文章は神聖なものである、と友人は言いました。
生まれて初めて書いた小説「ティエンランの娘」の感想をお願いした時のことです。
だって、作者は自分の頭の中にあるものを文章として生み出しているわけだから、下手に突っ込んで、あんたを傷つけるのが嫌なんだと。
構わない、とわたしは答えました。
自分でない他の人の感想がとにかく欲しかったのです。
そうか、分かった、と友人は頷き、その日から怒涛の重箱チェックが始まったのでした。
いやー。あれはすごかった。
文章に限らず、絵にしろマンガにしろ、自分の想像を何かしらの形にするのは、やはりその作者にとってとても愛おしいものです。
だから、この作品が誰かの心の片隅にでも引っかかってくれたら、わたしの描いた情景を共有することができたのなら、これ以上の喜びはないと思うのです。
閲覧くださった方、ご支援くださった方、コメントくださった方、ありがとうございました。
初音、直隆共々、あつく御礼申し上げます。
まめご
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すみません、入れるの忘れた。