・・・・俺の目の前には10万の大軍
各所に曹や夏の旗がはためき、あちらも準備万端と思える
一刀「・・・・・風から主な将は8人程度だと教えてもらったが・・・・さて、どこにいるのか・・・・」
桂花「華琳様!あの男が・・・」
華琳「北郷ね・・・兵数は?」
桂花「それが・・・・あの男一人だけです」
華琳「一人!?何を考えているの・・・・北郷・・・・一刀」
一刀「どうした?どうした!?この程度かぁ!?」
『うわぁぁぁ・・・にっにげろ『ザクッ!』ぐばっ!!』
手当たりしだいに兵を殺す・・・・考えもなく・・・・ただ、自分を殺そうとするやつを・・・・払う
あたりには見るも無残な姿の・・・・元兵が・・・・散乱していた
夏侯惇「止まれ!貴様!よくも私の兵をぉぉぉぉ!」
大剣を構え・・・・殺気立てた夏侯惇が立ちふさがる
一刀「弱いなぁ・・・・この程度か」
夏侯惇「きぃぃぃぃさぁぁぁぁぁまぁぁぁぁ!」
彼女が切りかかってくるが・・・・
一刀「遅い」
持っていたはずの・・・・大剣はモチロン・・・・・左手首ごと・・・・切り捨てる
夏侯惇「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!わっ私の手が・・・・」
彼女は自分の手が無くなったことにわめき・・・・戸惑っているが・・・・
抵抗できないからって・・・・許す気は無い
一刀「蒼の痛み・・・・喰らってみるか?」
俺は彼女にそういうと・・・・右手で・・・・わき腹を持ち・・・・・力任せに肋骨を折る
夏侯惇「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
一刀「ほぉ・・・かなりの激痛のはずだがな・・・・さすがといったところか・・・・」
夏侯惇「ふぅ・・・・ふぅ・・・・」
既に虫の息のやつに・・・・躊躇することは無い・・・・今は敵なのだから・・・・
『ゴリュッ!』
彼女の左目を・・・抉り取った
一刀「本来なら矢が当たるはずだったのだがなぁ・・・・」
俺のつぶやきに更なる殺気を出すが・・・・
一刀「・・・・」
『グチャッ!』
一刀「今は生かしておいてやる・・・・この後の楽しみのためにな」
夏侯惇・・・・左手首切断 左肋骨骨折 左目無 結果・・・敗北
夏侯淵「キサマよくも姉者を!」
一刀「次は・・・妹か・・・・」
夏侯淵「くらぇ!なっ!」
一刀「そんな遅い攻撃・・・・当たるわけないだろ」
夏侯淵「くっ!」
俺は右手で首を持ち・・・・
彼女は必死に振り払おうとしているが・・・・
一刀「どうした?その程度か?」
手を首の手に・・・足をばたつかせ・・・・必死のようだが
一刀「お前は邪魔だ・・・・そこで見てろ!」
彼女を・・・・木に押し付け・・・・敵の持っていた槍を・・・・
両肩・・・・両足に・・・・突き刺し・・・・身動きを取れないように・・・・固定する
一刀「おやおや・・・・大の大人がお漏らしとはな・・・・ふははは」
??「まてや・・・・よくも惇ちゃんを・・・・」
一刀「張遼か・・・」
張遼「いくら、一刀とて・・・・ユルサヘンデ!」
一刀「・・・・・覚悟あるんだろうな?」
張遼「モチロンや!」
次は神速か・・・・これじゃぁいつまでたっても曹操の下にいけないな
張遼「よそ見してる暇あるんかいな!」
騎馬の突撃力は良く知っている・・・・確かに強い・・・・が
『ザシュッ・・・・・・ドサッ!』
一刀「相手が悪かったな・・・・・」
俺は馬の足を・・・・断斬した
張遼「くっ!あないなことをするなんて・・・・けど!」
まだやる気か・・・・・面白い
一刀「付き合いたいのは山々だが・・・・沈んでもらう」
張遼「いうやないけ!できるもんやったらやってみろや!「そうするよ」なっ!」
『ボキッ』
いくら神速といえど・・・・両足と武器がなくてはただの人・・・・
一刀「・・・・じゃぁな」
??「まちぃ!」
一刀「なんだ?」
??「これ以上通させないの!」
一刀「・・・・うせろ」
??「ここからは私たちが相手だ!」
目の前には・・・ドリルを持った少女とめがねを掛け、双剣の少女、褐色の少女が立ちふさがる
一刀「あれをみてまだ挑んでくるか・・・・馬鹿か?」
??「うるさいでぇぇぇ!」
ドリルを回転させて・・・突っ込んでくるが
一刀「遅い」
??「くらえー!なの!」
避けた先に待ち構えていたメガネが仕掛けてくると同時に何かが飛んできた
??「はぁぁぁぁ!」
褐色がなにやら打ち出してるみたいだ
三位一体の攻撃を避けながら俺は考える
そしてわざと体制を崩す
「「「もらったぁぁぁ!」」」
崩れたのを好機と思い・・・必殺をかけてくるが・・・・予想済みだ
ドリルの軌道を槍でそらし・・・・双剣に突き刺す
??「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
見事に回転するドリルは・・・・双剣のわきバラを突き刺し・・・・えぐった
??「沙和!」
褐色が真名らしい名を発するが・・・・余所見していいのかな?
沙和と呼ばれた少女の手には双剣・・・・痛みで気を失おうと・・・・いまだに手に持たれたままのそれは・・・
褐色に襲い掛かる
避けることはできないだろう・・・・なぜなら・・・・少女を受け止めようと動いていたのだからな
一刀「ジーエンド」
双剣が・・・・褐色の腹に深々と刺さる
??「ぐぅあああああああああああ!」
??「凪!」
一人残ったドリルは・・・・彼女たちを心配しているが・・・・今はそれどころじゃないだろ?
??「よくも!沙和!凪!を!」
一刀「俺は何もしていない・・・・勝手に自滅したにすぎないのだぞ?」
??「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
やけになって突撃してくるが・・・・何かが飛んでくるのを感じて・・・・彼女を盾にする
??「何をするんや!『メキメキ・・・・ボキッ・・・・・ボキボキッ』
彼女に当たったのは・・・巨大な鉄球と・・・・ヨーヨーだった
??「あ、真桜ちゃん!」
??「ごっごめんなさい!」
味方にあったことで反射的に謝ってるが・・・・なんだあの巨大なものは・・・
一刀「あーあ・・・こりゃ骨折したな」
??「よくも真桜ちゃんを!」
おいおい・・・やったのはお前らだろうが・・・
??「真桜さんの仇です!」
いっぺんにヨーヨーと鉄球が迫るが・・・・単調すぎる
軽く回避し・・・・鎖と紐?を断ち切る
??「あー、なんてことするんだよ!」
??「酷いです!」
いや・・・酷くないだろ・・・・にしても・・・・曹操軍でも子供を将にしてるのか?
??「(キュピーーーーン)僕子供じゃないやい!」
おや?顔に出てたか・・・・まぁ、幼い子を手にかけるのは忍びない・・・・
ここは・・・・おとなしくしてもらおう
??「流琉いくよ!」
??「わかった、季衣」
一刀「やる気だけで止められると?」
「「!!?」」
『トン・・・トン・・・・・』『ドサッ・・・!』
一刀「わるいな・・・・」
桂花「まだ止められないの!?」
桂花「くっ!このままだと・・・・着てしまう・・・」
一刀「こられるとまずいのか?」
桂花「まずいにきまって・・・・え!?」
一刀「曹操・・・・半年ぶりか・・・・相変わらずぺったんこだな」
曹操「北郷・・・・一刀・・・・」
一刀「なんだその目は・・・・」
曹操「よくここまで来たものね・・・・・あの子たちはどうしたのかしら?」
一刀「さぁな・・・・運がよければ生きてるかもな」
曹操「まさか・・・・あなた一人にここまでやられるなんて・・・・」
一刀「曹操・・・・負けを認めろ・・・・そうすれば・・・・ほかは見逃してやる」
曹操「あら・・・ずいぶん優しいじゃない・・・・けど、その用件は飲めないわ」
一刀「だろうな・・・・ならば・・・・無理やりにでも負けを認めさせてやる」
曹操「私を甘くみないことよ!」
次回
一刀対曹操軍・・・決着!
生き残ることが・・・・天国か地獄か・・・・
それを決めるのは・・・・・
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一刀「曹操・・・・楽に死ねると思うなよ」