No.137090

病姫仮想 紫苑 桔梗 祭

護衛さん

順番は適当です
早く見たい人は催促でもしてください

2010-04-18 11:49:37 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:7353   閲覧ユーザー数:6101

村主「俺たちも大きくなったよなぁ・・・・」

桃香「そうだねぇ・・・・ところでゴシュジンサマ」

村主「ん?どうかしたか?」

病香「年上だからって・・・ロウラクサレナイデネ」

村主「気をつけるよ・・・・『少しよろしいですか?ご主人様』ん?紫苑?」

紫苑「少し・・・桔梗を説得するのはいいのですが・・・・」

桃香「それじゃぁ、ご主人様。私はいくね」

村主「ああ、頑張ってな」

桃香「はーい」

村主「それで・・・話はその巌顔さんのこと?」

紫苑「はい・・・桔梗は根っからの戦人・・・・単に説得しても効果はないと思いますが・・・・」

村主「一度戦わないとだめ・・・・か。そのことを伝えに?」

紫苑「はい・・・・それと、ご主人様」

村主「ん?」

紫苑「今夜・・・部屋に行ってもよろしいですか?」

村主「べつにかまわないけど・・・・」

紫苑「では・・・・のちほど・・・・」

村主「わかった」

『コンコン』

村主「はい・・・どうぞ」

紫苑「失礼します・・・・ご主人様」

村主「紫苑か・・・・どうした?」

紫苑「ご主人様は・・・年上はお嫌いなのですか?」

村主「いや・・・そうゆうわけじゃないけど・・・・どうかしたのか?」

紫苑「いえ・・・ただ、聞きたかっただけですわ・・・・一緒に寝てもよろしいでしょうか?」

村主「いいけど・・・寝るだけだよ」

紫苑「はい・・・わかっております・・・」

村主「くぅ~(zzz)」

紫苑「あらあら、かわいい寝顔・・・・この寝顔が私だけのものだったよかったのに・・・・」

村主「zzz・・・・紫苑・・・・だめだ・・・・・」

紫苑「あら、うふふ、私がご主人様と・・・何をやってるのかしらね・・・・」

紫苑「この方が主でよかった・・・・本当に・・・・」

桔梗

桔梗「お館様~お館様どこですか?」

村主「ん~?桔梗・・・俺はここだが」

桔梗「おお、お館様ここにいましたか・・・・度重なる焔耶の始末・・・申し訳ありませぬ」

村主「いいよ・・・元気なのはいいことだと思うし」

桔梗「あれは・・・元気といえるのでしょうか・・・・」

村主「それで・・・・わざわざそのために探してたの?」

桔梗「そうですぞ・・・・それがなにか?」

村主「いや・・・・ふぁぁぁ・・・少し眠いな・・・・ねぇ、桔梗」

桔梗「なんでございましょう?」

村主「嫌じゃなかったら・・・少しひざ貸してほしいのだけど・・・・だめ?かな?」

桔梗「なんと・・・わしの足でいいならどうぞ・・・・お使いください」

村主「ありがとう・・・・んっ・・・よいしょ・・・ああ、気持ちいいな」

桔梗「それはようございました・・・・・」

村主「少しの・・・・あいだ・・・・・ね・・・・・」

桔梗「はい・・・・おやすみなさいませ・・・・・」

桔梗「ほんに・・・不思議なお方だ・・・・下ったとはいえ、こうも簡単に信じてしまうとは・・・」

紫苑「でもそれがご主人様のすごいところよ・・・桔梗」

桔梗「紫苑・・・・お前もやはりそこに惚れたか?」

紫苑「そう・・・かもしれないわ・・・・ねぇ、桔梗」

桔梗「そう警戒せずとも・・・取りはせんよ・・・しかし、おぬしがそこまでほれ込むとはな・・・人生わからぬものよ・・・のう、紫苑」

紫苑「ええ・・・そうね・・・・あら、ふふふ」

村主「ダイスキだよ・・・・・紫苑・・・・姉さん・・・・桔梗・・・・姉さん・・・・」

桔梗「おやおや・・・いったい何の夢をみているのか・・・気になるところだな・・・・紫苑」

紫苑「ええ、そうね・・・・今度二人で聞いてみようかしら?桔梗」

二人「「お慕いしております、お館様(ご主人様)」」

祭「村主、村主!どこだ」

村主「ここにいるよ、祭さん」

祭「おお・・・ここにおったか・・・・何をしてる?」

村主「少し、弓の勉強をね・・・・思ったより大変だね・・・これも」

祭「おぬしにはそうかもしれんが・・・・わしらには簡単なことよ・・・・ほれ、ここをこうして・・・」

村主「ちょっと祭さん・・・その・・・胸が・・・」

祭「何じゃ胸くらい・・・・どうとでもなろう?それとも気になるか?」

村主「そりゃ・・・綺麗な人にこんなに密着されれば・・・ね」

祭「はっはっは、わしを年頃の女子と一緒にするとはな・・・・おぬしもまだまだ若いのぉ・・・」

村主「だって・・・・綺麗なのは事実だろ?」

祭「うれしいのぉ・・・好いてる男にこのように言われようとは・・・・わしのコレまでも無じゃなかったようじゃの・・・のう、村主」

村主「なに?祭さん」

祭「おぬしは蜀の人間じゃ・・・呉のわしを口説いてどうするつもりじゃ?」

村主「さぁね・・・」

祭「なんとも・・・意地悪じゃのぉ・・・」

村主「かもね・・・・ねぇ、祭さん」

祭「なんじゃ?村主」

村主「もう少しだけ・・・・このままでいたせて・・・・・」

祭「甘えん坊じゃのう・・・・よかろう・・・・好きなだけするがよい・・・・わしも・・・・うれしいからのぉ・・・」

村主「ありがとう・・・・祭さん」

紫苑「あら」

桔梗「ふむ」

祭「なんじゃ・・・おぬしら」

紫苑「何をしているのですか?」

桔梗「お館様から離れてもらおうか」

祭「そう、殺気だつでない・・・村主が起きてしまうではないか・・・・しばし、ここで寝ておれ・・・」

祭「して・・・なんじゃ?用くらいあるのであろう?」

紫苑「ええ・・・その前にご主人様に何をしていたか聞きたいわ。ねぇ、桔梗」

桔梗「そうじゃな・・・・事と次第によっては・・・・」

祭「なんじゃおぬしらも・・・・村主を好いているのか?なるほどな・・・・だから殺気立っているのじゃな」

紫苑「それは・・・貴方には関係のないことよ・・・・」

桔梗「それ以前に我らが主が他国の将と抱き合っているなどと・・・・・疑わぬほうがおかしいであろう?」

祭「それはもっともじゃが・・・・わしは何もしておらん・・・・ただ、村主が頼んできたのでな・・・・」

紫苑「ご主人様が?・・・そう」

桔梗「そうじゃったのか・・・・して、黄蓋殿・・・・先ほどのおぬしら『も』というのはなんじゃ?」

祭「ソレぐらい言わぬともわかるだろ・・・・そうじゃわしも村主を好いておる・・・国関係なくじゃ・・・どうじゃ・・・満足か?」

紫苑「ええ・・・・それにしても、ご主人様にも困ったものね」

桔梗「まったく・・・わしらに手を出しておきながら・・・・黄蓋殿にも手を出すとは・・・・」

祭「ふむ・・・なにやら共通するところがあるやもしれん・・・・よし、お二人とも今後わしのことは祭と呼んでくれ・・・・」

紫苑「あら、なら私のことは紫苑と」

桔梗「わしは桔梗じゃ・・・よろしく頼むぞ、祭殿」

祭「モチロンじゃ・・・・若いやつらに村主を渡してなるものか」

紫苑「ええ、がんばりましょう」

桔梗「そうじゃな」

村主「・・・・紫苑「はい」桔梗「はい」祭さん「なんじゃ」・・・・寒い」

紫苑「これはいけませんわ・・・・桔梗、祭殿」

桔梗「お館様しばし待っておられよ・・・・」

祭「すぐに暖めてやるのでな・・・・」

村主「・・・・ミンナ・・・・仲良く・・・・・ね・・・・」

三人「「「ハイ、モチロンデス」」」


 
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