蜀呉同盟と魏との最終決戦時に突如訪れた五胡の来襲。
蜀・呉そして魏が協力して五胡の撃退に成功した。
これを気に魏は蜀・呉と和解し三国が協力しあってお互いの国を治めていく三国同盟が締結。
長きに渡った戦乱が終結した。
五胡に勝利した祝いの祝勝会が行われていた。
そこには戦闘には参加していない者も参加しており、まだ幼い彼女も参加していた。
「もぉ~お母さんも桔梗さんもみんな飲みすぎだよぉ~。めっなの」
「ごめんなさいね、璃々。でも今日は記念すべき日だから多めに見てね」
「もぉ~しょうがないなぁ~。じゃぁ璃々はごしゅじんさまのところに行ってくるね」
「ええ、いってらしゃ~い」
璃々は今、一刀を探しに城の外にある河原まで来ていた。
「ごしゅじんさま~どこ~」
「!?璃々ちゃん、ここだよ」
「ああ~、ごしゅじんさまだぁ。こんなところでなにしてるの?」
「皆にたくさん飲まされたからね。涼みに着たんだよ」
「そおなんだぁ。ねぇ、ごしゅじんさま。もぉ戦争はおわったんだよね?」
「ああ、そうだよ。これからはみんなでこの国をいい国にしていくんだよ」
「そうなんだぁ。璃々も大きくなったら頑張ってみんなの為にはたらくね」
「そうか、偉いね璃々ちゃん」
「えへへ、ごしゅじんさまにほめてもらえたぁ。ねぇごしゅじんさ・ま!?」
璃々は一刀を見て驚愕した。一刀の体が光だし徐々に体が透けだした。
「・・・そうか。やっぱりここまでなのか。残念だな」
「ねぇ、ごしゅじんさま。どうしちゃったの?なんでお体がすけてるの?」
「どうやら俺の『天の御使い』としての役目が終わってしまったみたいなんだ」
「!!じゃあ、ごしゅじんさまはお空に帰っちゃうの?そんなのだめだよ」
「ゴメンね、璃々ちゃん。でもどうにも出来ないみたいなんだ。でも安心して璃々ちゃん。俺は絶対にここに帰ってくるから」
「ほんとぉ、ごしゅじんさま?なら璃々も泣かないで待ってるから絶対帰ってきてね。やくそくだよぉ」
「うん、やくそ・・くだ。・・・どうやらじか・んが・きた・みたいでね。じゃ・あ・いって・くるね」
「いってらっしゃい。ごしゅ・・・お父さん」
「!!ああ、いってきます。璃々ちゃ・・・・・・」
一刀の体がだんだんと透けてきてついに粒子となり天へと帰っていった。
幼い少女はそれとただじぃっと見つめていた。
まるでその光景を忘れないために目に焼き付けているように
あとがき
ううん、急に仕事が忙しくなってきたせいでモチベーションがあがりません。
やっぱり投稿する直前に停電になったのが痛かったですね。一度書いた内容をまた書くのはきついですね。
ただ、あまり間が空くのも良くないと思ったので意外と好評だった『魏√風END』の第二段を書いてみましたが・・・なぜ璃々ちゃんを選んだろう。
書くのが難しくてなんだか違和感が・・・しかも長くなったので前編・後編の二本になってしまいました。
後編は週末に投稿できると思います。『外史をかける一刀』の続きの方は・・・申し訳ありませんが気長に待っていただけるとありがたいです。
なんとか今月中の投稿再開を目指して頑張ります。
PSなんだか大変な事が起こってますが同志よ、あなたの怒りもわかりますがこの事で投稿をやめるなんて言わないでくださいね。
私は最後まで一ファンとして応援し続けますよ。
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ううっ、急に仕事が忙しくなってきた。
モチベーションをあげる為に本編ではなく此方の方を書いてみました。
気に入っていただいたら幸いです。