No.134729

魔界のブックマーク小ネタ集~隠し要素編~

ノワールさん

ゲームクリア特典
・「ラウザルク」&「ロード」のしおりが貰える。
・ブラゴ&シェリーがSAキャラで仲間に加わる。
・隠しボス(何度でも戦える)と戦えるようになる。
・ゾフィスはホーバークキャッスルの奥にいる。

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2010-04-06 13:43:19 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3618   閲覧ユーザー数:3588

~ロードのしおり(ラスボスを倒すと貰えるしおり。隠しボス、ゾフィスと戦う事が出来る)~

 狂殺四天王の1人、ネーロの「残留思念を実体化」する能力。

 この能力でガッシュ達が今まで倒した魔物の怨念を実体化させた。

 その為、魔本やパートナーが無くても呪文を使う事が出来る。

 おそらくホーバーク・キャッスルにいるというゾフィスもその怨念が実体化したものだろう。

 

「さあ、行きましょう皆さん…あの最低最悪の魔物、ゾフィスを倒しに…」

「あ、ああ…」

「は、はい…」

 

 シェリーの迫力の前に清麿と恵(と仲間一同)はただうなずく事しか出来なかった…。

 

(フン…本物は既に倒した…実体化した怨念だろうが…)

 

 ただ1人、ブラゴだけが平然としていた。

 

 

~VSゾフィス~

「ディオガ・グラビドン!!」

「グハアアアアア!!」

「バベルガ・グラビドン!!」

「ギャアアアアアアア!!」

 

 シェリーは心の力を惜しみなく使い、ブラゴは容赦無くゾフィスに呪文を叩き込む。

 ゾフィスを倒したのはこれで10度目だ。

 

「シェリー、あいつはただの怨念だ…何度倒しても蘇るぞ…」

 

 何度倒しても同じ台詞を言い襲い掛かってくるゾフィスの怨念…ブラゴとシェリーに倒された恨みはやはり深いのだろう。

 

「だからいいのよ…何度でもあいつを倒す事が出来るじゃない…」

「それもそうだな」

 

 冷静な表情で恐ろしい事を言うシェリーにブラゴ以外のメンバーはただただ恐怖するだけだった…。

 

 

~ザケルのしおり&ザケルガのしおり(装備するとティオとキャンチョメもザケル&ザケルガが使える)~

「じゃ、早速使ってみるわね」

 

 恵はザケルのしおりとザケルガのしおりを本に挟んだ。

 

「ザケル!」

 

 ティオの手から電撃が放たれ、敵を倒した。

 

「ザケルガ!」

 

 ティオの手からザケルより強力が電撃が放たれて2体の敵をまとめて撃破した。

 

「オオ…私はあのような術を口から出しておるのだな…」

「ああ、お前は口からだがな」

 

 術を唱えると気絶してしまうガッシュは初めて自分の術を見る事が出来た。

 

「ところで恵さん…その格好は?」

「ああ、これ?どうせなら服装も同じにしようと思って…」

 

 恵は清麿の服を借りて着ていた。

 本の持ち方もいつもと違い清麿と同じ様に持っている。

 

(恵さん、とても同じ服とは思えないよ…)

 

 恵が男物の服…しかも自分の服を着てくれている事に清麿は喜んだ。

 

(清麿くんの服、大きいな…逞しいのね…)

 

 大き目の服…清麿の服を着られる事が恵には嬉しかった。

 

 

「おお~い清麿~恵~私達を無視しないでくれ~」

「僕も口から電撃出せる様になったんだよ~」

 

 2人の世界に突入している清麿と恵に声をかけるフォルゴレとキャンチョメだった…。

 

 

~ラウザルクのしおり(装備するとティオとキャンチョメもラウザルクが使える)~

「「「ラウザルク!!」」」

 

 清麿と恵とフォルゴレがラウザルクを唱えると、ガッシュとティオとキャンチョメの体が電撃を纏う。

 

「オオ…ティオもキャンチョメも体が光っておるのだ!」

「うわぁ…こんな感じなんだ…」

「よーし!これでもうティオの首絞めも怖くないぞー!」

「ムッ…ぬぁんですって~!!」

「ウワアアア!!ティオが首絞めティオにー!!」

 

 ティオの顔がまるで別人の様に恐ろしい形相になり、キャンチョメを睨み付ける。

 

「誰の首絞めが怖くないですって~!!」

「た、助けてフォルゴレ~……」

 

 ティオは外見からは想像も出来ない強い握力でキャンチョメの首を絞める。

 

「ワー!!キャンチョメー!!」

「ウヌウ…やっぱりティオの首絞めは怖いのだ…」

「しかもラウザルク付きだからな…これは怖い…」

「もう…ティオったら…」

 

 自分も泣くフォルゴレ、怖がるガッシュと清麿、怖がりつつも少し呆れ気味の恵…しかし誰も止めようとしない。

 何故なら今のティオが怖くて誰も近付けないから…。

 

 

~セウシルのしおり(装備するとガッシュ&キャンチョメもセウシルが使える)~

「じゃ、使ってみるか」

 

 清麿はセウシルのしおりを本に挟んだ。

 

「セウシル!」

 

 ガッシュの周りにドーム型のバリアが現れる。

 

「これならラシルドと違って全方向の敵に対応出来るな」

「敵がどこから攻撃して来ても防ぐ事が出来るから便利でしょう?」

「ああ」

 

 セウシルの便利さに改めて感心する清麿と恵。

 

「どう?私の盾は凄いでしょ?」

「ウヌ、凄いのだ!」

 

 自分の盾の術を清麿に褒められて喜ぶティオにガッシュは素直な返事を返す。

 

「本は…こうかな?」

「そうそう。清麿くん、上手ね」

 

 清麿は本の持ち方を恵と同じにした。

 

「結構持ちにくいな…恵さんよく平気だな…」

「そう?」

「でも、この持ち方カッコ良いよな」

「ありがと。この持ち方気に入ってるの」

 

 清麿と恵は本の持ち方で盛り上がり始めた。

 

 

「おお~い、また私達は無視なのか~い?」

「あの~僕も盾出してるんだけど~」

 

 またもや2人の世界に突入している清麿と恵に声をかけるフォルゴレとキャンチョメだった…。

 

 

~コポルクのしおり(装備するとガッシュ&ティオもコポルクが使える)~

「清麿、早くして欲しいのだ!」

「恵~早く小さくなって見たい~」

「分かった分かった、落ち着けよお前ら…」

「はいはい、本にしおりを挟むからちょっと待ってね」

 

 清麿と恵はコポルクのしおりを本に挟んだ。

 

「「コポルク!」」

 

 2人が呪文を唱えると、ポン!と言う音と共にガッシュとティオが煙に包まれた。

 

「オオ!!小さくなったのだ!!」

「うわ~清麿と恵が大きい~」

 

 気が付いたら清麿と恵の足元に小さくなったガッシュとティオがいた。

 

「2人共そんな所にいると危ないぞ…ほら、早く乗るんだ」

「そうよティオ、こっちいらっしゃい」

 

 清麿と恵はしゃがみ込んでガッシュとティオに手のひらを差し出す。

 

「ウヌ!分かったのだ!」

「は~い」

 

 ガッシュは清麿の、ティオは恵の手のひらの上に乗る。

 

「やれやれ…小さくなれたのが本当に嬉しいんだな…」

「本当ね…でも2人共凄く楽しそう…」

「ああ、そうだな」

「ふふっ」

 

 大はしゃぎするガッシュとティオを見ながら微笑む清麿と恵。

 

 

「またまた私達は無視か…もう分かってたけどさ…3回目だしさ…」

「ねえ、僕の立場は?これは元々僕の術なのに~」

 

 またまた2人の世界に突入している清麿と恵に諦め顔で声をかけるフォルゴレとキャンチョメだった…。

 

 

~優しい王様のしおり(1枚装備すると攻撃、防御、術が+20、体力、心の力が200上がる)~

「このしおりがあれば私は優しい王様なのだ!」

「あら、私もよ!」

「僕は無敵のキャンチョメ様だぞ~!」

 

 装備した3人は大はしゃぎだ。

 

「ホウ…ならば試してみるか…?」

 

 3人の後ろに腕を組んで仁王立ちするブラゴ。

 

「ウヌ!今ならブラゴにだって負けぬのだ!」

「わ、私は遠慮しておくわ…(じょ、冗談じゃないわ…3枚装備しても勝てっこないわよ…!)」

「ウワ~ン!ゴメンナサイゴメンサイー!!助けてフォルゴレ~!!」

「ウヌ?どうしたのだ2人共…?」

 

 やる気満々なガッシュと違い、ティオとキャンチョメはブラゴを見ただけで全速力で逃げ出した…。

 

「ブラゴ!何て事言うの貴方は!朱色の本の子と黄色の本の子、怖がって逃げ出してしまったじゃない!」

「フン……」

「ちょっと、ブラゴ!待ちなさい!」

 

 シェリーの言葉に聞く耳持たず、ブラゴは去って行った…シェリーは慌ててブラゴの後を追う。

 

「ウヌウ…私は一体どうすれば良いのだ…?」

 

 ただ1人取り残されたガッシュは呆然と立ち尽くした…。

 

 終わり。

 

 

<あとがき>

キヨメグネタが2人の世界に突入ネタばかりになってしまいましたので、キャンチョメ&フォルゴレが可哀想になってしまいました…。

隠しボスのゾフィス、ゼオン、ワイズマンは当時のサンデーにも載っていたので知っている方は多いと思います。

ザケルのしおり&ザケルガのしおりは攻略本にも載っていません…後にサンデーで掲載されました。

当時イベント会場でザケルガのしおりのデータが貰える…と言うのがあったのを覚えています。


 
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