No.139222

真・恋姫†無双 北郷一刀と三羽鳥 No,2-04

さん

お久しぶりです
やっと続きを書く事が出来ました(^^)
今回は、一刀VS張遼です(^^;

2010-04-27 22:16:44 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:8838   閲覧ユーザー数:6844

(はじめに)

 キャラ崩壊やセリフ間違いがあると思いますが、

 温かく読んでやって下さい。

 

 この話の一刀君は強く設定しています。

 どうぞ宜しくお願いします。

 

☆オリキャラ★

姓・・・孔(こう) 名・・・融(ゆう) 字・・・文挙(ぶんきょ) 真名・・蛍(ほたる)

 

一人称・・我(われ)      二つ名・・・不殺

 

武器・・鉞戟[えつげき]斧+矛 、華鏡(かきょう)

 

容姿・・髪は肩より少し長いロングで、色は琥珀の様な透き通るオレンジ。

    身長は一刀君より少し高い。スタイルは良く胸は、夏侯姉妹より少し小さい。

 

設定・・誇り高き孔子の子孫。十常侍に捨て駒にされた。

    一刀に助けられ、それ以来忠誠を誓う武将。

    正史で曹操に処刑されている為、曹操の事はあまり良く思っていない。

 

 

☆一刀の武器と能力★

 

 武器・・・刀、草薙(くさなぎ)

         古いお堂の中にあった刃無い刀。一緒にあった鏡は行方不明。

         氣を籠める事に特化した刀。銘は無いが、鞘に名が彫ってある。

 

 二つ名・・・天の御遣い、鋼(はがね)

 

能力(全7個あります。今は4個のみ紹介します。)

 

 流水・・・攻撃・防御・素早さのバランスが良い型。一刀はいつもこの状態。

      詳しくは、06のあとがきに。

 

 疾風・・・素早さを格段に上昇させる型。ただし、攻撃と防御が少し下がる。

      詳しくは、06のあとがきに。

 

 集氣・・・自然の氣を集めて使用する事が出来る。扱いが難しく乱用は出来ない。

      詳しくは、13のあとがきに。

 

 癒合・・・相手に氣を送る事で、傷や打撲を治す。痛みを無くす事も出来る。

      詳しくは、15のあとがきに。

 

 

曹操軍、軍議場

 

華「一刀に張遼の捕縛を命じるわ」

 

一「え?」

 

華「張遼の事は孔融が知っている様だから、連れて行きなさい」

 

 一刀が困惑するが、華琳は気にする事無く

 

華「呂布には、秋蘭、季衣、流琉、凪、真桜、沙和の6人で当たって貰う。

  ただし、無理に捕縛する必要は無い。全員無事に戻る事を一番に考えなさい」

 

 「「「「「「 はっ! 」」」」」」

 

華「特に季衣と流琉には、自分よりも強者との良い経験になる。

  頑張りなさい」

 

季・流「「はい!」」

 

華「秋蘭、2人の援護をお願い」

 

秋「御意」

 

華「3人は、邪魔が入らない様に周りの排除を」

 

三「「「 はい(なの)! 」」」

 

 そんな中、

 

春「あ、あの華琳様、私は出撃できないのですか?」

 

華「春蘭には本陣で待機して貰うわ」

 

春「そ、そんな」

 

 春蘭は落胆している。

 その仕草を見て華琳は微笑みながら、

 

華「あら? 春蘭は私の護衛は嫌なのかしら?」

 

春「い、いえ! そんな事はありません!」

 

 華琳の言葉に慌てて返事をする春蘭。

 

華「フフ、冗談よ。春蘭には、遊撃として動いて貰う。

  それまでは、本陣で大人しく待機。いいわね?」

 

春「はい!」

 

華「桂花には、他軍の警戒を任せる」

 

桂「御意」

 

華「では、解散!」

 

 一刀以外の全員が動き始める。

 

華「どうしたの一刀? 早く行きなさい」

 

一「いや、どうして俺なんだ?」

 

華「あら、嫌なの?」

 

一「嫌な訳じゃないけど」

 

 笑みを浮かべながら華琳は、

 

華「貴方なら確実に殺さないで捕縛できるでしょう?

  私は確実に張遼が欲しいのよ」

 

一「あ~、なるほど。

  それに、俺なら殺される事も無い」

 

華「そう言う事。

  春蘭の一撃を受けても平気な貴方なら大丈夫でしょう?」

 

一「平気な訳じゃないんだけどな」

 

華「生きているんだから同じ事よ。

  じゃあ、任せたわよ」

 

 そう言って華琳は去っていく。

 一刀は、

 

一「俺も頑張りますか!」(パンッ!

 

 頬を叩き、気合いを入れ

 自分の持ち場へと向かった。

 

 

戦場

 連合軍と董卓軍の戦闘が始まっている。

 

一「凪達は大丈夫かな~」

 

蛍「主様、自分の事に集中して下さい」

 

一「分かっているんだけどさ」

 

蛍「まあ、あれでは心配するのも仕方ないか・・・」

 

 

~回想~

 

 軍議場から離れた一刀は蛍と合流し、

 移動する前に3人に会いに行く。

 3人も一刀達に気付いて、

 

沙「一刀さん、どうしたの?」

 

一「3人が心配でさ」

 

凪「ありがとうございます、一刀様」

 

真「ウチ等は大丈夫や!」

 

 3人は異常に気合いが入っている。

 そんな3人を見て、一刀と蛍は

 

蛍「何故、そんなにも気合いが入っているのだ?」

 

沙「何でか分からないけど、此処で呂布を倒さないといけない気がするの~!」

 

真「絶対に負けへん!」

 

一「は、ははは。凪、2人の事よろしくね」

 

凪「はい! 絶対に倒します!」

 

一・蛍 (( ・・・ダメだ、何とかしないと ))

 

 出撃する前に、秋蘭の元に走る一刀だった。

 

~回想終了~

 

 

 思い出している内に連合軍が押し始める。

 それを見て、

 

一「蛍、張遼は本当に来るかな?」

 

蛍「張遼ならば必ず。

  あやつが、包囲の薄い場所を見逃す筈がありません」

 

 そう話していると兵が走ってくる。

 

兵「報告! 此方の方に向かってくる部隊あり!」

 

蛍「来ました。張遼なら、自分が残り部隊を逃がすでしょう」

 

一「分かった。部隊の方は任せるよ」

 

蛍「御意」

 

 一刀が歩き出す。

 向こうからも人影が近づいてくるのが見えた。

 一刀は馬を降り兵に預けて、人影の元に向かうと後ろから

 

蛍「主様、張遼の一撃は速くて重い、十分にお気を付けて」

 

一「蛍も気をつけて」

 

 そう会話して、蛍は兵に指示をだしてから、

 自身も動き出した。

 

 

互いの顔と声が確認できるまで近付くと

 

一「俺は、曹操軍の北郷一刀。

  いきなりだけど、こっちに降ってくれないか?」

 

張「いきなりやなぁ・・・言わんでも分かるやろ?

  どうしてもっちゅうんなら、武で降してみぃ!」

 

一「・・・・・」

 

張「・・・・・」

 

 2人は互いに何時でも動ける体制で睨み合う。

 一刀は武器を構え、

 

一「・・・そっか。分かった」

 その一刀を見ながら張遼も武器を構え、

 一刀に問いかける。

 

張「有利な騎馬を捨てて来た事、後悔せん様にな」

 

一「後悔はしないよ。

  俺は、騎馬で戦うのが苦手なんだ」

 

 一刀の答えを聞いて、張遼が僅かに笑うと

 

張「そう言えば名乗ってへんかったな。

  ウチは、性は張、名は遼、字は文遠。ほな、行くでッ!」

 

一「おおッ!」

 

≪ガッギィイイイン!!!≫

 

 2人の武器がぶつかり合い戦いが始まった。

 

 

≪ギィイイイ! ガッ! ギギギンッ!≫

 

 張遼の流れる様な攻撃を一刀は受け流しながら、

 攻撃出来る隙を窺う。

 

張「オラオラッ! 防いでばっかりじゃ勝てへんでッ!」

 

一「・・くッ!」

 

 喋りながらでも攻撃が衰える事が無く一刀を責める。

 

一(速い! 疾風で防ぐのがやっとか! どうすr―ッ?!)

 

 攻撃を捌きながら次の手を考える一刀。

 一瞬、動きが鈍る。

 それを見逃す程、相手は甘くない

 

張「貰った! でりゃああああああっ!」

 

≪ビュッ!≫

 その一撃は一刀の腹に吸い込まれる様に

≪ドンッ!!≫

 

張「!?」

 

一「グッ!・・はぁッ!」

 

 偃月刀が当たったが、

 一刀は表情を少し歪めなら刀を振るう。

 

張「チッ!」

 

 倒れない一刀に張遼は驚いたが、瞬時にその攻撃を避け距離をとる。

 

一「くッ、惜しい!」

 

張「どういうこっちゃ?

  何か下に仕込んでんのか?」

 

 張遼は自分の武器を見た後、一刀に問いかけるが、

 一刀は笑いながら、

 

一「さぁ? 仲間になってくれたら教えるよ」

 

 答えを聞いて張遼は、一刀をジッと見詰める。

 暫くすると表情が猛禽類を彷彿さる笑みへと変わる。

 

張「ふふ・・・っ! おもろい、おもろいなぁ」

 

 そう言いながら、何かを思い出した様に

 

張「・・・思い出した、アンタの二つ名は鋼やったなぁ?」

 

一「ああ」

 

張「ただの噂やと思うてたけど、ホンマやってんなぁ」

 

 張遼は武器を・・・飛龍偃月刀を確認し構え直す。

 目に闘志が宿ると

 

張「アンタの鋼とウチの神速どっちが強いか勝負ッ!」

 

〈ダッ!〉

 言い終えると同時に距離を一気に詰める張遼。

 

張「ウチの本気の一撃受けてみぃッ!!」

 

一「!!」

 

≪――ッ!≫

 張遼から凄まじい速さの一撃が一刀へと繰り出された。

 

 

 

一「・・・・」

 

張「・・・・」

 

 攻撃した張遼が一刀から離れる。

 

張「・・よう、避けたな。でも――」

 

 張遼は嬉しそうに『に』っと笑いながら、

 

張「ウチの一撃の方が強いみたいやな」

 

 一刀の頬から血が流れ服を汚す。

 

一「・・・みたいだね」

 

張「どうする? アンタに勝ち目は無いで?」

 

 張遼の問に一刀は、無言で頬を拭い、 

 

一「・・・そうでも無いさ」

 

張「?」

 

 一刀は深く深呼吸し

 そして、

 

一「北郷流操氣術、烈火!」

 

張「?!」

 

 急に、一刀の雰囲気が変わり驚く張遼。

 一刀は少し前のめりに構え、

 

一「今度は、こっちから行くぞッ!」

 

〈ドン!〉

 さっきまでとは、段違いの速さで張遼に迫る一刀。

 そのままの勢いで刀を振るう。

 

張「チッ!」

 

 ≪ギィイインッ!≫

  少し驚きながらも受け止めるが、

 

張「なッ?!」

 

 受け止めた衝撃で少し体が浮かぶ。

 

一「まだまだッ!」

 

張「ッ! 舐めんなッ!」

 

 一刀の追撃に張遼も反撃する。

 

≪ギィン! ドッ! ギギギギッ!!≫

 何合か打ち合い、力比べになる。

 

張「どんなカラクリや? さっきまでと全然ちゃうやないかッ!」

 

一「さぁ、どうしてだろうねッ!」

 

 ≪ギンッ!≫

 互いに距離を取る様に離れる。

 

張「楽しいなぁ。男で此処まで出来る奴は初めてやわぁ」

 

一「ありがとうって言った方が良いのかな?」

 

 張遼は、とても楽しそうに笑っている。

 一刀もつられて笑みを浮かべる。

 そんな一刀を見ながら張遼は、

 

張「・・急に脆くなったなぁ。

  それが、強くなった対価なんか?」

 

一「・・・さぁ」

 

 張遼の指摘通り、一刀は先程まで傷一つ付かなかったが、

 腕に傷ができ血が滲み、服も所々傷付いている。 

 

張「まあ、ええわ。そろそろ決着付けよやないか」

 

一「ああ」

 

 2人から笑みが消え、辺りから音が消える。

 緊張感が2人を包む。

 

 その時――

 

 

?「遅いぞ、北郷!!」

 

 

 緊張をぶち壊す声が響いた。

 

 

 

 

・・・・つづく

 

〈あとがき〉

 

 どうも、猫です。お久しぶりです<(_ _)> 前回も同じ事を書いた様な・・・(^^; 

 久しぶりに書くので、きちんと書けているか心配です(><)

 本当は諦め様かと思いましたが、今度新作の「萌将伝」が発売すると知って、

 完結まで頑張ろうと思います! 投稿は不定期になると思いますが、

もう少し猫の外史に、お付き合い下さい<(_ _)>

 

★新能力

 烈火・・・素早さ・力が格段に強くなる、攻撃特化の型。

      筋力等は強化されるが、今までの様な氣による防御力が無くなる諸刃の剣。

 

 

 次回は、董卓編完結(^^; お楽しみに(^O^)/

 

 コメント・メール・友録、何でもお待ちしています<(_ _)>

 

 


 
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