「君は、桜の花のようだね」
そう、あなたは言った。
「あら、すぐ枯れ落ちるってこと?」
そう、私が言うと、
「違うよ。何度でもまた、きれいに咲く。君を見ていると、飽きることがないってこと」
そう、言ってくれる。
また今年も桜が咲きます。
きれいに、きれいに咲きます。
あなたがいるから桜は咲くのです。
きっと見る人がいないと桜は咲かないんじゃないのかな。
そう、思います。
今年もまた満開の桜の下で君と。
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久しぶりの五分小説です。
少しサボていたので、リハビリにでもなれたらなと思って投稿します。
読んでくださったらうれしいです。