No.144248

病姫無双 外伝 23

護衛さん

そろそろおわりっぽいな

2010-05-20 04:27:34 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:6888   閲覧ユーザー数:5169

一刀「・・・・」

風「・・・おにーさんは何を考えているのか当ててみせましょうか?」

一刀「予想はできるだろ?」

風「はい・・・風たちにとって帝は最も重要なひと・・・・ですが、オニーサンにとっては・・・・」

一刀「無能か・・・それとも・・・・」

風「まだ幼いっていうのは・・・・言い訳になるんですか~?」

一刀「ならば・・・蒼たちはどうなるんだ?・・・・あいつらだってまだ10歳やそこらだろうが・・・」

風「むぅ・・・でっですけど・・・・その帝は・・・最愛の兄を・・・・権力争いで・・・・」

一刀「関係ないな・・・・」

風「・・・・はぁ・・・・ではそろそろですか?」

一刀「ああ・・・・統治が安定したら・・・・退場願う」

風「・・・・風はどこまでも着いていくのですよ~」

一刀「ああ・・・・ともにドコまでもいこうか・・・・風」

風「はいなのですよ~」

白蓮「一刀、風。そんなところにいたのか・・・・コレからどうするんだ?」

風「まずは各地の統治が先なのですよ~・・・忙しくなるのですよ?」

白蓮「うわ・・・これ以上忙しくなるなんて・・・・どうにか「ならないのですよ」やっぱりか」

一刀「そう、忙しくならないだろ?冥琳や愛紗がいるんだし・・・」

風「詠ちゃんも頑張ってくれるのですよ」

白蓮「そうか・・・そうだよな・・・・ところで・・・・投降しなかったやつらはどうするんだ?」

一刀「・・・決めてなかった」

白蓮「おいおい・・・・しっかりしてくれよ・・・・まぁいいか」

風「お兄さん・・・・」

一刀「さぁ、いくぞ」

白蓮「おっおい!私をおいていくな~!」

風「・・・・あのころが懐かしいですね~」

稟「風!サボってないで手を動かしてください!」

風「・・・・ぐぅ」

一刀「寝るな!(ポカッ)」

風「あう・・・お兄さん酷いのですよ」

一刀「サボってるほうが悪いだろ・・・・それも娘の前で」

風「ぶぅ・・・今日は非番のはずでしたのでは?」

稟「すみません・・・・せっかくの休みに・・・・」

一刀「いや・・・かまわん・・・風、寝るなよ」

風「お兄さんが風のことをどう思ってるかわかったのですよ・・・」

??「お茶を入れますので、少し休憩してはいかがですか?」

風「おお・・・ありがたいのです、月ちゃん」

月「ふふふ、さぁ皆さんも休憩を・・・・」

一刀「ありがとう・・・けど、いいのか?その・・・侍女みたいなことをしてて・・・」

月「はい・・・私、たのしいですから」

風「詠ちゃんがいたら、お兄さん蹴られてるのですよ~」

一刀「なんでだ?」

風「詠:月にこんなことさせて、何考えてるの!?って」

月「ふふふ・・・似てますね」

一刀「三度目は無いって言っておいたから大丈夫だろう」

『コンコン』

一刀「どうぞ」

恋・蒼「一刀(ご主人様)・・・・あそぼ」

一刀「恋と蒼か・・・・ごめんな・・・今日はこっちがあるんだ」

恋「・・・・(しょぼん)」

『ダダダダダダダダダダ!」

??「恋殿を泣かせるなです!」

ドコからともなく声と鋭いケリが飛んでくるが・・・・

蒼「邪魔」

あっさり蒼に足をつかまれ・・・・開けていた窓の外へ投げ出された

一刀「なんだったんだ?」

風「どうせいつものことなのですよ~」

恋「終わるの待ってる・・・・」

一刀「いいけど・・・・終わるか終わらないかは風しだいだな」

風「う・・・・お兄さん手伝ってくださいよ」

一刀「風が自分でやるって言ったんだろ?なら、がんばらないとな・・・・程律・・・・おいで」

程律「はい!父様!」

風「うう・・・風は放置されて喜ぶ変体じゃないのですよ?」

一刀「なら、がんばったら何かいいことしてあげようか?」

風「・・・・さぁ、やるのです」

急にやる気をだした風の行動に皆が・・・・笑った

反公孫賛連合の崩壊から・・・・すでに20年がたっていた・・・・

あの時反抗していた諸侯たちも・・・・年々弱体化・・・・次第に傘下に入っていった・・・・

今ではここ、洛陽にて・・・俺や風・・・元白蓮陣営が・・・ここで・・・近隣を統括していた

今では・・・北は華琳、東は雪蓮、南は桃香、西は翠が統治している・・・・

そりゃ最初はいがみ合いもあった・・・・けど、五胡がせめてきたときに一弾となって迎撃・・・・防衛に成功してからは・・・・徐々にしがらみも取れていったと見える・・・・

帝に退場してもらうと動いたが・・・・帝は自ら・・・この舞台から身をひいて・・・・いまじゃ

俺たちと一緒にすごしている・・・・

一刀「これで・・・・終わったな」

乱世の終焉・・・・

一刀「お前たちがみたら・・・・笑われるかもな・・・・」

俺は・・・・干吉と左慈を思い・・・・笑った

今・・・・乱世は終わった・・・・

天の御使い・・・・北郷一刀の手によって・・・・

彼は・・・・外史の否定者・・・・

誰も彼を殺すことはできなかった・・・・・

誰も消すことはできなかった・・・・・

この外史は完結する・・・・消滅することなく・・・・

一刀「お前らも・・・・来いよ・・・・待ってるぜ」

病姫無双 外伝

闇の御使い・・・・最強の御使い・・・・


 
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