No.140602

恋姫無双~愛しき人~8

黒竜さん

黄巾党との戦が続く中、一刀達は新たな仲間をえる。その仲間は一体誰か

2010-05-03 18:24:02 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:12393   閲覧ユーザー数:8694

第8章「悪来」

 「さて、一刀。あなたの力見せてもらうわよ」

 華琳が一刀のいる方へ目を向ける。

 「さて、行くか。稟と万里は両翼を風は俺の後ろを頼む」

 「「「御意」」」

 三人がそれぞれ自分の持ち場に行き途中一刀の方に振り向いて。

 「一刀様」「お兄さん」「一刀様」「「「お気をつけて」」」

 「ああ。三人ともも、気をつけて」

 三人は首を縦に少し振り、持ち場に行った。

 「さて、皆聞いてくれ、今から俺達は民を脅かす黄巾党を討つ。だから、皆の命俺に貸してくれ」

 「「「オオ~~~~^」」」

 

 魏の中軍

 「ヘタね」

 「ヘタですね」

 「ヘタだな」

 「うむ」

 「兄ちゃん」

 魏の将達が呆れ返っていた。

 「あれが我が軍最強の武人なのかしら」

 「不外ながらも、その通りです。華琳様」

 「そんなに強いのですか、一刀さんて」

 「ああ。一刀は強いとも、私よりも強いぞ」

 「脳筋のあなたには聞いていないわ」

 「なんだとう」

 「あなたのおかげで、昨日の私の策が台無しになったじゃない」

 「ふん。あんなやつら私と季衣だけで十分だ」

 「春蘭」

 「はい。何でしょう華琳様」

 「あなたにはお仕置きが必要のようね。後で私の部屋に来なさい。たっぷりと可愛がってあげる」

 「はい。華琳様」

 「姉者」

 「お兄ちゃん」

 「あら、雫も居たのね。なら、あなたも春蘭と一緒に後で私の所に来なさい」

 「丁重にお断りします」

 「あら、どうしてかしら」

 「雫の身体はお兄ちゃんにあげるので」

 「あら、私って白いものを汚したくなる正真だから」

 「・・・お兄ちゃん。早く帰ってきて、じゃないと雫は汚されてしまいます。・・・グス」

 

 「大将はどこだ。魏の懐刀、北郷一刀が相手するぞ」

 一刀は黄巾党の中心部まで来ていた。

 「一刀様」

 「稟どうしてここに?」

 「左翼の敵はすべて倒しましたので」

 「右翼も終わらせました」

 「「万里」」

 「稟さんだけに良い格好させられませんから」

 「よし。皆、敵の陣形は我々の軍師によって崩れた。後は大将の首を取るのみだ」

 「「「オオ~~~~~~~」」」

 一刀の一声で魏の兵達の士気が上がる。一刀は稟、万里に襲ってくる奴等を切り倒していった。

 「ギャーー」

 「何だ。こいつめちゃくちゃ強いじゃね~か」

 「これ以上頭の近くに行かすんじゃね」

 「わかっている。だけどこいつが・・・ギャ~」

 「おい、大丈夫か。くそ~」

 一人また一人と黄巾党の人が倒れていく、もう大将の周りには数十人の仲間しか居なかった。

 「もう、降参してください」

 「誰がお前らなんかに降参するか」

 「しかし、これ以上戦っても無駄に仲間が死ぬだけですよ」

 「うるせ~。俺達は最後まで張三姉妹の追っかけだ」

 「そうだ~。お頭の言う通りだ」

 「俺達は最後まで戦うぞ」

 「なら、俺達が張三姉妹を保護するって言ったら」

 「なに!」

 「俺達は張三姉妹を保護するだから降参してくれ」

 「本当だろうな」

 「ああ、もし嘘だったら俺の首をやるよ」

 「・・・わかった。降参する」

 「ありがとう。皆この戦は俺達の勝ちだ。勝鬨を上げろ~」

 「「「オオ~~~~~~~~」」」

 

 「お疲れ様一刀。よくやったわね」

 「ありがとう華琳。でも、結局張三姉妹の場所わからなかったな」

 「そうね、でも次があるわ。さて、陳留に戻るわよ」

 「「御意」」

 魏軍は陳留に戻る準備を始めた。

 

 「すごかったね~。愛紗ちゃん」

 「そうですね。まさに完勝といって無言はありません」

 「あのお兄ちゃん強かったのだ!」

 「あの人が天の御遣いと言われている北郷さんですね。あの人に付いている人もすごい策士ですね」

 「あ~~。北郷さんどうして曹操さんの所に行ったんだろう。私達のところに来てくれたらよかったのに」

 「しかたありません。それが天命だったのでしょう」

 「そうかな~」

 「鈴々いつかあのお兄ちゃんと勝負するのだ」

 「朱里ちゃん。朱里ちゃん」

 「なに、雛里ちゃん」

 「北郷さんの所に万里ちゃんがいた気がする」

 「それ、本当?」

 「うん。確信は持てないけど、確かにいた気がするの」

 「そっか、万里ちゃんも自分のご主人様を見つけたんだね。私達も頑張ろうね。雛里ちゃん」

 「うん。頑張ろうね。朱里ちゃん」

 「さぁ~、皆おうちに帰ろう」

 遠くから見ていた啄県の義勇軍を率いている劉備達であった。これから始まる三国の部将達が揃いつつある。

 「お兄さん。お兄さん。今日はここで食べましょうよ」

 「そうだな。皆ここでいいか?」

 「私もかまいません」

 「私もです」

 「雫はお兄ちゃんとなら何所でも」

 戦から帰ってきた一刀達は、それぞれ自分の仕事をこなしていた。華琳は戦の報告書の処理。秋蘭と桂花はその補佐。春蘭は兵達の訓練。一刀は新たな農業方法の報告書作りと雫の剣術の伝授。稟は一刀の補佐。風と万里は次の戦場所の推測から策略。

 「ここの料理。最近街では有名なんですよ」

 「そうなの?」

 「はい~。新しく入った子が、すごく腕のいい子らしいですよ」

 「へぇ~」

 「それより、早く頼もうよ。お兄ちゃん。じゃないと雫餓死しちゃう」

 「はいはい。すいませ~~ん」

 「はい。なんでしょうか?」

 「ご飯大盛と麻婆豆腐ください」

 「風はかに玉と餃子を」

 「私は拉麵をください」

 「雫はね。棒棒鶏と炒飯大盛をください」

 「わかりました。少しお待ちください」

 「君が新しく入った子?」

 「はい。そうです」

 「ご飯楽しみに待ってるよ」

 「はい。一生懸命作ります」

 少女は可愛らしい笑顔をしながら厨房に向かっていった。

 「なに口説いてんですか、一刀様」

 「べ・別に口説いてませんけど」

 「お兄さんは天然ですからね~」

 「一刀様。出来れば私も口説いてほしです」

 「お兄ちゃん雫も口説いて~」

 「だから、口説いてないって」

 稟たちに色々言われながらも抵抗し続ける一刀だったが、さっきの女の子が料理を持ってきたのでその話は終わった。

 「お持ち同様~」

 「おっ、きたきた」

 「これで全部ですね」

 「うん。ありがとう」

 「いえ、おいしく食べてくれれば私は嬉しいので」

 「そう。それじゃ、いただきます」

 「「「いただきます」」」

 パク

 「ん~~~~。うま~~~~い」

 「ほんとですか?」

 「ほんとだよ。むちゃくちゃうまいよ、これわ」

 「有名になるのもうなずけますね」

 「風の情報網を甘く見ないでほいいですね~」

 「おいしいですね」

 「雫頬が、落ちちゃいそう」

 「ありがとうございます」

 「そういえば君どうしてここで働いているの?」

 「私の友達が陳留に居るって、手紙が来たので来て見たですけど、何所にいるかわからなくて」

 「だったら探すの、手伝うよ」

 「ほんとですか?」

 「そりゃ、こんなおいしい料理食べさせてくれたんだ。これくらいしないと罰が当たるよ」

 「そ・そんな・・・」

 「新しい口説き言葉ですね」

 「口説いていません」

 「それで、その友達の名はなんて言うのですか?」

 「名前は許緒って言うんです」

 「「「なっ!」」」

 「兄ちゃん。僕もご飯一緒でもいい?」

 「き・季衣!」

 「流琉?」

 「あんた、いったいどこにいたのよ」

 「何所って、城に居るって手紙に書いたじゃないか」

 「それだけじゃ、わかんないわよ。この前大きな家も城って言ってたし」

 「そんなの知らないよ~~だ」

 「もう、季衣のばか~~~」

 ドカン

 「「「えっ!」」」

 何所から出したかわからないが、女の子の手には大きなヨーヨーが持っていた。

 「へっへ~~~~んだ、そんなの当たらないよ~~~~~だ」

 ドカン ドカン

 「あの~お兄さん」

 「なんだ。風」

 「止めないのですか?」

 「あの、ヨーヨーとけん玉のぶつかり合いの中どうやって、止めろと言うのですか風さん」

 「ようよう?けんだま?」

 「お兄ちゃんそれ何」

 「ああ、俺の世界の遊び道具だよ。季衣たちが持ってる武器を小さくした感じかな」

 「それより、一刀様。早く二人を止めませんと」

 「うん?」

 一刀が辺りを見回すと店の中が、怪獣が通って後みたいに潰れていた。

 「そうだな、よっし」

 一刀は季衣たちの間に入り、二人の武器が重なる瞬間。女の子の持っているヨーヨーの起動を少しずらして季衣の武器と絡ませた。

 「えっ!」

 「兄ちゃんなにすんだよ」

 「季衣。周りを見てみろ、これ以上店を壊すのなら、警備隊員に季衣達を引き渡して牢屋で一泊してもらうぞ」

 「うぅ~。わかったよ。兄ちゃん」

 「君もいいね」

 「はい」

 「それじゃ、まずはここの店主に謝ろうか」

 一刀は二人を連れて店主の前に言った。

 「「ごめんなさい」」

 「いいんだよ。典韋ちゃんのおかげで店も繁盛したからね。それに許緒ちゃんもうちも常連さんだし」

 「ありがとうございます」

 「ありがとね、おじちゃん」

 「ありがとうございます」

 「御遣い様。頭を上げてください。あなた様のおかげで我々は楽しく生活できるのです。ですから、頭を上げてください」

 店主は心から謝った二人を許してくれた。

 「季衣さっきはごめんね」

 「ううん。僕も方こそごめんね。流琉」

 「雨降って地、固まるですね~」

 「そうですね」

 「これからどうしますか、一刀様」

 「そうだな、とりあえず雫。食べるのをやめなさい」

 「ふぇ?」

 雫はなんとこの戦いの中自分のだけ守りとうしたのであった。

 「あの~いいかな」

 「はい」

 「君も良かったら。季衣と一緒に華琳のところで働かないか?」

 「えっ!私なんか行っても迷惑ですし」

 「そんな事ないよ。君の力はすごいよ」

 「そうだよ、流琉。一緒に働こうよ」

 「・・・わかったよ。季衣」

 「よかった。それじゃ、城に案内するよ」

 「はい。後私のことは流琉と呼んでください」

 「わかった。でも、俺には真名がないから

好きに呼んで」

 「それじゃ、兄様と、だめですか?」

 「いいよ。これからよろしくな。流琉」

 「はい。兄様」

 流琉を城へと連れて行った一刀は、華琳に流琉を紹介し。季衣と流琉は華琳の親衛隊も隊長になった。

             第八章 完

「第八章。終了」

「まだまだ先は長いな」

「長いね~」

「次はどうなるんだ」

「う~~~~とね。ゲームを持っている人にはもうすぐ彼女達が来るじゃないかな~って、思われてるんじゃない」

「彼女達?」

「そう彼女達。それとね今日はとうとう華琳の抱き枕をGETしました~」パチパチパチ

「どんなの?」

「それは買った人のみが知る領域だぜ。だんな」

「なら、俺も近くの本屋で」

「今居る世界じゃ売っていなと思うよ」

「NOOOOOOOOOOOOOOOOOO]

「それじゃ、魂が抜けた一刀はほっといて、また今度会いましょう。by」

「・・抱き枕。・・・りんの抱き枕。華琳の抱き枕~~~~~~~~~~~」


 
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