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真・恋姫†無双SS 外史に「凪」を齎すモノ 第1章  6話 「宴と決意と新しき出会い」

銃参夜さん

昨日やっと横浜から帰って来ました!!!
片道5時間くらいの移動…長かった;;
今回は凪が一刀と二人っきり?になります。
ちゃんと「凪、可愛いよ凪」を表現できたのか!?
やっとこさ、物語が船出します!!なのにもうピンチが

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2010-05-04 22:49:22 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:2573   閲覧ユーザー数:2168

 

 

         この作品は真・恋姫†無双SSのつもりで書いております。

 

 

 

       尚、この作品では、北郷 一刀は名前だけの種馬となっております。

 

 

          不愉快に思われる方は、見ないことをおすすめします。

 

 

       

 

           誤字脱字!文法の間違い!!意味不明な文章!!!

 

     

 

          文字配置のバランスの悪さ!!!!作者のこだわり??

 

     

            キャラブレイク当たり前!オリキャラも出るよ!!

 

 

 

       あなた不快にさせるかもしれない物語のSUJI書きが発生する恐れあり。

 

        

 

 

 

          それでも構わないという方は駄文ですが、お付き合いください。

 

 

          表記なし=一刀視点、行動 「」=声 〔〕=思考 【】=感情 

           ≪≫=音  ()=行動、『』=名称 ++=第三者 

                                  となっております。 

 

 

 

 

 

 

 

真・恋姫†無双SS 外史に「凪」を齎すモノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       第1章  6話 「宴と決意と新しき出会い」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凪 「……本当に…申し訳ありませんでした!!(勢いよく頭を下げる)」

 

一刀「い、いいよ、怪我も大したことないし。幸い武器も壊れてないから♪」

 

 

 

戦いが終わった後、真桜と沙和が凪をからかって怒りを買い、

そのとばっちりを食って俺まで怪我をするハメになったが…まあ手加減して

撃ってくれたのだろう…じゃなきゃ今頃…≪ガクブルガクブル≫

 

 

凪 「しかし、関係のない一刀殿に怪我をさせたのは事実ですし…(後ろに手を組む)」

 

一刀「…だったら(凪の頭に手を置き)「………!!」

   凪、怒ったからってすぐ手を出さないようにな♪

   君は女の子なんだ…君みたいな可愛い娘は恐い顔してないで…笑っていてほしいんだ♪」

 

凪は顔を真っ赤して反論してきた…。

 

凪 「じ、自分は可愛くなんて…////」

 

一刀「…俺の言うことは信用できない…?」

 

凪 「!…そんなことありません!!「だったら…♪」わ、わかりました…////」

 

真桜「ニヒヒ♪」沙和「凪ちゃんまた照れてるのー♪」凪「お、お前ら!!(構える)」

 

 

一刀「凪…?「!す、すいません…(構えを解く)」いい娘だ♪(わしゃわしゃ撫でる)

   真桜、沙和あまんり、調子に乗るとまた同じ目にあうぞ…。」

 

 

真桜「り、了解…【汗】」沙和「わ、わかったなの~【汗】」

 

 

一刀「ふぅ…(凪から手を離す)。桂美?「なに?」盗賊たちの死体なんだけど…」

 

 

 

俺はある提案を桂美に告げる

 

 

 

一刀「…一か所にまとめて、その後、火で燃やしてくれないか…?」

 

 

凪、真桜、沙和は驚いた表情をし、桂美は不思議そうな顔をして…

 

 

桂美「…どうして、そんなことするの??」

 

一刀「…理由は三つ…一つは弔いのためかな…。」

 

凪 「…獣になり下がった者を弔うのですか………?」

 

一刀「俺の世界では、死んだら人は『仏』と呼ばれていてね…

   その人が生前、どんなに悪い奴だったとしても必ず埋葬していたんだ…。」

 

桂美「…そう…。あと二つの理由は?」

 

一刀「…二つ目はこの死体が原因で疫病が発生するを防ぐためだよ…。」

 

桂美「…死体が疫病を起こすというの…?」

 

一刀「…ああ、俺の世界の知識としてね…。

   あまり詳しいことは分からないけど、死んだ死体が腐敗すると

   細菌が発生して、それが疫病になる危険性があるんだ……。」

 

桂美「『天の知識』ってやつね……。もうひとつは?」

 

一刀「このまま死体を放置すると、野生の動物が死体を漁りにやってくる。

   そのとき、街の住人が外にいたら襲われる可能性が高くなるから、

   動物たちがやってくる前に処理したいんだ……。」

 

桂美「…なるほど…わかったわ。すぐに義勇兵たちを集めて処理にあたらせるわ。

   ちょっと、そこの人?(近くにいた義勇兵に指示を出す…。)」

 

一刀「ありがとう桂美…。」

 

桂美「お礼なんていいわよ…私は貴方の考えに納得したから、

   私は指示しただけだもの…」

 

一刀「そっか……でも、やっぱり『ありがとう』と言わせてくれ…。

   この戦いも君の策がなければ、危なかったよ…。本当にありがとう(頭を撫でる)」

 

桂美「…ふにゃぁぁぁ…///!(首を横に振る)ふ、ふん勝手に感謝してればいいわ///「あぁ」」

 

真桜「桂美も素直やないなぁ♪」沙和「ホントなのー♪」凪「………。」

 

 

 

義勇兵たちに死体を集めさせた後、その塊に火を放ち、炎は『人』だったモノを燃やしていく…

 

俺はその光景を少しの間、ただ黙って見ていた…戦いの空しさを忘れないために……。

 

 

 

 

 

 

戦後処理が終わった後、俺たちが街に入ると歓声がわきあがる……。

 

 

「街を守ってくれてありがとう!!!」「あんたたちのお陰で街は無事だよ!!」

「ほぼ倍近くの敵に勝つなって…天の御使いはすげーな!!!」

「天の御使いバンザイーー!!!」

 

 

俺はこの言葉を聞いて〔俺たちはこの人たちの笑顔を守れたんだ…〕

 

と素直にじっかんすることができた……。

 

 

その後、街の中央に料理や酒などが集められ、宴が始まった…。

どうやらこの時代では…ある程度の歳を重ねると酒を飲んでもいいらしい…。

 

俺はいやな予感がした…そして、俺を中心にみんなが集まる…、酌を注ぎに来る人が

長蛇の列を作っている……。お、俺そんなに飲めないから!!!

 

 

 

+………一刻後………+

 

 

 

+凪、沙和、真桜、桂美は一刀から少し外れたところの卓で

席に座り一緒に飲んでいる…+

 

 

真桜「凪ぃぃ飲んどるかぁ♪?」

 

凪 「…あぁ、のんでるよ…」

 

沙和「…真桜ちゃんは飲みすぎなのー!?

   桂美ちゃんはもう寝てるし【笑】」

 

 

+凪は桂美の方に視線を移すと…+

 

 

凪 「……ほんとだ……。」

 

桂美「ふにゅー。Zzzz……。」

 

 

+卓に身をあずけて気持ちよさそうに桂美は寝ていた…」

 

 

凪 「…桂美殿は何杯飲んだんだ…?」

 

真桜「…確かしゃいしょの一口だけやなぁ?「………。」」

 

沙和「しょうがないのー、今日は桂美ちゃん頑張ってたからね♪」

 

凪 「そうだな……。ところで、一刀殿は…?」

 

真桜「なんや~ニヒヒ…。兄さんのこと気になるんかぁ?」沙和「ニヤニヤなの~♪」

 

凪 「!ちっ違う!////…一刀殿は皆に酒を注がれていたから…少し心配になっただけだ…。」

 

真桜「それを『気になる』っていうやでぇ♪」沙和「そうなの♪」

 

凪 「………/////(席を立つ)さ、探してくる…。」

 

真桜「…そうかぁ♪」沙和「いってらっしゃーい♪」

 

凪 「…いってくる…。」

 

 

+二人の冷やかしの視線を背に受けながら、凪は一刀を探しに歩いて行った…。+

 

 

 

 

真桜「……沙和?」沙和「なーに…真桜ちゃん?」真桜「…つけんで♪」沙和「了解なの♪」

 

桂美「………なぁに?(卓から起きる)うるさいわよ…。」

 

 

真桜「えぇところで起きたな桂美♪「??」とりあえず、行くでぇ♪」

 

 

桂美「な、なんなのよ?」沙和「説明は歩きながらするのー♪」

 

 

+前を歩いてる凪の後を起きたての桂美をつれて、二人が尾行を開始する…+

 

 

 

 

凪 〔…なんで二人はあんなに言うだ…?わたしは…ただ、一刀殿のことが

   心配なだけなのに……。一刀殿は何処にいらっしゃるんだ…。」

 

 

+凪が辺りを見回す…あわてて三人が身を隠す…。その姿に、凪は気づいていない…+

 

 

凪 「……!(一人で歩いている一刀を見つける)一刀殿……!」

 

一刀「………(気づかずにそのまま歩いて行く……)。」

 

 

+一刀は少し顔は赤いが、酔っているような感じではなく歩みもしっかりしている…+

 

 

凪 「……ん?〔たしかあっちは、竹やぶだったはず…〕

   (一刀の後を追う、それを見て三人も後を追う)」

 

 

 

+一刀が歩みを止めたのは…朝の鍛錬をしていた竹やぶ+

 

 

一刀「ここなら…大丈夫…かな(竹に手をつく)…。

   ウェ…(嘔吐)……はぁ…はぁ…はあ……。」

 

 

凪 「………一刀殿……(心配そうな顔で背後から声をかける…)」

 

 

一刀「!!(振り返る)……な、凪…どうしてここへ…??」

 

 

凪 「…すいません、一刀殿が歩いていたのを見つけたので、その……」

 

 

一刀「……そっか……いやー飲みすぎちゃってさ…♪「…嘘です。」え!?」

 

 

 

凪 「…一刀殿はさっきの歩みからして、そんなに酔っていないと思います……。

   さっきの戦いが原因ですか……?「っ!!」」

 

 

凪の言葉に俺は少し黙った。図星をつかれ動揺している…。しばらくして…

 

 

一刀「……あぁ…。」

 

 

 

俺は正直に打ち明けることにした………。

 

 

 

 

 

一刀「……俺の世界では、話したと思うけど…、あんなに大量の命が無くなるを見ることは

 

   …あまりないんだ…、戦いが終わった後は、みんなの前でたぶん気を張っていたから

 

   吐かずにすんでいたんだけどね……。情けないよな……。」

 

 

凪 「そんなこと…!」

 

 

 

一刀「…ありがとう…。でも、やっぱり俺は情けないよ…。俺は皆が戦うから、

 

   皆の力になりたくて、街を守りたくて…戦う覚悟を決めたんだ…。

 

   そして戦いに勝った…。でも多くの命を奪う結果になった…。」

 

 

 

俺は天を仰ぎ言葉を続ける……

 

 

 

一刀「……俺は人を殺すのが『コワイ』んだ、例え殺す相手がどんなに悪党でも…

   殺すことで守れるモノがあったとしても……恐いんだ…。」

 

 

凪 「…………。」

 

 

一刀「……すまない。情けない話をしてしまって…

   これじゃ…『天の御使い』失格だな……。「…そんなこと…」え?」

 

 

凪 「そんなことありません!!」

 

 

 

語気荒げに凪は俺に言葉を投げかける…

 

 

 

 

凪 「一刀殿……。一刀殿はこの街を救いました…。ただ結果として多くの

 

   人が命を落としたかもしれません…でも!一刀殿が戦わなければより多くの

 

   命が失われたんです!…人を殺すのが恐いのは、人として当然です…。

 

   恐がりながらも、一刀殿は逃げませんでした……。そんな一刀殿を自分は

 

   『情けない』とは思いません……!」

 

 

一刀「………凪…(凪に歩みよっていく…)ありがとう…(やさしく抱き寄せる)」

 

 

凪 「か、一刀殿……!?//////」

 

 

一刀「…凪に話を聞いてもらって良かったよ…。俺一人だったら、おかしくなってたかもな…」

 

 

凪 「…か、一刀殿なら、自分に話さなくとも…自分で…

   (頭に手を置かれ撫でられる)っ!//////」

 

 

一刀「…俺を買いかぶり過ぎだよ…。俺は居世界から来た以外は

   普通の人間なんだから…俺…。」

 

 

凪 「…一刀殿…。「ん?」一刀殿は乱世を鎮めるために、

   この世界に送られて来たのですか…?「さあ…どうなんだろ?」

 

   …一刀殿なら…出来ると思います……あれだけの武を持ち、そして『天の知識』を

   持っている一刀殿なら……。」

 

 

一刀「……そうかな……。」

 

 

凪 「…はい!だから…「…?」(胸板から見上げる)もし一刀殿が乱世を鎮めるために

   動くのであらば微力ながら…わたしにも手伝わせてくれませんか…?「え!」

   

   今のこの世界は、漢王朝が腐敗し人々が苦しんで生活しています…。

 

   ですから、一刀殿が『天の御使い』がこの世界に来たんだと思うんです…。

 

   一刀殿、この世界のために力を貸してくれませんか……?」

 

 

一刀「………。俺に…何が出来るか…分からないけど…。凪、力を貸してくれるかい……?」

 

 

凪 「はい!もちろんです!!」

 

 

一刀「…ありがとう…(頭を撫でる)俺…頑張ってみるよ…「…はい///////」」

 

 

??「……≪ガサガサ≫(草がゆれる)…まったく、私が最初に

   『力になってあげる♪』って言ったのよ……。「け、桂美殿!?!?」」

 

 

一刀「……いつから見てた「貴方が吐いたところからよ♪」

   最初っからじゃないかぁ!!」

 

 

桂美「…そんなことより、凪が力を貸してくれるなら…

   私の力は不要かしら?♪「そんなわけないだろ!」なら言ってみなさい♪」

 

 

一刀「……俺はこれからこの世界の乱世を鎮めるために…戦おうと思ってる…

   桂美、俺に力を貸してくれないか…?」

 

 

桂美「…いいわよ♪貴方が乱世を鎮めたら…私が貴方をこの世界の『王』にしてあげるわよ。

   どんなに吐こうが容赦なく、世界のために働いてもらうからそのつもりでね…♪」

 

 

一刀「…お手柔らかにね…?(空いてる手を頭に乗せる…。)」

 

 

桂美「け、検討してみるわ…///〔その頭に手を乗せて、微笑むの反則よ…。〕」

 

 

桂美がいた草むらが少し動く…

 

 

真桜「(小声)あかん!!完全に出遅れたぁ【汗】」

沙和「(小声)ど、どうする…真桜ちゃん?「んーーー…」」

 

 

一刀「…真桜、沙和居るんだろ…?「「っ!!!」」(草むらから二人が出てくる…)

 

   話は聞いてたよね…?(二人とも頷く)真桜、沙和…二人も俺に力を

 

   貸してくれないか…強制じゃないから…もしダメ…」

 

 

真桜「ダメなわけないやろ!ウチも兄さんに力貸したる!」

 

沙和「沙和も貸すのー♪」

 

 

一刀「二人とも…ありがとう。」

 

 

桂美「…ところで一刀…?「?」いつまで凪を抱きしめてるつもりなの…?」

   

 

一刀「っ!!(慌てて離す)ご、ごめん凪////「(目線をそらす)い。いえ////」」

 

 

沙和・真桜〔ニヤニヤ♪〕

 

 

桂美「…はぁ…とりあえず、これからどうするの一刀?」

 

 

一刀「そ、そうだね……」

 

 

 

俺は心を落ち着け、五人でこれからのことを相談する…

 

 

 

 

 

 

話し合いの結果決まったこと。

 

 

一つ目、まずは今のままでは人で不足のため、優秀な人材を確保するために

しばらく旅をすること。

 

 

二つ目、そのための物資の調達のため、警邏隊の訓練を兼ねたバイトで金銭を獲得する。

それと同時に、俺たちがいなくなった後でも警邏たちで街を守れるようにする。

 

 

三つ目、旅をするにあたり、物資を運びつつ、俺たちも乗れる馬車を作成すること。

 

 

四つ目、俺が字を覚えること…、やっぱり生きて行く為に読み書きは重要です…。

 

 

 

 

+一ヶ月後+

 

 

 

街の人々の寄付や施しを受け、旅ができる程の食料と金銭は得ることができた…。

 

街の警邏隊も凪、そして俺が教えた『アメリカ海軍式指導法』をマスターした沙和により

 

警邏隊の力は以前よりも遥かに良くなり、街の犯罪率はかなり減った…。

 

馬車に関しては、俺が話した西部劇に出てくる屋根つきの馬車を見事に真桜は再現した…。

 

俺の読み書きも桂美のお陰で、ある程度のマスターできた…。

 

 

 

+出発の日の朝+

 

 

街の西門には俺たちを見送るために大勢の人が集まってくれた…。

 

俺たち四人は馬車の前に、整列する…。

 

 

一刀「皆さん…ありがとうふございます…(頭を下げる)」

 

店主「お礼を言うのはこっちですよ…御使い殿…これは街の皆からです……。」

 

 

店主から袋を受け取り中を見る…そこにはかなりの数の路銀…

 

 

一刀「!!こんなにもらえませんよ!!」

 

店主「もらって頂かないと…私たちも困ります…。貴方達に私たちが出来るのは

 

   これくらいしかありませんし、第一皆、いくら入れたか、わかりませんから

 

   返すこともできません。もらってください…。」

 

 

一刀「……わかりました…大事に使います…。」

 

 

 

俺は袋を受け取った…。

 

 

一刀「…じゃあ、皆、行こうか!」

 

 

凪「はっ!」真桜「了解や!」沙和「わかったなの!」桂美「ええ!」

 

 

俺たちは馬車に乗り込む…真桜が運転席に座り、俺たちは荷物と一緒に後ろに乗る…

 

 

一刀「…(街の人方を向き)では行ってきます…!」

 

 

凪 「…皆さんお元気で……。」

 

 

桂美「街のこと頼んだわよ。」

 

 

沙和「…警邏隊のクソ虫どもー、沙和たちが帰ってくるまで死んでも守るのー!」

 

 

警邏隊「「「サーイエッサー!!!」」」

 

 

「体に気をつけて!」「頑張ってください!!」「必ず帰ってきてください!」

 

 

皆からの声援が飛んでくる……。

 

 

一刀「…真桜出してくれ…!」真桜「了解や♪」

 

 

真桜は手綱をにぎり、馬車を走らせる…。やまない声援…俺たちは手を振ってこたえる…

 

 

一刀〔この人たちの笑顔を守るために…これから頑張らないと…〕

 

 

 

俺は心に誓った…………。

 

 

 

 

 

 

街を出発してから約一刻程が経過した…。

 

俺の視界には街らしき姿は何処にもなく大地が続いている…。

 

天気は程良く晴れ、心地よい風が吹いている………。

 

 

 

一刀「……いい天気だね…。」

 

凪 「…はい、そうですね…。」

 

沙和・桂美「Zzz…」

 

 

沙和と桂美は心地よい馬車の揺れで眠っている…。

 

穏やかな時間が経過していく…。

 

 

真桜「兄さん!ちょっと見てみぃ!!」

 

一刀「どうした?(運転席の方へ移動する…)」

 

真桜「なんか前のほうで人が集まってる…

   もしかしたら、盗賊に襲われてんのとちゃうか!?「一刀殿!!」」

 

一刀「真桜…!「了解や!助けに行くんやろ…?」あぁ!!」

 

真桜「ちょっと飛ばすでぇ!!舌噛むなやぁ!!≪バチンっ≫」

 

 

真桜は馬に鞭を入れると馬車の速度が上がる!

 

 

桂美「ふぎゃっ!!」沙和「な、なんなのー!?」

 

一刀「すまん!ちょっと急ぐ…舌噛むなよ!?」

 

桂美「ほぉうはんだわよ…【涙】」

 

 

さっきまで寝ていた二人も激しい揺れで起き、桂美は舌を噛んだらしい…

気の毒だが、今はかまってる暇はない!

 

 

一刀「見えてきた……!!」

 

前方の集団の概要が見えた。盗賊らしき集団が、二人の女の子を囲み、

 

一匹の犬がその盗賊たちを牽制している……。

 

 

 

+??サイド+

 

 

+二人の少女の目の前に七人の剣を持った盗賊とそれを遮るように犬、一匹が間にいる……。

 

 

犬?「ヴゥゥ…(牽制するように後ろ脚に重心を置く)」

 

 

?①「あ、あんたたち!今立ち去ればおとなしく見逃してあげるわ!!」

 

 

野盗①「はぁ…?てめぇ何言ってんだぁ?」

野盗②「状況がわかってねぇみたいだな……」

野盗③「可愛がってやるよ…ククク…」

 

 

?②「へぅ~え、詠ちゃん…!?(怯えて後ろにしがみつく)」

 

?①「だ、大丈夫だよ!月だけは絶対守って見せるから!!」

 

 

+そう言い放った彼女だったが、この状況を打破する策はない…+

 

 

野盗①「おぅおぅ吠えるなよ…可愛い顔が台無しだぜ…」

 

 

一人の野党が二人に近づいていく…

 

犬?「ガァァァアア!!!(足めがけ突進していく)」

 

 

野盗①「邪魔なんだよ!!(犬を蹴りを入れる)」

 

犬①「キャゥゥウン!!!(吹き飛ぶ転がる…)」

 

野盗①「…(犬の元まで歩いて行き)…この馬鹿犬がぁ!!(剣を振り下ろす)」

 

 

?②「っ!!(眼を瞑る)」

 

?①「や、やめなさい!!」

 

 

≪ヴァァン≫、何かが剣の柄ごと野盗の手を貫き、剣を落とす…

 

 

野盗①「ぎゃぁあ!!て、てが、手がぁ!!(逆手で手を掴む…)」

 

 

一刀「……外道が……!」

 

 

 

 

 

一刀サイド

 

 

 

馬車から撃った氣弾があたって犬は無事のようだ…

 

真桜は二人の女の子の後ろに場所を止める…、

凪と俺は馬車から降りて、二人の元へと掛けより…

 

凪 「大丈夫ですか…?」

 

?①「え、ええなんとか…。」

 

 

眼鏡をかけた娘が凪に答える、

もう一人の方はその子にしがみついたままだ…

 

一刀「…凪、二人を馬車に乗せて、安全なところまで送ってくれ…」

 

凪 「か、一刀殿!?一人で相手をするのですか!?」

 

一刀「…二人の安全が最優先だよ…それに…

   こんな奴らに、凪は俺が苦戦すると思ってるの?♪」

 

凪 「……そうですね…二人のことはお任せください。

   「あぁ…」さあ二人とも乗ってください。」

 

?①「わかったわ!行くよ、月。」?②「う、うん!」

 

 

二人が凪の後に着いていき馬車に乗り込む……

 

 

野盗②「てめぇ!人の獲物を勝手に≪ヴァン≫

    (氣弾が肩を貫く…)ぎゃあああ!!!」

 

 

一刀「(右手で弾装にふれ、氣弾を装填する…)

   女の子を襲う外道め……。来い!」

 

 

野盗③「…な、なにをやったか、分からねぇが……

    五人同時には相手に出来まい!!!いくぜぇぇ!!」

 

 

野盗「「「「おおぉぉぉ!!!」」」」

 

 

+五人が抜刀して一斉に一刀に襲いかかるが…+

 

 

+≪ヴァン×5≫一刀が放った氣弾は、武器を持った5人の肩を貫き

五人は痛みに悲鳴を上げる…+

 

 

俺は一人の野盗に近づいていき…

 

一刀「…おい…「ひぃぃぃ!!!」逃げるなら、見逃してやる…

   ただし!!(胸倉を掴み)『次』はないぞ…!(乱暴に離し殺気を込めた目で見回す…)」

 

野盗「いやぁぁぁぁ!!!!!」「待ておいて行くな!!!」「わぁあああ」「覚えてろ!!」

「たたすけてくれ!!!」「い、いてぇよ………。」「いいから早く行くぞ!!」

 

 

それぞれが脱兎の如く逃げていく姿を見て一息つく…

 

そしてさっき蹴られた犬のところに行く…犬は少し怪我をしているが

とりあえずは大丈夫のようだ…。

 

 

一刀「…(しゃがみこんで)よくやったなぁお前!!かっこよかったぞ♪」

 

犬?「わん♪「よしよしよしよし(わしゃわしゃ撫でる)♪(尻尾横に振る)」

 

一刀「…しかし、中国になんでコーギーが居るんだ??

   「……ころすっ!」≪びゅん≫……っ!!」

 

 

刹那!!!背後からとんでも殺気を感じた直後、

斬撃が俺を襲うが間一髪で前に飛び込み回避する…

 

後ろを振り返ると、俺が居た場所には戟が地面を突き刺してる…

その戟の持ち主である女は地面から戟を抜き構える……

 

恋 「………セキト、いじめた……

   恋……オマエ…(一刀を戟で襲う)許さない!!!」

 

一刀「くっっっ!!!≪ヒュン≫(繰り出された突きを首を横に倒して避ける)」

 

 

紙一重でかわしたつもりが、頬をかすり、赤い血が頬をつたう…

 

 

一刀〔…こ、この娘…半端じゃない!!このままだと…!!!〕

 

 

俺の愛刀『無様』は馬車の中…銃の氣弾はさっき使い果たし残弾はない…

 

たぶん氣弾を籠めてる間に戟が俺を貫くだろう…もし籠められたとしても

 

当てる自信はほとんどない…………。今俺は絶体絶命の危機に瀕している………!!

 

 

 

一刀〔くっ!!こんな場所で…俺は死ぬのか!?〕

 

 

 

 

 

 

atogaki

 

 

銃参夜「どうも!!!横浜から帰ってまいりました!!!!!」

 

桂美 「帰ってきたのは昨日よね?」

 

銃参夜「うぐっ!!!」

 

桂美 「それなのに投稿が今日になったのは…何故なのかしら…??」

 

銃参夜「そそれは……」

 

凪  「投稿主が『道端格闘者四(ry」

 

銃参夜「それ以上言っちゃらめぇぇぇ!!!」

 

桂美 「…なるほど、遊んでたのね……≪ゴオオォォォォォ…≫」

 

銃参夜「こ、これには理由が…」

 

桂美 「ふぅん?逝って御覧なさい!?」

 

銃参夜「〔字が違うような…〕実は新キャラの口調の参考にしようかと思いまして…。」

 

 

 

凪  「……投稿主、これ以上は…」

 

銃参夜「…そ、そうですね…。では今回の話についてですが、どうでした凪さん?」

 

凪  「……何がです……?」

 

銃参夜「隊長殿に抱きしめられて「………っ!!///////」よかったですか?ニヤニヤ」

 

凪  「……し、しらない!///」

 

銃参夜「……そうですか…よかったんですか♪「そんなこといってない!!」

    そんなこと言ったら、今度は桂美さ(ry」

 

凪  「(小声で)よ、よかった…/////「凪。可愛いよ凪!!」……フン!!」

 

桂美 「投稿主?「はい?」そのわたs(ry」

 

銃参夜「それは後ほど、個人的に話します…「か、必ずよ////」了解♪

    では6話の話を続けます…、?で隠していましたが、ばればれ二人と一匹の登場は

 

    前回のatogakiに登場した『恋』を出すためのフラグです。

 

    『なぜ、恋を出した』かというと…個人的趣味です!!!!後もう一人へのフラグ

 

    と言えば理解されると思います♪」

 

 

桂美 「個人的趣味って…?」

 

銃参夜「ぶっちゃけ、恋は恋姫で3番目に好きなキャラという『個人的趣味』です!」

 

凪・桂美〔だめだ、この投稿主…なんとかしないと。〕

 

 

華雄 「おい!!投稿主!!!「げ、華雄!?」月と詠が出たのに何故私がでない!!!」

 

銃参夜「言っちゃったよ!?この人!!!!せっかく隠してたのに!!!!」

 

華雄 「そんなことはどうでもいい!!私はで(ry」

 

 

ドコデモイケルドアを使って銃参夜は逃げ出した………。

 

 

銃参夜「次回!!最大の危機に陥った一刀はこの危機を乗り越えることができるのか!?

    第七話『一騎当千の女良!!』で会いましょう!!」

 

 

恋  「………次は…ご主人様と…仲良くできる……?「恋が頑張ればね♪」

    ……恋………がんばる……////」

 

銃参夜「頑張ってね♪「………………(コクッ)/////」うはぁ!?〔な、なんだこの破壊力は!〕

    …可愛すぎるよ…恋(頭をなでる)「ちんきゅーーきぃぃっくっ!!!」

    ふべらぁぁっぁっぁ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 


 
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