No.139351

病姫無双 魏 27

護衛さん

律わすれてた

2010-04-28 15:17:28 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:5613   閲覧ユーザー数:4438

律「付近に誰もいません・・・・あ、一刀様」

一刀「律!・・・よかった・・・無事だったんだね」

律「はい・・・・愛紗さん・・星さん・・・良くない知らせです・・・・」

愛紗「何だ?」

星「話してみよ」

律「はい・・・・サクラさんが・・・・洵イク側に移りました・・・このままでしたら・・・・私たちに勝ち目ありません」

一刀「ん?・・・サクラがあっち・・・敵対?」

律「はい・・・どう説得されたのかわかりませんが・・・・そう、聞いてます」

カスミ「主・・・・おそらくサクラの本質をわかってないのだと思いますが・・・・」

律「サクラさんの本質?」

一刀「ああ・・・サクラは元々は妖刀・・・・それも俺が知ってる中で最凶最悪のな」

カスミ「今までは主と私が抑えてましたが・・・・・敵対するまでアチラもつのでしょうか?」

一刀「さぁな・・・・皆わからないようならたとえだな・・・・んー、恋。一人で2万人の黄巾党を倒したって本当だっけ?」

恋「うん・・・月たち守るためにがんばった」

一刀「なら・・・・サクラの暴走時は・・・・その10倍か?」

カスミ「でしょうか・・・・まぁ目に映ったものすべて破壊するってのがただしいですが」

霞「でたらめやな・・・・しかも、止める人おらんてか」

一刀「俺だけだからな・・・・カスミとサクラの暴走を止められるのは・・・・」

戦華「カスミ殿も暴走を・・・」

カスミ「私はめったなことで暴走しませんよ?」

一刀「その分こわいんだが・・・・律、サクラは今どんな状態だ?」

律「はい・・・・今は与えられた部屋で寝てるそうなのですが・・・・」

一刀「・・・・・早くて・・・・三日後か」

カスミ「でしょうね」

愛紗「その暴走をする猶予ですか?」

一刀「まぁ・・ね・・・・霞は華琳に伝えにいってくれ・・・・蜀に入るな・・・・地獄を見るだけだとね」

霞「わかったでぇ・・・・ほんならうちは蜀を脱する・・・・ええか?」

一刀「ああ・・・・俺たちは霞が脱するための陽動を行う・・・・部隊を4つに分け・・・・目的地は成都・・・組み分けは風・・・お願いしていいか?」

風「わかったのですよ~・・・・では、星ちゃんと恋ちゃん・・・カスミさんは北を」

三人「「「わかった」」」

風「愛紗さん、律ちゃん。華雄さんは西から」

三人「「「御意」」」

風「風はシアちゃんと一緒に華琳様の元へ行った後・・・・東から凪ちゃんたちと侵攻します」

一刀「それじゃぁ・・・俺は一人南から成都に向かう・・・・いいか、皆・・・・俺からの命令だ・・・・死ぬな!

生きて必ずまた会おう!」

『モチロン!』

一刀「なら・・・俺が陽動をかける・・・・そのうちに皆・・・たのんだぞ」

『はっ!』

男「おい・・・あいつ、さっきの・・・・」

一刀「俺の名は北郷一刀・・・・分け合って成都に用がある・・・・邪魔するのなら・・・・斬る!」

村男たち「ふん・・・威勢だけはいいようだが!・・・・お前はここで死ぬんだよ!皆のもの!いくぞぉぉぉ!」

『おおおおおおおお』

一刀「あくまで邪魔するか・・・・ならば」

サクラ「はぁ・・・・主が死んだ・・・・考えたくありませんね・・・・はぁ・・・・」

『コンコン』

サクラ「はい・・・・どうぞ」

桂花「気分はどうかしら?」

サクラ「いいと思っているの?」

桂花「そうよね・・・・」

サクラ「それで・・・何?」

桂花「そんな怖い顔しなくていいじゃない・・・・ただ、話をしにきただけよ」

サクラ「へぇ・・・・なら、その手に持ってるもの・・・・見せてくれるのかしら?」

桂花「・・・・・・」

サクラ「いい加減こんな馬鹿なことやめたら?」

桂花「馬鹿なことですってぇぇ!?コレは復讐なのよ・・・・私からあのお方を奪ったあの男に対してのね!」

サクラ「それが・・・馬鹿だって・・・・言っても無駄ね・・・・はぁ・・・主~、早く助けてくださいよ~」

桂花「ふん・・・・あの男がこれるわけないわ・・・・私の軍は大陸一よ・・・・たとえ呂布であろうと簡単に破れないわ」

サクラ「はぁ・・・・自慢ですか・・・・女だらけの軍が強いとでも思ってるのですか?」

桂花「強いわよ・・・・男よりも綺麗で賢くて、気品にあふれた女兵が負けるはずないわ」

サクラ「はいはい・・・・そうだといいですね~」

桂花「ふん・・・今にみてなさいよ・・・・」

サクラ「(はぁ・・・なんですかねぇ・・・この人・・・・同性愛者の嫉妬って・・・・ここまで極端なのですか?主)」

侍女「失礼します!・・・国境付近にて戦闘らしきものがあり・・・・村一つ壊滅しました・・・・」

桂花「そう・・・・敵・・・わかるかしら?」

侍女「はい・・・光り輝く服を着ている男が一人・・・・おそらく天の御使い、北郷一刀かと・・・・」

サクラ(おお・・・主♪ 着てくださったのですね!)

桂花「ふふふ・・・・自分からノコノコくるなんて・・・男どもにあの場所まで誘導させなさい・・・・」

侍女「はっ!」

桂花「ふふふ・・・苦しみ死んで行くがいい・・・・あははははは」

サクラ「・・・・馬鹿・・・ですね」

 

侍女「たったいへんです!」

桂花「何事!?」

侍女「しょっ蜀内の劉備様及び将たちが・・・・・どこにもいません」

桂花「なんですってぇぇ!?」

サクラ(伊達に主に仕える前に最凶と恐れられていませんよ~・・・)

桂花「探しなさい・・・・いいわね」

侍女「はっはい!」

サクラ(さて・・・・アナタの恨みとやら・・・・どの程度なのか・・・・見せてもらうわよ・・・・屑女さん)

 


 
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