東の空から朝日が昇り始めて間もない頃。
眠りから覚め始めた鳥達の囀りに、白夜は目を覚ました。
白夜「ん・・・・朝、ですか・・・・」
ゆっくりと上半身を起こし身体をグッと伸ばすと、肺腑の隅々まで行き渡るよう深く空気を吸い込む。
そしてゆっくりと息を吐き出すと、ぼんやりとしていた意識が少しずつ覚醒していく。
白夜「さて、確か昼から中庭で今後についての話し合いでしたねぇ」
長髪をゴム紐で軽く束ね、懐中時計で時間を確認する。
当然の事ながら時刻は早朝を示しており、昼までには相当時間があった。
白夜「それまでどうしましょうかね・・・・?」
左手を右肘に、右手を顎に添える。
考え事をする時の、いつもの癖。
色々と思案した結果、
白夜「・・・・城内の散策でもしてみましょうかね」
そう言って白夜は立ち上がると、杖を右手に部屋の扉を開けた。
その後、白夜は様々な場所を歩いた。
厨房、書庫、厩、武器庫、etc。
そして、現在。
白夜「ここが、城壁の上ですか・・・・」
そう、彼は城壁の上に来ていた。
朝焼けの時間はとうに終わり、青々とした空の下、石畳の床に一つの影が伸びる。
白夜「ここからは、どんな景色が見えるんでしょうね・・・・?」
ゆっくりと顔を空に向け、空気を深く吸い込む。
風に混じって、様々な匂いが鼻孔をくすぐった。
木々の匂い。
土の匂い。
動物達の匂い。
人々の生活の匂い。
ふと、髪を束ねていたゴム紐を外した。
上質な櫛で梳かれたかのように、優しい風がさらさらと髪を撫でていく。
両手を広げ、風を身体全体で受け止める。
羊水に浸かっているかのように、心が安らいだ。
白夜「ここは、良い風が吹くなぁ・・・・」
そう呟いた矢先、
ぐぅ。
白夜「・・・・・・・・」
ほんのり顔を赤らめ、腹に手を当てる。
白夜(そう言えば、朝食の事をすっかり忘れてましたねぇ・・・・)
ポケットから時計を取り出す。
時間は間もなく午前9時を示す所だった。
白夜「・・・・そろそろ部屋に戻りますか」
そう言って再び髪を束ねると、白夜はゆっくりと城壁の階段を下りて行った。
後書きです、ハイ。
最初に書いてある通りです。
やっとパソコン返ってきました~♪
物凄い異音がしていたのでHDDがいかれちゃったのかなぁ、などと思っていたんですが、
ただのファンの故障でした。
急いでDVD-R買ってきてバックアップまでとったのに・・・・
大学生には予定外のきつい出費になってしまいました・・・・
いや~、パソコンないと本当に暇ですね~
ゼルダの伝説とお笑いDVD(ラーメンズ最高!!)で必死に誤魔化してました。
部屋にある漫画も百回以上読み返しちゃいましたしね(主に聖☆おにいさんだけでしたけど)
友人の殆どがまだ帰省中ですし、
俺が今住んでいる地域は娯楽なんて殆ど無いんですよねぇ・・・・
そもそも繁華街(って言っていいのかなぁ?)までが遠いですしね・・・・
最近必ず見てるテレビと言ったら『はなまる幼稚園』と『仮面ライダー』だけだしなぁ
誰か俺に娯楽を与えてくれ・・・・
さて、現在本編鋭意制作中ですのでもうちょっとお待ちくださいね。
閑話休題
今までに投稿した作品の総閲覧数が全て2000超えてました!!(@△@)
参話後篇に至っては2800越え・・・・
本当に有難う御座います!!(TへT)
今後とも頑張りますんでよろしくお願いしますね!!
では、次回の更新でお会いしましょう。
ではではノシ
・・・・ピザハットの『特うまプルコギ』って美味いよね。
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投稿7作品目になりました。
復帰報告と話の繋ぎという意味で投稿しました。
本編はもうちょっと待ってて下さいね。