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華琳「待たせたわね」
地和「私を待たせるなんて・・・」
人和「ちょっと、ちー姉さん・・・華琳様すみません」
華琳「気にしてないわ・・・一刀」
一刀「それで・・・何をするんだ?」
人和「まずは事務所の手配をお願い」
一刀「わかった・・・期限あるのか?」
人和「できれば今すぐにでも・・・無理なら三日の内に・・・」
一刀「ん・・・なんとかするさ」
人和「それと・・・「まだあるのか?」モチロンよ」
人和「それと・・・一度公演したいからそのための準備もお願い」
一刀「それ・・・俺がやるのか?」
地和「当たり前じゃない、あんたはちーたちの付き人なんだから当然よね」
天和「ね~」
一刀「はぁ~」
人和「それじゃぁ・・・いい報告待ってるわ」
地和「ちーおなかすいた~」
天和「姉ちゃんも~人和ちゃんご飯いこう」
人和「ええ・・・そうね」
一刀「・・・・」
華琳「ごめんなさい・・・私が「気にしないで」でも・・・」
一刀「あの子たちの力は華琳の夢に必要なんだろ・・・なら・・・」
華琳「ありがとう・・・一刀」
一刀「それにしても・・・事務所・・・公演のお知らせ・・・一体どれだけの金が掛かるやら」
華琳「掛かった金額を教えてくれれば・・・半分は負担するけど?」
一刀「それは・・・足りなくなったら頼むよ「わかったわ」それじゃぁ俺は執務室にいるね」
華琳「ええ・・・あとで話したいことがあるから・・・・いいかしら?」
一刀「ああ・・・もちろん」
一刀「これが・・・こっちか・・・『コンコン』は~い、どうぞ」
華琳「悪いわね・・・ここのことなのだけど・・・」
一刀「ああ・・ここか・・・ここはね・・・」
突っ立ってる華琳を膝の上にのせて・・・説明していると
『コンコン』
一刀「どうぞ~」
秋蘭「一刀、ここに関してだが・・・おや?」
華琳「秋蘭も一刀に質問?」
秋蘭「もってことは華琳様もでしたか・・・一刀の説明はわかりやすくてつい頼ってしまって・・・」
華琳「ええ・・・私も教えてもらってそう感じたわ」
春蘭「かじゅと!」
一刀「春蘭・・・用があるならノックしてからって何度言えばわかるの?」
春蘭「すっすまにゅ」
一刀「それで・・・何か用?」
春蘭「そうだ・・・この前の調練のことなのだが・・・って、華琳様!?それに秋蘭も・・・なにやってるんだ?」
秋蘭「姉者こそ」
春蘭「私はこの前の調練でかじゅとから色々教えてもらったことを・・・」
秋蘭「ほぉ・・・姉者がそのようなことを・・・」
春蘭「私とていつまでも秋蘭に頼ってばかりもいられまい?」
季衣・流琉「「兄ちゃん!(兄様!)」」
華琳「今度は季衣に流琉・・・そんなに急いでどうしたの?」
季衣「兄ちゃん!僕に勉強教えて!」
流琉「兄様!私に料理を!」
一刀「すまんな・・・今は教えてやれない・・・やらないといけない物があるからな」
季衣「そっか・・・ごめんね」
流琉「わかりました・・・」
しょぼんとする妹たち
華琳「・・・一刀」
一刀「ん?」
華琳「人気者ね」
一刀「それはどうも・・・・そうだ・・・流琉」
流琉「はい?なんですか?兄様」
一刀「今厨房使えるか聞いてきてくれないか?」
流琉「!!・・はい!」
一刀「厨房が使えるようだったら・・・流琉に料理を教えながら聞きたいことに答えるけど・・・・?」
流琉「兄様!「こら」すみません・・・兄様・・・使ってもいいと・・・」
一刀「それで流琉は何を知りたいんだ?」
流琉「その・・・この前のパンが気になって・・・」
一刀「ん~時間かかるけど・・・いい?」
流琉「はい!」
それから俺は・・・
季衣「兄ちゃん・・・これでいいの?」
一刀「惜しいな・・・こことここが違うぞ季衣」
季衣「え?うぅ~調べてくる~」
春蘭「かじゅと~・・・ここなんだが・・・」
一刀「ここはこうして・・・・そしたら敵はどうする?」
春蘭「おお・・・そうか・・・・」
秋蘭「一刀!これで問題なかろう!?」
一刀「ぶっぶー、不正解・・・判りやすいように例題書いたのにまさか読んでないの?」
秋蘭「そっそれは・・・」
一刀「ちゃんと読めばわかるよ」
秋蘭「わかった・・・」
華琳「ここはこうして・・・これは・・・できた!」
一刀「よくできました・・・・それじゃぁこれはどう解決する?」
華琳「うっ・・・」
流琉「えっと・・・これは・・・」
一刀「それはマダだよ・・・まずはこっちをこねて」
流琉「はっはい・・・」
物を中に浮かべる技をフル活用して・・・聖徳太子もびっくりなことをやっていた
季衣の勉強を見て 春蘭に戦術を教え 秋蘭の質問兼問題を受け答えして 華琳の政策の助言をし 流琉にパン作りをおしえて・・・時折来るほかの文官や侍女・・・武官に適切な指示を飛ばし・・・
一刀「今日はこれまで・・・明日まで生地を寝かせないと・・・」
流琉「はい・・・明日が楽しみです」
季衣「できた~!兄ちゃんどう?」
一刀「よくできたな・・・偉いぞ」
季衣「えへへへ」
春蘭「かじゅと~これでどうだ!」
一刀「うん・・・正解」
春蘭「わっはっはどうだ」
一刀「そんなに自信あるならもっと難しいのやる?」
春蘭「うっ・・・」
秋蘭「姉者それくらいにせぬか・・・一刀、これはどうだ?」
一刀「正解・・・わかりにくかった?」
秋蘭「いや・・・教えられたとおりちゃんと読んだらわかったさ・・・」
華琳「一刀・・・これが私の結論よ」
一刀「・・・・・・まだ改善の余地あるけど・・・一日でここまでたどりつけたならいいかな」
華琳「ふふふ・・・当然よ」
真桜「隊長~?呼ばれたから着たけど・・・なにか用なん?」
一刀「ああ・・・ちょっと頼みごとがな・・・ここじゃなんだから俺の部屋にきてくれ」
真桜「わかった~」
真桜「ほんで・・・頼みごとってなに?」
一刀「真桜が使ってる螺旋槍のレプリカ・・・複製品を作ってほしくてな」
真桜「ええけど・・・何につかうん?」
一刀「真桜は自分の武器を武以外で使うことに抵抗ある?」
真桜「そりゃ・・・多少は・・・あ~そうゆうことか」
一刀「そっ・・・頼めるか?」
真桜「ええよ・・・話がそれだけだったら・・・うちは戻るで」
一刀「ああ・・・頼む」
真桜「ほな~」
おまけ
華琳「こんなところに呼び出して・・・何の用なの?一刀」
一刀「ああ・・・わるいな」
華琳「べつにいいわ・・・・あなただからね」
一刀「華琳も知ってると思うが・・・真桜に関してだ」
華琳「何か問題でもあるの?」
一刀「今日相談を受けた・・・自分に何があるのかと・・・な」
華琳「そう・・・一刀のことだから・・・いい助言をしたんでしょ?」
一刀「まぁ・・・な・・・そこで・・・華琳に頼みごとだ・・・コレは俺個人の願いでもある」
華琳「聞きましょう・・・それで?」
一刀「モシ真桜が俺の思ってることを誇りに思うようになったら・・・・工房を小さくてもいい・・・預けてやってくれないか」
華琳「工房・・・ね。真桜には・・・?」
一刀「モチロン内緒で・・・何も聞いてないように振舞ってくれないか」
華琳「そこまで信頼されてるのね・・・いいわ・・・やってあげる」
一刀「ありがとう「その代わり」俺ができることなら・・・」
華琳「またあのお酒・・・造ってくれないかしら・・・」
一刀「わかったよ・・・小さい覇王さま」
華琳「もう・・・小さいは余計よ・・・」
おまけ2
桂花「なんで誰も私のところにこないのよ~~~~!?」
一刀が忙しいときとは対象的に・・・・桂花は自室で・・・暇をもてあましていた
ネタバレ:桂花の説明を理解できる人が極端に少ないから
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今回も拠点風?