No.142665

病姫無双 外伝 8

護衛さん

最後のあの子はダレデショウ?

2010-05-12 19:57:36 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:5301   閲覧ユーザー数:4160

星「ただいま戻りました」

一刀「お帰り、星」

風「オカエリなさいなのですよ~」

稟「おかえり、星殿」

白蓮「おう、戻ったのか」

劉備「オカエリなさい・・・・あ、愛紗ちゃん鈴々ちゃん・・・もう、今までドコ行ってたの!?」

関羽「桃香様・・・ただいま「劉備殿・・・話は後にしてもらおうか」なっ!」

劉備「わかりました・・・・」

星「主「ん?」あの村に送りましたが・・・事実を言ったところ・・・・おいておけぬと・・・」

一刀「そっか・・・なら、これからどうするか考えよう・・・・風、子供たちを部屋へ」

風「はいはいなのですよ~、さぁ風についてきてくださいねぇ~」

『は~い』

風を先頭に子供たちが後を着ける姿はまるでカルガモのようだった

白蓮「ふぅ・・・・それで?北郷はどう考えているんだ?」

一刀「どうって?」

白蓮「暴走したとはいえ、桃香の義妹だぞ・・・それにそこそこなのある武将でもあるし・・・」

星「おや?白蓮殿はお許しになると?」

白蓮「そりゃ・・・私だって北郷に刃を向けたことは怒りたいよ・・・けど、姉である桃香がどうするかってのも関係してくるんじゃないのか?」

稟「それは・・・・ありますね「だろ?」ですが、私たちの答えは決まってます」

一刀「死罪か・・・・琉民か・・・・」

星「はい」

桃香「・・・・あの・・・」

白蓮「ん?何だ?桃香」

桃香「あの・・・愛紗ちゃんたちと三人だけで話したいな~っと」

一刀「わかった・・・・なら、俺たちは風の様子を見てくる・・・・白蓮一緒にくるか?」

白蓮「お?いいのか?なら、お言葉に甘えて」

一刀「・・・・劉備・・・・逃げるなよ」

桃香「はい・・・わかってます」

四人がいなくなり・・・・姉妹だけになった

桃香「・・・・ふぅ・・・緊張するよ~」

愛紗「桃香様・・・・私たちはどうなるのでしょうか?」

桃香「その前に言うことがあるでしょ?」

鈴々「にゃ?なんなのだ?」

桃香「どうして北郷さんに刃を向けたの?」

愛紗「桃香様!?・・・刃を向けたのは本位ではありません」

桃香「それじゃぁ・・・なんで?」

愛紗「(怒ってらっしゃる・・・・)」

鈴々「(おねーちゃんが怖いのだ)」

桃香「私ね、二人がいなくなってすんごく心配したんだよ」

愛紗「桃香様」

桃香「でもね、その時北郷さんや星ちゃんが私をなだめてくれたの・・・『落ちつけ』『大丈夫だ』ってね」

桃香「でも・・・・北郷さんが話してるの聞いちゃったんだ・・・・愛紗ちゃんたちが刃を向けたこと・・・・村の近くで模擬戦をやって被害が拡大する寸前だったこと・・・・」

桃香「だからね・・・・私決めたの」

愛紗「決めた?」

桃香「そう!愛紗ちゃんたちの命は何とかしてもらうけど・・・・罪は償ってもらおうって」

桃香「だから・・・・愛紗ちゃん、鈴々ちゃん・・・・」

愛紗「とっ桃香様」

鈴々「おねーちゃん・・・・」

桃香「つぎは・・・・無いからね・・・」

・・・・・

・・・・・

桃香「あれ?おーい、愛紗ちゃ~ん、鈴々ちゃ~ん・・・気失ってるのなか?」

愛紗(一体何があったというのだ・・・・桃香様の代わりようは・・・・)

鈴々(何があったのだ・・・・おねーちゃんの笑顔が怖いのだ・・・・)

桃香「つまんない~、はぁ、白蓮ちゃんたち早く戻ってこないかなぁ~」

風「まずは・・・あそこからここまで走ってくるのですよ~」

一刀「順調?」

風「あ、おにーさん。順調なのですよ」

一刀「・・・使える子は今何人だ?」

風「・・・まだまだ少ないですが・・・・5人くらいですかねぇ~」

一刀「そうか・・・・白蓮、なんでそんなところで見てるんだ?」

白蓮「だって・・・その・・・・」

風「そんなに怖がらなくてもいじめませんよ~」

白蓮「誰が怖がってるって!?」

子供たち(ジー・・・・)

白蓮「うっ」

風「ほらほら、皆見てないで走ってください~」

子供たち『はーい、風おねえちゃん』

白蓮「子供たちには真名、教えているんだな」

風「もちろんですよ・・・・戦力になる子たちですからね~」

白蓮「戦力!?」

風「時期がきたらちゃんと説明するのですよ~・・・・おや?」

一刀「星」

星「・・・・主、少し話があるのですが・・・・よろしいでしょうか?」

一刀「・・・・わかった、それじゃぁ風引き続き頼むね(なでなで)」

風「わかったのですよ~(/////)」

一刀「・・・・それで・・・・どうした?」

星「はい・・・・先ほどあの村に行き、子供たちをつれてまいりましたが・・・・」

一刀「何か問題でも?」

星「いえ・・・ただ、長老の話ですと・・・離れたところに一人いるらしいのですが・・・・」

一刀「手に負えないとか?」

星「はい・・・村を出るとき私が感じた視線・・・・おそらくその子供のものでしょう」

一刀「・・・調べる必要ありそうだな・・・・星が敏感になるほどの視線を子供がだせるなんて・・・」

星「すみませぬ」

一刀「いいよ・・・キニシナイで・・・・水」

水「はっ!」

一刀「あの村に行って、その子供を見てきてくれ・・・・見るだけでいい・・・いいか?」

水「御意!」

星「今のが・・・風のやってることの成果というのですか?」

一刀「そうだね・・・・今は試験的に俺の周りを警護させてる・・・・どうした?」

星「いえ・・・・自分の武はまだまだ未熟だと思い知りました・・・ただそれだけです」

一刀「精進しようね。一緒に」

星「はい、主様」

白蓮「おーい、話終わったか~?そろそろ戻るぞ~」

一刀「わかった・・・それじゃぁいこうか、風、星、稟」

三人「はい!」

おまけ

??「・・・・おなかすいた」

水「(あれが・・・一刀様の言っていた子供ですか・・・・たしかに凄い・・・・)」

??「・・・・・・だれ?」

水「(気取られた!?馬鹿な・・・・あの子と僕では・・・かなりの距離があるのに・・・・)」

??「・・・・・敵?」

水「(すみません、一刀様・・・)敵ではありませんよ」

??「・・・・だれ?」

水「僕は水(すい)・・・・アナタこそ誰ですか?」

??「・・・・・わからない」

水「わからない!?」

??「・・・・おなかすいた・・・・水、ゴハン持ってない?」

水「あいにくそのようなものは・・・・「ごはん」なっ」

??「いただきます」

水「ちょっ!やめっ!それは食べ物じゃありませんよ!」

??「(チュパチュパ)苦い・・・・けど、おいしい」

水「ですから・・・・「もっと」えっ!?」

??「たりない・・・だからもっと・・・・」

水「やっやめ・・・・キャァァァァァァァァ」

 

??「・・・・おいしかった」

水「もう・・・お嫁にいけない・・・・(グスン)」

 


 

 
 
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