

 

 一刀の頭に話しかけたのは、一刀に宿る武将の一人、毛利元就だった。

 

一刀「うるさいぞ元就、こっちは大変なんだ。」 

 

元就『ふん、この間どっかの馬鹿が勝手に宿って連れ出したせいで今日まで仕事になったのだがな。』

 

元親『てめえ!馬鹿とはいったい誰の事を言ってんだあ!!?』

 

 元就の言葉に怒った元親が突っかかる。

 

元就『聞くまでもなかろう、お前の事だが?』 

 

元親『てめえ!!ぶっ殺すぞ!!』

 

元就『ふっ、精神体で出来るわけなかろう、馬鹿が』

 

政宗『shat up!! やかましいぞてめえら!!』

 

 そのまま一刀の頭の中で口論を始める三人、そこにまた加わる人がいた。

 

幸村『いいかげんにせんかお主ら!!一刀殿の迷惑も考えろ!!』

 

 そのまま四人で口論。

 

ギャーギャーギャーギャー!!!

 

一刀「うっがあああああーーーーーーー!!!!」

 

 遂に切れた一刀。そして口論は止んだ。

 

一刀「はあ・・はあ・・」

 

家康『だ・・大丈夫か?一刀。』

 

小十郎『すまねえな。』

 

 気遣う家康と謝罪する小十郎。

 

一刀「いや・・いいんだ・・はは・・」

 

 そう言った一刀の顔は諦めたような疲れ切ったような表情であった。

 

慶次『でもさー、こんなに部屋に篭ってちゃあ身体に悪いよ?外に出なきゃあ。』

 

一刀「無茶言うなよ慶次・・まあ確かに外には出たいけどさ。」

 

慶次『じゃー出よう!すぐ出よう!』

 

一刀「お・・おいこら!慶次・・」

 

 次の瞬間、一刀の身体が黄色く光る、そして、光が収まると、髪型が慶次と同じ感じになった一刀がいた。そして一刀の右手には超刀が握られている。そして、一刀は窓から外に出た。

 

愛紗「ご主人様、政務は片付きましたか・・?」

 

 愛紗が入ると、そこはもぬけの殻だった。愛紗はいい笑顔で青筋を立てていた。

 

 

-街-

 

一刀『後で愛紗に怒られる・・』

 

一刀(慶次)「大丈夫、大丈夫、ちょっとした気分転換ぐらい、許してくれるって。」

 

政宗『ま、覚悟を決めんだな。』

 

 一刀(慶次)は、街で団子を食べていた。その時-

 

兵「大変だー!!賊が街に近づいてるぞー!!」

 

 一人の兵が叫びながら走っている。

 

一刀(慶次)「どうやら、出番だねえ。」

 

 一刀(慶次)は超刀を持って向かう。

 

 

 場所は変わって城壁の前の荒野。そこでは、およそ三千程の賊が馬に乗って走っていた。

 

賊A「見えてきたぜ。」

 

賊B「あの街じゃあ民でもそこそこの金を持っているって噂だからな、これでけっこうな収入にな・・」

 

ドオオォーーン!!

 

賊C「な・・なんだ!?」

 

 突然前列の賊が吹き飛ぶ。

 

一刀(慶次)「幸せでにぎわっている街を襲うたあ、ずいぶん野暮な事するねえ。」

 

 一刀(慶次)が、固有技『恋の嵐』で吹き飛ばしたのだった。

 

賊B「な・・なんだてめえ!!」

 

一刀(慶次)「前田慶次、罷り通る!!」

 

ドカン! ズドン! ドオン!

 

賊『ギャアアアーー!!』

 

 一刀(慶次)の豪快な技に、次々と賊は倒れる。

 

政宗『おいこら!!代われ、お祭り男!!』

 

慶次『おわっ!!』

 

 今度は痺れをきらした政宗が憑依、すると、一刀の髪は元に戻り、変りに右目に眼帯が付き、腰に六刀が装備される。

 

一刀(政宗)「蜀漢筆頭、伊達政宗・・推して参る!!」

 

 一刀(政宗)は六爪を構えて突っ込み、次々と敵を斬り伏せる。

 

一刀(政宗)「DEATHFANG!!」

 

 一刀(政宗)は三本の刀で敵を上へ吹き飛ばし、飛んでから下へ叩きつける。

 

賊「ぎゃ!!」

 

 一刀(政宗)の後ろにいた賊が斬られる。そこには、顔に傷を持つ強面の男、『片倉小十郎』がいた。小十郎は一刀に政宗が憑依している時のみ実体化する事が出来るのだ。

 

小十郎「政宗様、背中が留守だと、何回も言ってるでしょう。」

 

一刀(政宗)「Ha! no problem! 俺の背中はお前に預けたからな!」

 

 その言葉に、小十郎は笑みで返す。

 

幸村『うおおおおお!! 血がたぎるうぁぁぁぁ!!!』

 

政宗『ぬぉわ!!おいこら・・』

 

 すると、一刀の頭に赤い鉢巻が巻かれ、一刀の両手に二槍が握られていた。

 

一刀(幸村)「天・覇・絶槍!! 真田幸村ぁ、見参!!うぉおおおりゃああああ!!!」

 

 一刀(幸村)は炎を纏って敵に突っ込む。

 

ドカアアアン!!!

 

賊『おわぁぁぁーーー!!!』

 

一刀(幸村)「火炎車ぁあああーーー!!!」

 

ドドドドオオオン!!!

 

元親『次は俺だ!!』

 

幸村『おわあ!!』

 

 今度は元親が憑依、一刀の左目に眼帯が現れ、碇のような槍を担いでいた。

 

一刀(元親)「鬼ヶ島の鬼たあ、この俺、長宗我部元親様よ!!食われてえ奴ぁかかってきやがれ!!」

 

 そう言うと一刀(元親)は、碇槍に乗って、海の波に乗るように突進する。

 

ドガガガガン!!

 

賊『ぎゃああああーーー!!!』

 

一刀(元親)「おらああああーーー!!!」

 

 一刀(元親)は碇槍から降りて、そのまま碇槍を振り回す。その時、後ろから一人の賊が斬りかかった。しかし-

 

ザンッ!!

 

 賊は斬られた。いつの間にか一刀の手に握られていた円形の刀によって。そして一刀の目は切れ長に変わっている。そう、元就が憑依したのだ。

 

一刀(元就)「まったく、背後から隙をつかれるとは・・」

 

元親『るせえぞ!! 勝手に変わりやがって・・・』

 

一刀(元就)「フン・・さて・・薄汚い賊共よ、日輪の輝きによって滅ぶがいい!!」

 

 一刀(元就)は自分を中心にして輪刀を回転させ、敵を斬る。

 

賊『ぐわああああーー!!!』

 

賊C「こ・・この野郎ーーー!!!」

 

 賊が数人一刀(元就)に向かっている。対して一刀(元就)は前方に丸い光りの壁を発生させる。っそして、賊がその壁にぶつかると-

 

 ドカアン!!

 

賊『ぎゃああああーーー!!!』

 

 賊数人は一辺に弾き飛ばされた。

 

賊A「な・・なんだってんだよコイツはああ~~!!」

 

賊B「滅茶苦茶なんてもんじゃねえぞ~~!!」

 

 そして、一刀達の活躍で賊はあっという間に捻り潰された。もちろん、その後で鬼と化した愛紗の説教が待っていたのだが・・

 

 

 

・・・う~~ん、やっぱ滅茶苦茶だわ。

 

 

 はい、というわけで書いてしまいました。ネタですので書く事は無いかと。書くとしても今の小説が落ち着いてからになります。とりあえず次ページで軽い設定を。

 

 

世界観

 

 一刀の元の世界 基本的に変らないが、戦国BASARAの未来の世界という設定。

 

 一刀の設定

 

 その1 信長の血を引いており、それが原因で赤ん坊の頃に信長が憑依した。

 

 その2 一刀自身の戦闘能力は一兵卒程度だが、BASARA時代の血を色濃く受け継いでるため、BASARA武将の精神を憑依させる事でその武将の武器と技が使えるようになる。ちなみに憑依すると見た目も反映される。

 

 BASARA武将

 

 その1 信長のみ、とある呪術師の力で蘇り、一刀が赤ん坊の頃に憑依した。一度は一刀の祖父によって封印されるが、恋姫世界で一刀が太平要術の書に触れたため、書の妖気で封印が弱まり、一刀が傷を負った事で復活した。一刀が死ぬと消滅する。

 

 その2 一刀が恋姫世界へ来た時の影響で精神だけが飛んで一刀と一体化。様々な武将が来ているが、今現在の味方は先ほどの5人のみ。一応精神体だけでもそのへんを浮いてぶらつく事は出来るが、触ったり食べたりは一刀に憑依しないと出来ない。一刀と一体になっているため、一刀が死ぬと消滅する。ちなみに元就は一刀の影響で若干丸くなっている。

 

 


 
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