一刀「・・・・それで?・・・改まって何言うつもりだ?」
華琳「わが国もそこそこ安定してきたから再開しようと思うの・・・異論ないわね?」
一刀「ああ、無い・・・でだ、どっちを攻めるんだ?」
華琳「呉・・・かしらね。風、稟。予想される兵力はいくら?」
稟「こちらが50万・・・相手は良くて30万といったところでしょう」
風「おそらくあちらも全力で来ると思いますので・・・・苦戦するでしょうねぇ~」
華琳「そう・・・準備始めなさい!呉に攻め入るわよ」
一刀「華琳・・・俺は一足先に呉に入る・・・いいか?」
華琳「なぜ?と聞いておくわね」
一刀「呉が何かしらの策をしてくるかもしれない・・・いや、おそらくしてくるだろう・・・そこで俺が先に呉に入り、後から来る華琳たちに情報を伝える・・・・通常の兵でもできるがあちらには優秀なやつも多いとおもうからな・・・」
華琳「そう・・・ならば、三羽鳥をつけて「いや、いい」危険よ」
一刀「華琳(そっと近づき・・・彼女にしか聞こえない声で)俺はすぐに蜀に行く・・・・本命は蜀と思わせるためにな・・・それに・・・嫌な予感がする・・・」
華琳「そう・・・生きて帰ってきなさいよ」
一刀「モチロン」
風「おにーさん・・・風もお供してもよろしいですか?」
一刀「華琳?」
華琳「いいわ・・・風、一刀のこと・・・頼んだわよ」
風「わかったのです~・・・では、出立はいつですか?」
一刀「今すぐにだ・・・・必要最低限のものだけ持て・・・いいな」
風「はいなのですよ~」
一刀「北郷隊は三羽鳥の指示を受けろ・・・いいな?」
兵『はい!』
凪「隊長・・・お気をつけて」
一刀「わかってる・・・・真桜、あれを使えるようにしとけ・・・」
真桜「わかったでぇ~・・・・うっしゃぁ、お前らきばっていくでぇ」
兵「おおおおお!」
一刀「沙和・・・・頼むぞ」
沙和「わかったの~」
麗「我が君・・・・私は・・・」
一刀「麗・・・お前は・・・・凪・・・頼めるか?」
凪「はい・・・任せてください」
一刀「麗・・・凪の指示に従え・・・・中軍の指示ぐらいはやれるよな?」
麗「はい!」
一刀「のれ!風」
風「はいなのですよ~・・・」
一刀「行くぞ!・・・・」
風「おにーさんから抱きつかれるような・・・にゅふふ」
一刀「黙ってないと・・・舌かむぞ」
風「わかったのです~・・・おおう」
一刀「頼りにしてるぞ・・・・影」
影「ブルルルルルル」
風「これは・・・・はやいのです・・・・」
凪「麗・・・・あなたは北郷隊を指揮してください・・・・できますね?」
麗「はい・・・凪様」
春蘭「華琳様・・・兵の準備完了しました」
華琳「そう・・・なら、明日呉に向けて出発する・・・・皆今日はよく休むように」
『御意!』
戦華「曹操殿」
華琳「華雄・・・それに恋に霞まで・・どうしたのかしら?」
戦華「曹操殿・・・我らも一刀様の下に行くことをお許しください」
華琳「貴方たち・・・・わかってるのかしら?一刀を追うってことは・・・」
恋「にぃと一緒に居たい」
霞「そや、それに神速のうちが追いつけないはずが「あるわよ」なんやて」
華琳「一刀の馬は私の馬よりも恋の馬よりも遥かに早いはよ・・・・それに追いつけるというの?」
霞「いくら馬が良かろうとも・・・一刀はお世辞にもうまいとはいえんはずや」
華琳「そうね・・・一刀は馬に慣れてない・・・けど、馬のほうはどうかしらね?」
霞「それって・・・・まさか、馬に任せるってことか?」
華琳「ええ・・・彼の愛馬・・・影ならきっと一刀の言うことを理解するはずよ・・・・それだけ信頼し合ってる中ですもの」
戦華「では・・・我らが今追いかけたとて・・・・無理だと?」
華琳「ええ、それに華雄と恋には城に残ってもらうわ・・・・一刀がなにやら心配してたの・・・・もしかしたらってこと・・・・考えたくないけどありえるかもしれないわ・・・・だから」
戦華「そうですか・・・・わかりました。こんな時間にすみません・・・・曹操殿」
華琳「いえ・・・気にしないで・・・・貴方たちなら来ると思っていたわよ・・・・ところで律はどうしたのかしら?」
恋「律・・・いない・・・・」
華琳「いない?それは・・・・」
カスミ「劉備に連れさらわれた・・・・といったほうがいいでしょうね」
華琳「あなたは・・・たしか・・・・」
カスミ「はい・・・一刀様の護衛をしております・・・カスミと申します・・・」
華琳「劉備に連れ去られたってのは本当なの?」
カスミ「はい・・・・サクラよりお姿をみたとの連絡を受けておりますゆえに・・・」
華琳「そう・・・・リュウビ・・・・ドコマデオロカナオンナナノ」
戦華「カズト様ノハイカヲツレサルナド・・・」
恋「ニイ、レンモテツダウ・・・・リュウビコロス」
霞「ぶっそうやね・・・せやけど・・・・ドウカンヤ・・・・コウカイサセタルデェ」
カスミ「フフフ・・・・サクラ、モウスグアナタノデバンデスヨ・・・・」
華琳「カズト・・・・リュウビヲクルシメテアゲマショウネ・・・・カナラズ」
あとがき
ってことで劉備・・・虐殺決定・・・・おそらく抵抗するものは塵になりそうですね
コメントしてくださいました方(名前忘れた)の希望を採用して、連合はなし、蜀てか劉備に矛先が向かうような展開になります・・・・
次回さらに驚愕の展開が・・・・あればいいな
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